前澤 創(エピゲノム動態) 伊藤 潤哉(生殖科学)
「前期の講義でES細胞・iPS細胞について考える機会があった。私の知らない世界が多くあると感じ、同時に生殖技術への可能性も感じた。分子生物学・組織学は講義で学ぶことが可能であるが、実践的なことは研究を通してのみ経験可能である。焦点を絞り研究を進めることで3年次になり、自分の進めたい研究も見えてくると感じている。また、発表会・ディスカッションを経験することで理論的な思考力をもてるようになりたい。研究から得ることのできた成果を世に発信することは並大抵の努力ではできない。目標を常に持ち真剣に取り組みたい」
前澤 創(エピゲノム動態) 伊藤 潤哉(生殖科学)
「私は将来、胚培養士として社会に貢献したいと考えております。入学前は別の分野に興味がありましたが、動物人間共生論や動応概論などを通して様々な研究室のお話を伺い、わたしは繁殖学や生殖学に惹かれ研究したいと強く思いこちらのプロジェクトへの参加を志望致しました。現代において、不妊治療の需要はとても高く胚培養士が不足しているといわれています。わたしは大学生生活を通して最先端の分野で研究に取り組み、将来は胚培養士として不妊治療の現場で貢献したいです。また、研究のなかで新たな発見を得て開発などに関わる機会があればいいなと思っています」
加瀨ちひろ(動物行動)植竹勝治(動物管理)
「私がこのプロジェクトを選んだ理由は、幼い頃からの夢を実現するためです。私の夢は、物心ついた時から動物園の飼育員になることでした。そして私が目指す飼育員像は、動物の幸福を常に追求し続ける飼育員です。そのためには、動物の行動に関する知識と観察眼が必要だと考え、それを早い段階で身につけたいと思いこのプロジェクトを選びました。今後は、プロジェクトを通して多くのことを吸収して、自分に必要な知識と観察眼を養い、夢の実現につなげていきます」
加瀨ちひろ(動物行動)植竹勝治(動物管理)
「私は動物と接することが好きで、動物園の飼育員を目指しています。動物と接する中で特に動物の行動ついて興味があります。動物の行動から彼らの気持ちなどを読み取り、動物にとって過ごしやすい環境をつくるような勉強がしたいと考えていた所、このプロジェクトの内容が自分の勉強したい内容ととても当てはまっていた為、参加させていただきました。また、動物行動管理学研究室に入ることが麻布大学に入学しようと思ったきっかけでもあり、少し早い段階からこの研究室で専門的な内容を学べるところが魅力的だと感じました。今後は、将来の為に向けてこのプロジェクトを通して、動物について様々な知識を身につけていきたいと思っています。」
鈴木仁菜
南正人(動物社会) 塚田英晴(保全管理)
「近年、野生動物による被害は増加しています。これらは、人間の活動による生息地の破壊や里山の荒廃、外来種の流入による生態系の変化が影響していると考えられています。ですが、適切な対策を取るにはまだ野生動物の生態や生活、動植物の相互関係など解明されていない事が多くあります。そこで、今回のプロジェクトでの研究を通して自然界で起こっている変化や、野生動物の食性の変化を発見したいと思い参加しました。今後、研究で明らかになった事を生態系と人間の関わりの中の問題解決に生かすと共に、野生動物の保全に尽力していきたいと考えています」
南正人(動物社会) 塚田英晴(保全管理)
「私が本プログラムを選んだのは、野生動物に携わる仕事がしたいからです。私は、野生動物の生態に興味があり、将来は野生動物について研究することを仕事にしたいと考えています。その第一歩として、このプロジェクトに参加しようと思い応募させいただきました。また、授業での南先生と塚田先生のお話が面白かったのも、この研究室を選んだ理由の1つです。まだ本格的な活動は始まっていないので、これからどのような経験ができるのか楽しみです。多くの知識や経験を身につけられるよう努力します」
戸張靖子(小鳥の歌の科学) 南正人(動物社会) 茂木一孝(社会神経科学)
「私が、『求愛発声を解析しよう』プロジェクトを選んだ理由は、幼い頃から身近にいた鳥が好きであったためです。そして、鳥の行動学や相手の声を覚えたり、父親のさえずりを学習するといったそれぞれの鳥独自の求愛発声に興味がありました。現在は、まだ研究を始めたばかりで、戸張先生と先輩方に教えていただくことが多い毎日ですが、このプロジェクトを通して、音声解析ソフトを使用する技術や研究者としての基本的なスキルを身につけていきたいです」
茂木一孝(社会神経科学) 久世明香(行動発達) 菊水健史 (社会内分泌)
「私は、前期に行われた茂木先生の講義を聞き、動物の母子間の関わりについて興味を持ちました。今まで当たり前のように感じていた親の子育てや授乳行為に科学的なメカニズムがあることを考えさせられ、興味を持ち、参加致しました。また、この時期から研究室に携わり、様々な技術を身につけられることにも魅力を感じました。今後は、確かな技術を身につけるとともに、新たな結果が出せるよう目標を持ち、取り組んでいきたいと考えています」
8 「環境変化に伴うイヌの行動内分泌反応に対するサプリメントの影響」
久世 明香(行動発達) 茂木 一孝(社会神経学) 永澤 美保(同調的共生) 菊水 健史(社会内分泌)
私がこのプロジェクトを選んだ理由は、盲導犬育成の一助になる可能性があるという点に非常に魅力を感じたからです。また、実際にサプリメントの効果が実証できれば、盲導犬候補生以外でも環境変化のストレスに苦しむ動物に活用できるのではないかと考えました。2019年12月現在は、週1回研究室に伺って動画での行動観察を進めています。私は動物行動学に非常に興味があるので、早い時期から研究に携われるこの機会を今後も生かせるように、研究活動に励んでいきたいと思っています。
永澤美保(同調的共生) 菊水健史(社会内分泌) 久世 明香(行動発達) 茂木一 孝(社会神経科学)
「このプログラムのアプローチ方法は、遊び行動を観察したのち尿からホルモンを測定するというもののため、入学前から学びたいと考えていた、犬同士または人と犬のコミュニケーションを生理学と行動学の両方の視点から学べると思い参加を希望しました。自分の興味あることに焦点を当て、学ぶことのできる機会は貴重であると思います。頂いた機会を無駄にしないようにひとつずつ疑問を解消し、多くの新しい発見をしていきたいです」
菊水健史(社会内分泌) 永澤美保(同調的共生) 茂木一孝(社会神経科学) 久世明香(行動発達) 南正人(動物社会) 戸張靖子(小鳥の歌)
「私は、入学前から動物に関する研究に興味がありました。そして、菊水教授の講義にてオキシトシンの分泌を調べることで犬が幸せを感じているかを分析できることを知り、ホルモンから動物の心理的な研究を行うことに関心を抱き、「ジェネラリスト」への参加を決意しました。今回私が参加させていただく研究では、ホルモンを測定することで動物の距離間を知り、なぜ動物が共生関係を築けるか証明することが期待されます。この研究を通じて、測定方法など基礎的な技術を身につけつつ最終的にどのようにしたら人と動物の共生社会を作り上げることができるか考えていきたいです」
菊水健史(社会内分泌) 永澤美保(同調的共生) 茂木一孝(社会神経科学) 久世明香(行動発達) 南正人(動物社会) 戸張靖子(小鳥の歌)
「私がジェネラリスト育成研究プログラムで介在動物学研究室の「動物の距離感を決めるホルモン」を選んだ理由は、大学の動物人間共生論という授業がきっかけとなり研究に対して興味を持ったからです。イヌとヒトの絆形成や、それに関わるホルモンについて、興味を惹かれ、今回のプログラムで研究ができると知り参加しました。知らないことを学べる楽しさをこの研究を通して感じ、研究を自分の良い経験として積み重ねていくことが出来たら嬉しいです。私は、大学の授業を通じて専門的な知識を身につけ、今後の研究に活かしたいと考えています。また、この研究プログラムから得た経験や、授業で得た知識を3年生から始まる研究、そして将来に繋げていけたらいいと思います。大学生活を充実した濃いものにし、自分で進んで学ぶ楽しさを知ることができるよう日々精進していきます。まだまだ未熟である部分が多いですが、学ぶ姿勢を忘れずに努力していきたいです」