Character

アルバ国の王女。

王位継承権をめぐる政争に巻き込まれベルタ国へと亡命してきた。

追っ手から逃れるための戦力として用心棒を探していたところ、ケンカ中のケイを見つける。

大剣を軽々と振り回す怪力の持ち主で、明るく前向きな態度を崩さないお転婆姫。

国に残してきた異母弟のことを常に気にかけており、いずれは弟に王位を継がせて自分は補助に徹したいと考えている。

穏やかな性格のエルフの青年。

ケイとは付き合いが長く、元々の面倒見の良さもあってか兄のように世話を焼くことも多い。

王立学院の優秀な学士だったがケイとユヴェルの逃避行に巻き込まれてしまう。

国境付近の集落出身だが、少年の頃に火山の噴火によって故郷と家族を失っている。

一部ではそこそこ名の知れた腕の立つ女用心棒。

物静かで、仕事の相手とはビジネスライクな距離感を維持したがるため、自らについて多くを語ることがなく誰も彼女の素性を知らない。

表向きにはケイ同様ユヴェルに雇われて一行に加わるが、本当の目的は別にあるようで…？

名門貴族・クレミア家の一人娘だが、養子として引き取られた元孤児。

幼いころ行倒れていたところを修道院に保護されたが、それ以前の記憶がないため自分が何者なのかについて漠然とした不安を抱えている。

この大陸では非常に珍しい黒髪で、周囲の子供たちからからかわれた経験も少なくない。

やや臆病だが芯の強い少女。

表向きには占い師、本業は情報屋。

おっとりふんわりとした雰囲気とは裏腹に、情報屋としての仕事ぶりは速さ・正確さともに一流である。

特定の顧客に肩入れしない主義の持ち主だが、どういうわけかユヴェルたちが追っ手から逃げる手引きをしてくれる。

果たしてその真意とは…？