本ページには、第7回電脳魔宴『side TEXT』『side VOXT』にて立卓予定のシナリオ情報が掲載されています。
内容を熟読の上、ページ下部のリンクから『side TEXT/VOXT プレイヤー応募』のフォームにお進みください。
『side TEXT』の卓(Y卓、Q卓)は、完全なテキストセッション卓となります。
『side VOXT』の卓(B卓、I卓、C卓、N卓)は、音声通話も併用するテキストセッション卓(いわゆる「半テキスト」卓)となります。
※side TEXT、side VOXTの卓は、同時に複数の卓に参加しないよう抽選が行われます。あらかじめご了承ください。
また、テキストセッション卓には「最優先日程」として曜日がひとつ指定されています。
これは、「この曜日には原則としてセッションを行う」ということを明確化し、運営上スケジューリングを円滑にするために設定しているものです。この「最優先日程」に合致する卓に参加希望を出されますよう、お願い申し上げます。
この項目には、この卓に参加するにあたって、キャラクター作成における各卓のルールが掲載されています。
想定プレイヤー人数:立卓に必要な人数の目安です。
使用経験点:キャラクター作成にあたって、使用できる経験点に関する情報です。「初期作成+●点」というように記載します。
使用可能データ:GMが使用を許可しているデータ範囲です。
使用禁止データ:このセッションではキャラクター作成の際に使用できないデータです。
必須サプリメント:本セッションの参加に必要なサプリメントです。なお、基本ルールブックはイベント参加にあたって必須としているため、改めての記載はしていません。
使用ツール:オンラインセッションに使用するツールが指定されています。
日程調整:セッションの運営に際し、最優先でセッション予定日を確保する曜日や開催時間が提示されています。特に曜日については、自身のスケジューリングに合致する卓への参加をご検討ください。
通話環境:ボイスチャットを併用する『side VOXT』卓の参加条件として、ここに示す環境が用意できることが必須となります。
備考、特記事項:その他の注意点について記載されています。
また、卓によっては以下の追加情報がある場合もあります。
クイックスタート:ハンドアウトごとに規定されたサンプルキャラクターです。プレイヤー自身でキャラクター作成を行わず、GMが指定したサンプルキャラクターまたは作成済みのキャラクターシートを使用することを選択できます。
ハウスルール:本卓にのみ適用される特別なルールが明示されている場合があります。
病に侵された少女が居た。
妹の為に尽力する兄が居た。
兄は妹を丈夫な体にしたいと望んだ。
――そして、それはいつの間にか狂気へと変わった。
金属の混じりし血肉と、魂の檻を心の臓としてもなお、
それはヒトと呼べるのであろうか。
少女は誰が為に涙を流すのだろうか。
ビーストバインド トリニティ
「鋼色の涙」
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。
細々と遊び続けておりますが、なんとGMの処女作シナリオでございます。
こうして縁あって魔宴でも一卓御用意させて頂くことになりましたが、御手柔らかにお願い致します。
Y卓〔イェソド〕――担当GM:くずもち。
所持範囲によってデータが多少変わります。特に、全員がアドヴェントまで所持しており、かつプレイヤー側がGF掲載データを使用したい場合、GM側の一部データや説明等が変更されます。
【想定プレイヤー人数】 4人
【経験点】初期作成+今回のセッション用に経験点を25点配布
【使用可能データ】
全てのルールブック+各サプリメント+各リプレイ+GF誌
【使用禁止データ】
【必須サプリメント】
「ディケイド」が必要です。
【使用ツール】ココフォリア
【最優先日程】
「木曜日」は、基本的にセッションを行います。
【開催時刻】「21~24時」の時間帯内で調整します。
【想定分割数】
4回前後のセッション日程を予定しています。
絆:織舎かなめ(おりや・-) 関係:慈愛
▼推奨カヴァー:高校生
君が以前病院に入院していた頃、物静かな少女と同じ部屋となった。病に侵されて、病院に入院することが長いと語る彼女は「いつか元気な体で外の世界を見てみたい」と言っていた。
…そして、君が退院してから数ヶ月が経った頃。
君は夜の池袋の街で機械に追われる彼女を目撃した。
※「数年前」は、最近でも1年前程辺りを想定
絆:織舎恒真(おりや・こうま) 関係:友情
君の友人に、病弱な妹を気遣う半魔の青年、織舎恒真が居た。
彼は妹の願いを叶えようとしている様で、君に遭う度に言葉から様々な苦心を覗かせていた。
そんな彼が、ある日君にこんなことを語った。
「妹の願いを叶える方法が見つかったんだ」…と。
※恒真との関係は相談して先輩後輩などの関係にして構いません。
絆:機嶋龍河(きじま・りょうが) 関係:友情など
君の友人には、趣味で戦闘用義体を量産するという、生粋の変人科学者が居る。
そんな彼、機嶋龍河はある日君に珍しくこんな悩みを打ち明けた。
何でも、とある日を境にして、少しづつ彼の制作した義体が無くなっているらしい。
悪用でもされてはいけないから、と言う彼が珍しく君に頭を下げた。「義体の行方を追って欲しい」と。
※ただの依頼枠です。若干製作者のPCネタを含んだNPCですが気にしないで構いません。
絆:長沢遼 関係:信頼
▼カヴァー:死霊課の刑事
君は死霊課の刑事であり、池袋の治安を守る存在である。
ある日君は上司である長沢遼より、事件の捜査を命じられる。
なんでも、機械による無差別襲撃事件が起きている、とのことらしいが…
君が急いで現場に急行すると、不可解なことに、一部の被害者は魂を抜き取られたかのようにして亡くなっていた。
※死霊課枠です。それさえ気をつけていれば特に言うことはないはず。
真っ赤なお鼻のトナカイさんは、
ぴかぴかの鼻で闇を切り裂き、
破滅へ向けて突き進む――。
聖夜を前に奪われた、トナカイたちの騎乗権限。
池袋を焦土にすべくマッハ25で飛来する、
七条の力学爆弾。
暴走する聖夜の運び手。
サンタの、トナカイの、聖夜の、人々の運命は、
半魔たちに託された!
ビーストバインド トリニティ
「ホーリーナイト・オーヴァードライブ」
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。
祝!BBT12周年!
祝!!電脳魔宴開催!!
今回は個人的な事情で12月にメインプレイ開始させていただく予定となりましたので、めでたい雰囲気を共有する意味でも、12月といえばコレ!というイベントをテーマとしたシナリオを用意いたしました。
毎日をハッピーでエゴイスティックなホリデイにしていきましょう!! よろしく御願いいたします!!
Q卓〔キムラヌート〕――担当GM:田中
卓の開催は、12/3以降となる見込みです。
プリプレイは、置きレス形式で事前に行います。そのため、右記の「想定分割数」のセッション日程に含めません。
本シナリオは、シーン数の少ない、短めのシナリオです。その分、1つのシーンで大きく人間性の減るギミックがあり、最終的な人間性の消費は一般的なシナリオと大差ないものとなっています。
【想定プレイヤー人数】 2~4人
【経験点】PLが所持している経験点は使用できませんが、本セッションでのみ使用可能な経験点を25点配付します。
【使用可能データ】
下記の使用禁止データを除き、公式データはすべて使用可。ただし、扱いが特殊となる一部のルーツについてはGMに要相談とします。
詳細は「Privatter/Q卓特記事項」を参照。
【使用禁止データ】
【必須サプリメント】なし
【使用ツール】ココフォリア
【最優先日程】
「金曜日」は、基本的にセッションを行います。
【開催時刻】「22~24時」の時間帯内で調整します。
【想定分割数】
プリプレイを置きレス形式で事前進行するものとして、5~6回のセッション日程を予定しています。
本シナリオのハンドアウト配布方法は若干特殊な形を取ります。
『PC1用ハンドアウト』は、ひとりだけが選択してください。
『PC2~4用ハンドアウト』は、『PC1用ハンドアウト』を担当するプレイヤー以外で全員が共通の内容です。『PC2~4用ハンドアウト』を担当するプレイヤーは、ハンドアウトの内容に加えて、次の『追加動機表』からひとつ選んで動機を強化することを推奨します。
プリプレイで取得するPC間の絆は、「PC番号が次に大きいPC」に対して取得してください(PC番号が最も大きいPCは、最も小さいPCに対して取得)。
詳細は、Privatter/Q卓プリプレイ情報もご確認ください。
霧原 紫吹とは、恩人、親友など、特に強い結びつきがある。力を貸すのは当然のことだ。(1人まで)
“ユールヴォーダン”とは、シナリオ開始以前から因縁がある。奴は敵だ。(1人まで/追加OPあり)
邪悪を許せない性格である・魔を祓うのが一族の使命である等、個人的に現状を看過できない。
所属する組織や仕える主人、親しい友などが“ユールヴォーダン”やトゥーレ騎士団を打倒すべきと考え、既にその意志のために動いていた。渡りに船だ。
実は自分自身がサンタの一人だ。同じサンタとして、この状況を看過するわけにはいかない。
その他、プレイヤーの任意。
絆:散田ニコラ 関係:信頼、心配、庇護などポジティブなもの(※)
▼クイックスタート:血塗られし魔剣
▼コンストラクション:指定なし
▼カヴァー:指定なし
クリスマスを明日に控えた朝。静謐な空気の漂う夜明けの、訪問者。
それは、友人の散田ニコラという新米サンタだった。
彼女は酷く傷つき、重傷を負っていた。何者かに襲撃され、子ども達にプレゼントを配るためのソリとトナカイを奪われてしまったのだという。
ニコラは子ども達のためにプレゼントを奪還しなくてはならず、どうか力を貸してもらえないかとキミに懇願した。
世界中の子どもたちのプレゼントのために。友人を傷つけた存在に落とし前をつけさせるために。
キミは状況を打破すべく動き出した――先ずは、既知で顔の広いフィクサー、霧原 紫吹(きりはら・しぶき)に連絡を入れる所からだ。
【SA:ニコラの願いを叶える】or【SA:聖夜を守る】
(どちらか任意のものを取得する)
絆:霧原 紫吹(きりはら・しぶき) 関係:信頼、ビジネスなど
▼クイックスタート:幻想の乗り手、ユーレイ少女、人造英雄
▼コンストラクション:指定なし
▼カヴァー:指定なし
キミたちは、正体を隠し人の世界に紛れて生きる人ならざる魔獣、半魔だ。
クリスマス前日の夕刻――イヴを目前に控え明るくも忙しない空気の漂う中、キミたちの共通の知人で、信頼できるフィクサーである霧原 紫吹から依頼が舞い込んだ。
依頼は、『PC①』という半魔、および散田ニコラという新人サンタからのもの。ニコラが襲撃され、騎乗していたソリがトナカイごと奪われてしまったのだという。
迅速な調査の結果、それを為したのは、ナチスの流れを汲む悪逆非道の結社(ダークカルテル)・トゥーレ騎士団の幹部である“ユールヴォーダン”であると知れた。
“世界征服”を目論むトゥーレ騎士団の目的が、善良であるはずもない――神を僭称する強大にして邪悪な相手を打ち破れるのは、キミたちしかいない!
【SA:聖夜を守る】
(※)さらに、『追加動機表』からひとつ、この事件にかかわることとなった動機を設定することを推奨します。▼外見:20前後女性
▼ルーツ:天使=伝説の英雄
▼エゴ【プレゼントを渡したい】
歴2年の新人サンタ。人々を幸せにするべく、赤鼻のトナカイに率いられたソリを受け継いだが、“ユールヴォーダン”の襲撃により負傷しソリを奪われてしまう。
▼外見:60代男性
▼ルーツ:偽ヒーロー=幹部=神格
▼エゴ【クリスマスを征服せよ】
ダークカルテル「トゥーレ騎士団」の幹部級構成員。サンタクロースをオーディンの化身であると主張し、限定的な神の力を有する恐るべきナチスサンタ。地上最速の生物であるサンタのトナカイの騎乗権を強奪する。
▼外見:トナカイ
▼ルーツ:神格=妖獣
▼エゴ【サンタクロースのお手伝い】
サンタのソリを引く8頭のトナカイ。それぞれの固有名は①ルドルフ=ダッシャー、②ダンサー、③プランサー、④ビクセン、⑤コメット、⑥キューピッド、⑦ドナー、⑧ブリッツェン。体重150~180kg。マッハ25で空を駆ける。
▼外見:20代女性
▼ルーツ:異能者
▼エゴ【平穏を維持したい】
半魔。ある「夜の世界の秩序を護ることを目的とする」組織のエージェント。軽いノリだが、真面目な話もできる。PC全員の既知であり、信頼できる依頼人である。
『アドヴェント』P.31参照。ナチス・ドイツを影から動かしてきた魔術結社とナチス残党が融合して生まれた秘密結社。二流の魔術結社に過ぎなかったが、ごく最近“総統”と呼ばれる存在が現れたことにより、圧倒的な力を持つ“悪の組織”として生まれ変わった。
組織の理念は世界征服により、理想世界を現出させること。
深い水底から見上げた憧れに、ただひとときでも身を置けて、
私は本当に幸せでした。
わがままを叶えてもらったんだから、
今度は私が務めを果たさなきゃいけない。
幾星霜と続いてきた運命から、
私だけ逃げ出すわけにはいかない。
……だけど。
どうして私なんだろうと考えてしまうことぐらいは、
どうか許してください。
ビーストバインド トリニティ
「水天のモラトリアム」
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆
――こんな醜いものは、深い深い水底に沈めてしまえばいい
GMとしては初参加の蒼野と申します。
今回は、PCそれぞれのシナリオ絆の対象となっているNPCたちを救うため、あるいはその最期の望みを叶えてやるために邪悪なる古竜を打ち倒していただく、オーソドックスな内容のシナリオをご用意いたしました。
本シナリオは池袋から遠く離れ、人間社会から隔絶されたドミニオンでの出来事であり、ドミニオンの住人たちは皆、諦観に支配されています。そのため、あなたたちが立ち上がらねば、かの古竜を倒そうという者は誰もいません。
大切な絆のため、あるいは譲れないエゴのために、死地に赴く覚悟を持った半魔の皆様をお待ちしております。
B卓〔ビナー〕――担当GM:蒼野
クライマックスフェイズにおける「シーン中の罪の獲得申請」は、『1ラウンドにつき1回』までとする。(戦闘開始前に行われた獲得申請は、1ラウンド目に行ったものとして扱う)
【想定プレイヤー人数】 3人
【経験点】初期作成+本セッション用に経験点を25点配布
【使用可能データ】
下記の使用禁止データを除き、公式データはすべて使用可
【使用禁止データ】
【必須サプリメント】なし
【使用ツール】ココフォリア
【最優先日程】
「金曜日」は、基本的にセッションを行います。
【開催時刻】「21~24時」の時間帯内で調整します。
【想定分割数】
3~4回のセッション日程を予定しています。
【必要な通話環境】聞き専でもよい
絆:御神 翡翠
(関係:任意のポジティブな感情)
▼推奨カヴァー:高校生
(シナリオ絆の対象である御神翡翠が危機に晒されることを見過ごせない、親しい関係性を構築できるのであれば推奨外でも可)
ある日キミは、御神 翡翠(みかみ ひすい)が、半魚人たちによって未知のドミニオンへと繋がるゲートに連れ去られるのを目にした。
翡翠たちを追ってゲートに飛び込んだ君だったが、そこでキミは、翡翠もまた半魚人であり、ここ「泡沫宮(うたかたのみや)」は彼女の故郷であると聞かされた。
しかし、だからといって安穏としていられる状況ではないこともまた、すぐに理解できた。
泡沫宮は長年、鳴胡様と呼ばれる強大な竜の脅威に曝されており、翡翠はその竜に身を捧げて鎮める巫女の役目にあるのだという。
たとえ泡沫宮とそこに住まう人々を守るためとはいえ、翡翠を犠牲にすることは、キミにとって到底納得できなかった。
【SA:翡翠の願いを叶える】
シナリオ絆:碧水
(関係:任意のポジティブな感情)
▼カヴァー:指定なし
キミは不慮の事故、あるいは強大な敵との死闘などの末に傷つき、「泡沫宮(うたかたのみや)」という閉鎖型ドミニオンに漂着した。
ドミニオンを統べる王である碧水(へきすい)は、キミの療養のために便宜を図ってくれ、その代わりに地上の話をしてほしいと願った。
碧水は王という立場からは想像もできないほどに気さくで、キミたちはほどなくして打ち解けた。
しかしすっかり本調子を取り戻した頃、キミは周囲の不穏な緊張感に気がついた。
どうやら泡沫宮は今、鳴胡様と呼ばれる強大な古竜の脅威に曝されており、鎮護のために碧水の妹が巫女として竜に身を捧げる必要があるのだという。
碧水は、国と民のためには致し方なしという態度を取っているが、それは果たして彼の本心なのだろうか。
新たな知己への借りを返すため、キミは一肌脱ぐことを決めた。
【SA:碧水のために行動する】
絆:真珠(関係:哀悼等)
▼カヴァー:指定なし
かつてキミは、深海を領土とする半魚人たちのドミニオン「泡沫宮(うたかたのみや)」の巫女、真珠(まじゅ)と親交を深めたことがある。
泡沫宮の巫女とは、まどろむ強大な古竜、鳴胡様が目覚めた折、その生命を捧げて鳴胡様を封ずる、いわば人柱に等しい存在だった。
真珠の犠牲を避けるために鳴胡様に挑んだキミはしかし破れ、真珠がその身を捧げることで、かろうじて命を救われてしまった。
彼女は最期に、キミに願った。
次に選ばれた巫女には、どうか今度こそ犠牲になる以外の道を与えてやってほしいと。
――あれから50年の歳月が流れ、キミは鳴胡様が再び目覚めの時を迎えようとしているとの情報を耳にした。
真珠と交わした約束を果たすために、キミは久方ぶりに泡沫宮に足を踏み入れた。
【SA:真珠との約束を果たす】
理想があったはずだった。現実があるはずだった。
それが絶妙なバランスで成り立つ『答え』がそこにはあったはずだった。
『昼』と『夜』を足して出来た『日常』へ。
誰もが辿り着けたはずの場所へ。
サヨナラなどいう暇はない。
崩れていく、壊れていく、乾いていく。
最後に送られた『答え』を見つめて、全てに絶望する。
その『日常』は結局『夢』であったのだと。気づいてしまう。
黒く塗りつぶされる世界のスピードに。現実を思い知るのだ。
ビーストバインド トリニティ
「理想と現実の盾へ」
心焦がすは魔の渇望
心繋ぐは人の絆
誰もがきっとそうであると。――は思い知った。
悲しい現実を終わらせよう。
こちらのシナリオは「人と魔物の接し方」をテーマにしたシナリオとなっています。
人目線での魔物の恐ろしさ。魔物目線での人の尊さ。
この二つの間でお互いをどう信じるか。そんなシナリオです。
C卓〔ケセド〕――担当GM:ヤス
【想定プレイヤー人数】 2~3人
【経験点】このセッションでのキャラクター作成にのみ使用できる経験点を30点配布します。
【使用可能データ】
基本ルールブック+各種サプリメント+各種リプレイ掲載分
【必須サプリメント】
「ディケイド」「ドミニオンズ」が必要です。
【使用ツール】ユドナイト(後日参加者にのみアドレス配布予定)
【最優先日程】
「日曜日」は、基本的にセッションを行います。
【開催時刻】「21~24時」の時間帯でのセッションを想定しています。なお、上下1時間程度は調整が可能です。
【想定分割数】
3~4回程度のセッション日程を予定しています。
【必要な通話環境】聞き専でもよい
絆:天音心菜(あまね ここな)
関係:日常
貴方は天音心菜と日常を築いている関係である。
彼女は貴方に親切であり、他の人から見ても彼女は貴方に対して『優しい』と言われている。
そのため社会という『昼』の世界での生活も彼女を中心に回っており、貴方はそれを『良いもの』だと考えている。
しかし、その時に事件が起こる。
彼女が貴方の前からいなくなってしまった。しかも、ここは『昼』の世界の……はず。
不安が蘇る。
いつもより出せない力、謎の場所、そして揃う三人。
違和感がぬぐえない世界。
ここは一体……?
絆:長沢遼
関係:信頼
貴方は死霊課の半魔、または死霊課に協力をしている半魔である。
半魔として、死霊課として『昼』の世界を守ってきた貴方だが、今回も事件だと呼び出された。
それは蜃気楼。それは幻。それは非現実。
何人ものモノたちがそんな現実とは思えないような光景を目の当たりにするような『デジャブ』を感じてしまうという。
心地の良いその風景に誰もが感じてしまうその正体を、貴方は調べて欲しいとの依頼だった。
夏だからと言って暑さが原因だとは思えないこの事実は、現実を大きく震わせる事件へと発展する。
解決するのだ。『昼』と『夜』の狭間が崩壊する前に。
絆:河北 宣旨(かわきた せんじ)
関係:執着
貴方は『昼』を謳歌していた半魔だった。
ある事件中に貴方は貴方の日常の中心にいた河北宣旨に、貴方が戦っている姿を目撃されてしまった。
血に濡れた『魔物の姿』。
それを見た宣旨は発狂してしまい、貴方を拒絶し、ついには精神を病み病院へ送られてしまう。
それからというもの、貴方の日常は何処か壊れ、周りのものも貴方から離れていってしまった。
もう一か月も宣旨に会えない日常を過ごしている中で、貴方は一つの噂を耳にする。
曰く、『嘘を付かなくていい世界』。
曰く、『魔物にとって理想の世界』。
そんな世界が本当にあるのかと思いつつも、何処かでその世界に期待を持ってしまう貴方。宣旨には悪いが、そうした世界があれば体験したいと思えてしまった。本当にそんな世界があるのだろうか……?
影の英国、大英帝国博物館
博物館の奥深くに収蔵された巨大な宝石、月の涙
特別公開日が迫る中、大怪盗からの一通の挑戦状が届く
迎え撃つは稀代の名探偵シャーロック・ホームズ
煌めく月の涙の輝きがほほ笑むのは果たして
大怪盗か、それとも名探偵か
ビーストバインド トリニティ
「影の英国、月の涙」
心繋ぐは人の絆、心焦がすは魔の渇望
影の英国にはまぎれもなく名探偵シャーロック・ホームズが実在します。
そしてその闇にはジャック・ザ・リッパー、謎めいたハイド氏、犯罪王モリアーティらがドミネーターであるドラキュラ伯爵の意図せぬ蠢動をしています。
であれば……怪盗もまたこの影の英国に置いてまさしく実在してもおかしくはないのではないでしょうか?
はたして地球ドミニオンより来るおそるべき大怪盗が夜に深く閉ざされた影の英国に何をもたらし、何を奪い去るのか?
諸君らの健闘を祈ります。
N卓〔ネツァク〕――担当GM:ピーター
応募にあたっては、ピーターGMの基本レギュレーション(リンク先:Privatter)をよくお読みください。
通常のハンドアウトの他に、「AP(アポカリプス)ハンドアウト」(他PCには内容を伏せたハンドアウト)をそれぞれに配布します。
【想定プレイヤー人数】 2~4人
【経験点】このセッションでのキャラクター作成にのみ使用できる経験点を100点配布し、さらにプレイヤー自身が持つ経験点を100点まで使用可能な、高経験点卓です。
【必須サプリメント】全てのサプリメントが必要です。
【最優先日程】
「土曜日」は、基本的にセッションを行います。
【開催時刻】原則として、「21~24時」の時間帯を中心に調整します。
【日程調整に関するその他の事項】
全員の都合が日曜・祝日につき、セッションを行えることになった場合は、その日に限り昼日程も可能です。
【想定分割数】
3~4回程度のセッション日程を予定しています。
【必要な通話環境】聞き専でもよい
PC1を担当するプレイヤーが「GF21-1」を所持しているならば、「ルーツ:ヴィラン」を含むキャラクター作成を推奨します。その他のルーツでも大丈夫です。
PC2~4のシナリオ絆に指定されている主要なパーソナリティについては、「ドミニオンズ」P.122~123を参照。
PC1:地球ドミニオンから来た大怪盗である。
PC2:影の英国におけるワトソンである。ルーツは問わない。いずれにしてもカヴァーはワトソン博士になる。(外の世界から来たPC1でも一目でワトソン博士と分かる。)
PC3:カルンシュタイン伯爵夫人の雇った警備責任者。
PC4:メアリー・ヒューイットの友人。彼女の頼みで怪盗の出現を待つ。
絆:月の涙(関係:執着)
▼キャラクター作成備考:担当プレイヤーが「GF21-1」を所持しているならば、「ルーツ:ヴィラン」を含むキャラクター作成を推奨します。所持していない場合、その他のルーツでも大丈夫です。
キミは世紀の大怪盗だ。地球ドミニオンにおいてもキミを捉えられるものなどいなかった。
影の英国ドミニオンの大英博物館に収蔵された影の英国の至宝、月の涙という宝石が一般公開されるという話を耳にしたキミは、恐るべきドラキュラ伯爵が支配する影の英国に渡り、そして予告状をたたきつけたのだった。
【SA:月の涙を盗み出す】
絆:シャーロック・ホームズ(友人)
キミはシャーロック・ホームズの助手のワトソン博士である。
大英博物館で一般公開される月の涙を狙うという大胆不敵な予告状が届いた。ホームズによればどうやら外国ではずいぶん名の知れた人物らしい。
そして彼の兄マイクロフトに呼び出されたシャーロック・ホームズとキミは大英博物館の警備につくこととなったのだ。
【SA:月の涙を守る】
絆:カーミラ=カルンシュタイン(ビジネス)
キミはカーミラ=カルンシュタインに雇われて、月の涙の一般公開の警備の責任者を務める半魔である。影の英国でキミのような半魔が無事に暮らせるのもドラキュラ伯爵の盟友、カルンシュタイン伯爵夫人がキミを取り立てているからだ。その期待に応えるためには怪盗から月の涙を守り抜かねばならない。
【SA:月の涙を守る】
絆:メアリー・ヒューイット(友人)
キミはメアリー・ヒューイットの友人だ。異国の地より怪盗現るというセンセーショナルな第一報はもちろん彼女の下に届いた。そしてワケあってこの場に立ち会うことができない彼女の代理人としてキミは怪盗が現れるのを待ち構えることにした。
SA:月の涙の行く末を見守る
【side TEXT/VOXT プレイヤー応募フォームを開く】