AWE (エー・ダブリュー・イー)
Autonomous Wondering Egg
ごあいさつ
アレクサンダー・テクニークを愛し、学び教えてきた経験豊かな7人の教師仲間が寺子屋のような学びの場を創りました。
生徒と教師が、それぞれの役割を大切にしながら、一緒に学び、探求する場を創って行きます。
目次
\\AWE ディレクター//
(50音順)
(50音順)
安納 献
AT教師、NVC教師、通訳、 他。
生きることを探究し続けています
上原 知子
AT教師
意識を変えて、自分の動きと体験が変わることを遊びたい人
鈴木 重子
AT認定教師。ヴォーカリスト。いのちの響きを紡ぐ歌い手。 ノンバイオレント・コミュニケーション認定トレーナー
芹沢 紀美子
アレクサンダーテクニークの他、クラニオセイクラル、ゲシュタルトセラピーを実践している
田中 千佐子
アレクサンダーテクニーク教師(ATI)、ベイツメソッド教師、SE™インターナショナルオーガナイザー/上級個人セッションプロバイダー/初級ケースコンサルプロバイダー、ポリヴェーガルインスティティートインターナショナル会員、薬剤師 臨床検査技師
常木 香苗
AT教師 / モンテッソーリ教師 / フルーティスト / ボーカリスト 他
\\AWEディレクターのATストーリー//
安納 献のATストーリー
私は学生時代から歌やお芝居に熱中していました。
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そして、大学の後輩に紹介されたのをきっかけにアレクサンダー・テクニークに出会いました。
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参加したワークショップでの経験がテクニークにのめり込むきっかけになりました。
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たった一回のアレクサンダー・テクニークのレッスンで、
毎日練習したら3週間くらいかかるであろう歌の技術の上達があったのです。
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これはなんだろう?!?
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と思いアレクサンダー・テクニークについて詳しく調べ始めました。
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その当時、社会人になりたてだった自分は、レッスンにお金をかけたくなかったので、
ひとまず手当たり次第アレクサンダーの本を買って読みました。
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当時は今ほどたくさんの本が出ていなかったので、
手に入る本は比較的簡単に全て揃えることができました。
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自分の読解力を過信していたので、本に書いてることを実践すればアレクサンダー・テクニークを体得できるだろうと思い込んでいました。
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しかし、本に書いてることを我流で実践しようとすればするほど、腰がどんどん痛くなり、
しまいには諦めてレッスンに通い始めました。
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先生からレッスンを受けるようになってわかったのは、
舞台表現だけでなく心の問題にもアレクサンダーテクニークは非常に役に立つということでした。
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自分の心で起こっていることと体で起こっていることの密接な関係にはとても驚きました。
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考え方を変えると体が変わるし、
体を変えると心の状態も変わったのです!
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心と体のつながりを扱う実践的な手段としてアレクサンダー・テクニークに興味を持った自分は
2002年に当時目白にあったBodyChanceの前身ATAに入学。
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2006年に卒業しました。
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以後、ボディチャンスのプロコースのトレーニングディレクターを務めました。
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また、ATAの授業の一環としてNVC(非暴力コミュニケーション)に出会い、CNVC(Center of Nonviolent Communication)の認定資格もとりました。
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今は自分が今まで世界中の先生から学んできたことをどうしたらもっと簡単に、実践しやすい形で伝えられるかということに興味を持っています。
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特にキャシー・マデンさんの
最近のアレクサンダー・テクニークの定義、
”Constructive Conscious Kindness to Yourself,
Cooperating with Your Design, Supporting Your Dreams
(自分自身のデザインに協力しながら、
自分の夢を応援する、
自分への建設的で意識的な優しさ)”
が気に入っています。
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2022年の穂高養生園でのアレクサンダー・テクニーク・ワークショップ(鈴木重子さんと共に2023年も開催する予定です)についてのページ
上原 知子のATストーリー
アレクサンダーテクニークとの出会いは、劇団の養成所の授業です。
自分の個性が役を演じるためにとても邪魔だと感じていて、
「どうやったら自分自身をシンプルにすることができるんだろう」
「どうやったら役を"演じる"のではなく"生きる"ことが出来るんだろう」
そんなことに疑問を抱えていた時です。
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私はその頃、役者になりたい、それが無理なら尼さんもいいな…なんて思っていたのですが、
アレクサンダーテクニークを学ぶことは、私の本質的な望みにもっと合致していました。
私は、「生きる」こと自体をアクティビティとして取り組みたい、可能性を知りたいと思っていたようです。
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意識・体・感覚・創造性など、総合的に自分を使うことによって、どう動くか、生きるかを探求できることに惹かれました。
そしてアレクサンダーテクニークのレッスンも、起こる体験も、私にとっては変容のアートに見えました。
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アレクサンダーテクニークを学び始めたことによって、
私が普通だと思っていたり、良いと思っていることが、逆に自分を大変で複雑にしているのだと理解し始めました。
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レッスンを行うと、まるで体が消滅した様に体の重さを感じなくなったり、それに伴って呼吸や声が変わるので、はじめは「どうやったら、ずっとこういう状態でいられるんだろう?」とニンジンをぶら下げられながらレッスンを続けていたように思います。
段々、ワークの原理原則がみえてくるようになると、良い感覚のために行うのではなく、「そこにいて、行うこと」のステップであったり、ものの見方や判断の基礎として活用されるようになってきました。
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それまでは、感覚的に、良いと言われることそのまま信じて、猪突猛進に、繰り返し、不要な力とともに頑張るというやり方でしたが(そしてそれが良いことだと思っていた)、
アレクサンダーテクニークのレッスンは、気づきと理解、そして受容性を活用するステップを私にもたらしてくれました。
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練習時間を確保する必要もなく、思い立ったらいつでもどこでも使ったり、探求できるところもこのワークのお気に入りな点です。
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お芝居のために始めたことではありますが、人生の様々な場面で「どうしたらいい??」が減ったのは、思いもよらないことです。
まずは、アレクサンダーテクニークを使うことが、「どうしたらいい??」の回答になったのです。
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アレクサンダーテクニークの原理はとてもシンプルなので、活用の仕方も目的も、価値観も人それぞれ。
生徒さんが自分の探求を進めていけるよう、でも迷子になりすぎないように基礎を押さえつつ学べる環境を作るのが私のレッスンの理想です。
変容のワンダーランドを一緒に歩きながら、教師という側面、学んでいる仲間としての側面、両方のバランスをとっていきたいです。
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公式サイト
https://tomokowork.com/
FaceBookページ
https://www.facebook.com/UeharaTomokoAT
芹沢 紀美子のATストーリー
2002年 ATA卒業
ATI認定アレクサンダーテクニーク教師
2010年よりBC教師養成コースで教える。
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ホリスティックマッサージ、
クラニオセイクラルワークプラクチショナー
GAP(ゲシュタルト アウェアネス プラクテティス)スタディグループ終了
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わたしがATに出会ったのは
沢山のセラピーやボディーワークを経験した後でした。
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15年近くで医学図書館で働きましたが、簡単に言えば生きている意味が分からなくなり仕事ををやめました。
その過程で、自分は自分の身体を思うように使えていないという気付きがあり、いくつかのボディーワークのトレーニングを受けプラクティショナーになりました。
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それでも何かもの足りなさが残りました。それは問題解決のためにワークを他人から受ける必要かあることでした。
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また私は他人がするように器用(自分にはそう見えた)にワークできないと感じていました。(自己肯定感が低いこと、自分に自信を持てないのは私の人生の課題でもありました。)
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ATを片桐ユズルさんから初めて体験した時〝これだ“と直感したのです。
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何か天啓のような感じでした。
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私のような人間はこのワークを学んでおかないと一生後悔するはめになると強く思いました。
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それから4年間のトレーニングを経て教師になりました。
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私にとってこのワークを続けることは
自分への自信のなさと向かい合うプロセスにもなりました。
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ともかくこのワークをを続けたのは
自分の人生の問題と向かい合うこと、そして
さまざまな身体の痛みや症状に自分で対処することができることが大きな理由です。
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最後に自分に対して、また他人に対してATを説明する表現を長いあいだ探していました。
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自分なりに見つけた答は
〝ATは自分が自分の主人公として生きるための方法“
です。
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そんな時にCathy MaddenさんはATについて以下のように述べたということを聞きました。
Calling whole self via head/spine.
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この表現で私のATとは?という問いのジグソーパズルの最後の一枚が埋まった気がしました。
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それがATがさまざまな心身の問題に対処できる理由でもあると思う。
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私はこのワークを続けていく上で
Calling whole self via head/spine.
を自分の軸として持っていたいと思っています。
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外部コースのご案内
田中 千佐子のATストーリー
私は団塊の世代で福島県会津の出身です。
大阪府立羽曳野病院で20年病院検査室勤務の後、外資系化学薬品会社で薬剤師として仕事をしてまいりました。
仕事に打ち込む内に、団塊世代特有の「頑張ること」「闘争に勝ち抜くこと」が身に染み付いてしまい、喘息、怪我、更年期障害など次から次へと体にトラブルが起こり、体を壊していくという悲惨な状態になっていました。
しかし、喘息で苦しい時、「呼吸の調整」で有名なアレクサンダー・テクニークに出会い、劇的に呼吸の苦しさの自己調整ができるようになったのです。
また薬剤師として、薬に依存する方々と触れ合う中で、できたら薬に頼らないで人生を楽しんでいただきたいという思いを抱くようになりました。それが心理系の勉強をするきっかけになり、以来、フォーカシングや放送大学で心理学を学ぶようになりました。
東日本大震災の時には、福島原発の爆発事故により、当時住んでいたいわき市から離れざるを得ず、泣く泣く会津に帰ってまいりました。鎮痛剤の効かない身体の痛みに悩まされ始めたのは、その直後からです。
辛い状態でしたが、この痛みが、トラウマに神経系からアプローチする、ソマティック・エクスペリエンシング®、視力回復のためのベイツメソッドに私を引き合わせてくれました。この出会いは衝撃的で、それまで私が培ってきたものを、一つのメソッドとして統合するきっかけを与えてくれました。
さらにトラウマに対するタッチセラピー、内的家族システム療法、発達支援コーチなども統合に付け加えることができたのです。
その結果として、 身体・心の痛み、視力の問題をトラウマとの関係性から捉え直し、人間の進化の過程からもアプローチすることにより、「自分は体と共にいる。体は味方、そして裏切らない」と思うことができるようになりました。
そんな自分自身の体験と理論を元に、「体はあなたの味方」「体とともにいる楽しさ」を皆さんと探求しながら、心とカラダのベストバランスを見つけるお手伝いをしています。
セッションは主に東京の新宿御苑で対面で行いますが、ご希望によりオンラインでもセッションを行なっています。
背骨の進化の過程を体感しながら楽しくカラダから学ぶ講座やアレクサンダー・テクニーク・グループレッスンやワークショップなどのイベントも、ホームページやブログなどでお知らせしておりますので、是非ご参加ください。
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公式サイト
https://chisacra.jp/
鈴木 重子のATストーリー
アレクサンダー・テクニーク認定教師。
ほんとうの声を見つけるヴォイス・トレーナー。
ヴォーカリスト、いのちの響きを紡ぐ歌い手。
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ノンバイオレント・コミュニケーション認定トレーナー
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幼い頃からピアノや声楽に親しみ、
東京大学在学中、司法試験への挑戦を続けながら、
自身の歩む道を模索。
「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」と
ヴォーカリストの道を選択。
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95年、メジャーデビュー。
ニューヨーク「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。
以後、多くの作品を発表。
さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、
常に自身と対峙する姿は、多くの人々から愛されている。
やさしく力強い、澄んだ歌声は、聴き手のこころを静かな場所へといざなう。
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歌手としての活動中、腰痛になったことから、
アレクサンダー・テクニークに出会う。
腰痛自体は一回のレッスンで治ってしまったが、
それよりも、
どれほど自分自身の身体に不要な負担をかけていたかに気づいて、さらに学ぶことを決める。
1999年より、国内はもとよりイギリス、スイス、アメリカ合衆国など世界中の教師に師事。
ヴォイスワークも学ぶ。
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いのちと、いのちの響きである声と、
声の楽器である身体は、分かちがたくつながっている。
身体の動きを通して声を探求することで、
自分の真実を見つけ、ありのままの自分自身に力を取り戻し、
魂に触れる音楽や対話を創ることに情熱を持ち、
共に探求することに喜びを見つけている。
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静岡市のカルチャー・センターのクラス(女性限定)
https://www.sbsgakuen.com/Detail?gakuno=2&kikanno=216439
Facebook アカウント
https://www.facebook.com/profile.php?id=100089380033709
歌手としての公式facebook ページ
常木 香苗のATストーリー
がんばって音楽高校フルート科に入学したのに、専門そっちのけでミュージカル部の活動にのめりこみ、ダンスや芝居のお稽古に熱中していた音大1年生の春、発熱と全身の痛みと倦怠感でどうにも動けなくなり半年間の入院を3回。4回目は主治医に叱られながらも拒否して、自分の命は自分で責任持つことを決意しました。(文字にするとオーバーだけど...)
ㅤ
ありがたいことに、演奏やフルート講師、俳優養成所のボイストレーナーという機会を頂いていたので、ぼちぼち働きつつ、ミュージカル観劇と声楽や英語のレッスンのためにロンドン短期滞在を繰り返すという、振り返ってみれば贅沢な日々を過ごしていました。
ㅤ
ロンドンでの声楽レッスンでは、声が響くようになるのと比例して体調が整うことを感じていました。それを自分なりに解釈して応用しつつ(生徒さんに整体系ボイトレと命名された)、もっと密に学ぶために1年間の留学を決断。
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渡英直前に参加した『俳優のための声のWS』で、今まで手探りしてきていたものを形にできそうなものが存在していた!と感動し、それがアレクサンダー・テクニーク(以下AT)というものだと知りました。さらに、本場はイギリスとのこと。
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ロンドンで個人&グループでのレッスンを受け始め、声楽の先生にATを始めた事を報告したところ、先生からドヤ顔で「私のレッスンはATをベースにしているのよ」と。
(早く言ってよ...)
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帰国してから目白のATAに出会い、丸5年かけて2007年に卒業。トレイニー時代に人手不足から通訳をさせて貰うことになったこと、office裏方を手伝ったことも豊かな学びに繋がりました。ㅤ
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AT教師として何を伝えたいのかを模索中に、解剖学、心理学、ヒーリング等ぐるりと廻ってから教育という側面に辿り着きました。ㅤ
『内在する能力を自分自身で育てることの援助』が原則であるモンテッソーリ教育に魅了されて教師ディプロマを取得、幼児期の発達と大人の習慣の関係性に興味が出て保育士資格を取得、現在は子どもの家(モンテッソーリ幼稚園)の先生もしています。ㅤ
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また、ATとモンテッソーリ教育に共通している、感覚-認知-運動の繋がりを研究しようと放送大学大学院の修士課程を修めました。
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私にとってのATは、日常の活動の中で些細な習慣を手放すことを繰り返していく中で、概念の重ね着で隠れていた本来の自分が露わになった0地点から、なりたい自分/今できること/やるべきことを俯瞰して、嘘のない在り方を瞬間ごとに自己選択していくこと。 人生の様々な学びの土台になるものだと思っています。ㅤ
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私のメンターたち&学んだことMEMO(本当はまだまだたくさんいらっしゃるけど、国外まで追いかけた先生方)
[ヴィヴィアン・マッキー] ATのプロシージャの奥深さと楽しさ。ATと音楽の統合。
[ローザルイザ・ロッシ] 自己で在り続けること。そうでない人を許さないタフさ。
[ルシア・ウォーカー] 静かで温かな受容。学びとは自己責任であること。
[キャシー・マデン] 速攻でパフォーマンスが変容する感動。思考の効果のパワフルさ。
[マリー・フランソワーズ] インヒビションを哲学する。ムカついたら怒る、人間だもの。
[グレン・パーク] 生徒さんを丸ごと受容。その方自身の治癒力をお手伝い。
[レイチェル・ザーン] 病人的思考に光を当てて打ち砕かれた。答えは自分の中にある。
[トミー・トンプソン] 在り方の探求。探さなくても実は既に持ってるということ。
Special Thanks
[ジェレミー・チャンス] いろいろなスタイルの先生たちから学ぶ機会と、自分のワークを構築する自由と責任を提供してくれた恩人。人間らしさを全力で見せてくれる人。
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欧米で始まったワークだから、どうしても先生方のお名前がカタカナばかり。。。でも、今は経験豊かな日本人の先生も増えました。先輩たちから受け継いできた人間の普遍的な学びを、日本人の体内で消化して融合して、次のジェネレーションに繋ぐことも私たちのミッションの1つだと考えています。
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公式サイト
joyce-s-tage.com
AWE姉妹校
真田由香の主催スクール
OPAL
真田由香の主催スクール
OPAL
真田 由香
アレクサンダーは、「かろやかに、自由自在に動ける自分と出会う」最強ツール!
真田 由香のATストーリー
東京オリンピックの年に、山形で生まれる。
それから仙台、横浜、東京、長崎etcと、中学までずっと
2年おきに引越し。
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物心ついた時からの吃音、
走れば転ぶ、など
自分の身体をうまく動かせなかった。
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子供の頃の最大の関心は
どうやって吃音から逃げるか?
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どうしても逃げられない、授業の本読みなどは、
心をシャットアウトして、なんとかやり過ごした。
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大人になり
演劇の照明さん
介護職
鍼灸マッサージ師
などをしていたが、
吃音からいかに逃げるか?という基本姿勢は変わらず。
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◆1998年
アレクサンダーと出会う。
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その頃東京でただ一人の先生、イムレトールマン氏の個人レッスンに通う。
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最初のレッスンで
身体の力が抜けることで世界が一気に変わる体験があった。
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困難から逃げる姿勢から
望みに向かって行く方向へ
舵が変わった瞬間だった、と今思う。
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◆これはもう、やらねば!と思い
1999年開始の
アレクサンダーテクニークアソシエイツATA(ボディチャンスの前身)に入学。
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◆6年かけて2005年に卒業。
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教師養成コースでの6年は、子供の頃から育んで身につけた
逃げの姿勢、身体を固めて動く習慣、被害者意識などを
少しずつ、少しずつ止めていくプロセスだった。
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特に声を使うレッスンでは、シャットアウトして閉じ込めていた感情が表に出てきて、大泣きしたことも。。
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校長のジェレミー(Jeremy Chance)はじめ、多くの先生方が根気よく私に向き合ってくれたことに、今は感謝しかない。
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特にキャシー(Cathy Madden)の教え方、人としての在り方に影響を受けた。彼女がレッスンで選択することの理由を考えることで、私のアレクサンダーへの哲学が育ったと思う。
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◆卒業後、
ATAでスタッフをしながら、ベーシックの教師として教え始め、
その後、ボディチャンスで、プロコースの教師になる。
2014年から大阪校のディレクター。
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自分が学んでいた頃から、
そして教師として生徒さんと一緒にレッスンをするなかで、
人が自分の力を存分に使いこなして、輝く瞬間を
たくさん目撃してきた。
私自身が、「わたしに、まさかこんなことが出来るはずがない」と思っていたことが「できるようになる」ことが沢山あった。
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同時に、自分自身に向き合うことが必要で、
学ぶ中で、時にそれがめちゃ苦しいときもある。
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アレクサンダーの陰と陽、両方のバランスをとりながら、
学ぶ人がシンプルに本質を体験できるような、
そんな教育システムを作りたい。
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そんな思いで
2023年、4月から大阪にAWEの協力のもと、スクールを開校する。