学生自治会について
学生自治会について
愛知教育大学学生自治会とは
愛知教育大学学生自治会とは、愛知教育大学に在籍する学生全員からなる自治組織です。
「学生による自治」とは?
日本国憲法23条「学問の自由は、これを保障する」という条文はよく知られていますが、この規定によって保障されているものの一つが『大学の自治』という考え方です。(古くは中世ヨーロッパの大学制度に由来しますが、ここでは説明を割愛します。)大学の自治とは、大学が構成員全員によって運営されるべきという考えです。大学を構成する人それぞれが、大学が掲げる目的に向かって教育活動を展開していくのです。
では、構成員というのは誰でしょうか。愛知教育大学においては「学部及び大学院学生,大学教職員,附属学校教職員等を構成員とし」という愛知教育大学憲章に書かれていますから、これが構成員ということになります。そのため、愛知教育大学学生自治会は学生全員からなる自治組織となっているのです。
学生自治会は何をしているのか?
上のような権利に沿って生まれた学生自治会ですが、どのようなことをする組織なのでしょうか。ここで学生自治会の規則を参照してみましょう。自治会規則1章3条には、「3.本会は、会員の要求に基づいて団結し、学生生活の向上をはかり、大学の自治、学問の自由を擁護し、発展させることを目的とする。」とあります。しかし、条文だけではさっぱりわかりません。
端的に表すと私たちの第一の仕事は、学生と教員、職員を繋ぐことにあります。イメージ的には、小学校や高校における「児童会」や「生徒会」に近いものだと思ってもらえるとよいかと思います。しかしここで重要なのは、学生と教職員両者が対等であるとともに、大学から独立して存在することです。小学校や高校における「児童会」や「生徒会」は、教育活動の一環として(=授業として)行われ、その目的は児童や生徒の資質育成のためとされています。しかし、大学における学生自治会は学生生活の向上を目的としていますから、ちょっと違っているのです。