卒業証書授与式
2025/02/28
2025/02/28
少しずつ春の暖かさが感じられるようになった2月28日、第51回卒業証書授与式が行われまし た。旭野高校で過ごした3年間の思い出を胸に、51回生351名が巣立っていきました。
定刻になると、先生や保護者、来賓の方々からのたくさんの拍手に包まれながら卒業生が入場しました。卒業生は、胸を張って自信に満ちた様子でした。 卒業生全員で歌う最後の校歌では、豊かに体育館全体に響き渡りました。
校長による式辞では、新課程を修了した最初の生徒として、また、旭野高校50周年の区切りを経て新たなステージに向けて走り始めた第一走者として、旭野高校の将来像に真摯に向き合った卒業生の姿が評価されました。また、「本校で学んだ三年間を礎に、高く掲げたそれぞれの理想の下、皆さんがいつまでも知的好奇心や知的探究心を失うことなく、青春真っ只中に居続けることを私は心から願っています。」と励ましの言葉が送られました。
在校生代表からの送辞では、感染症対策による制約や新たな試みによって学校行事が年度毎に変化する中でも、力強い姿を見せた先輩への尊敬と憧れが語られました。加えて、「私たちも後ろに続く後輩たちに先輩方と同じ姿を見せられるようにこれからも一歩ずつ、前進していきます。」と卒業生の背中を追う意志が示されました。
卒業生代表の答辞では、精を尽くした勉強や部活動、行事を振り返りました。ー年生の頃には感染症対策にマスクの着用を余儀なくされ制限の多い日々を過ごしたと顧みました。一方で、旭野高校での3年間の経験を自身の成長に不可欠だった「かけがえのない宝物」としました。最後には、「知識や経験による判断力、共に学び過ごした仲間との絆を支えとして、周りへの心配りを忘れることなく、多様な人々と協働しながら、発展し続ける社会に対応し、努力を惜しまずに何事にも挑戦し続けます。」と旭野高校の教育目標を胸にして未来への決意が述べられました。
そののち、旭野高校50周年記念歌が流れる中、卒業生が退場しました。最後まで、我が子の晴れ舞台を記録に残そうとカメラを向ける保護者の姿が見られました。卒業生は、式を終えてからもクラスや部活動の仲間と卒業アルバムにメッセージを書き合ったり、後輩から花束を受け取ったり、最後まで別れを惜しんでいました。
卒業生の皆さん、改めてご卒業おめでとうございます。私たちは、先輩方が旭野高校の卒業生であることを誇りに思い続けられるよう、今後も旭野高校の発展に努めていきます。在校生一同、皆さんの新しいステージでのさらなるご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
2025/03/17 報道部