Ⅲ平常時の対応
Ⅲ平常時の対応
(1)事務所の建物・設備の安全対策
ドアが衝撃により開かなくなり閉じ込められたときの対策
窓ガラスは割れないか 割れても破片が散乱しない対策
消火器、スプリンクラー、通報システムは問題なく作動するか
エレベーターに閉じ込められたときの対策
(2)電気・水道等のライフラインが停止した場合の対策、必要品の備蓄等
電気 ←発電機の備え
水道 ←ペットボトル1.5リットル10本分(3年で更新)、簡易ろ過装置
ガス ←ガスボンベの備蓄
通信 ←パソコンが破損した場合に備えデータを紙で保管
必要品の備蓄 ←別紙リスト
車 ←ガソリンを満タンにしておく。バッテリーの消耗具合の確認
(3)避難と安否確認
・年間計画に基づく避難訓練の実施
・災害マップを事業所内に掲示。ご利用者宅に配布し避難場所を案内する
・独居、自力で避難できないご利用者のリストアップ(ケアマネ一人につき、最低3名分)
・避難場所となる施設や学校との合同訓練、打ち合わせの実施
・職員・ご利用者の安否に関する情報共有
連絡先を常に最新・正確なものにしておく(情報のアップデート)。
契約時やサー担時等に「災害時にどうするか」を話し合っておく。
(4)他施設及び地域との連携
・避難場所となる施設やデイ、ショート、訪問事業所等と合同研修
・自治体の研修に参加し、地元行政の考え方や進捗を把握する。
・民生委員、包括との連携
(5)研修・訓練の実施
・備品の棚卸しと更新(6月)
・一次救命、応急処置法の習得(9月)
・災害想定で安否確認をリハーサル 伝言ダイヤルを使ってみる(11月)
本BCPは、原則として毎年4月に更新する。