Aki Tsuyuko - "Night, Dune and Organ"

アキツユコ 『ナイト、デューン・アンド・オルガン』

電子オルガンを中心とした独自の世界観による作曲で、国内は元より海外からも新作を待望されるアキツユコによる久しぶりの音源として、初のライブレコーディング作品をリリース。

Childiscよりデビューし、4枚のシングルと2枚のアルバム『音楽室』『HOKANE』を発表。『音楽室』は米シカゴのDrag City傘下のジム・オルークによるレーベルMoikaiより、『HOKANE』も同シカゴのThrill Jockeyより海外リリース。竹村延和の諸作を筆頭に、トータスのダグ・マコームズ、マイス・パレードのアダム・ピアースらとのコラボレーション作品も発表し、近年はTEASIの松井一平とのコラボレーションやゑでぃまぁこんとのユニットわすれろ草でも活動。さらに、ハリソン・アトキンス監督の映画『Lace Crater』への楽曲提供や井口奈己監督の短編『Lumière?』、前田ひさえアニメーション作品『Lakeside Tale – 湖畔のはなし』『Drifters』にて音楽を担当するなど、徐々にソロ活動を再開。

2015年2月5日、京都の喫茶ゆすらごにおける古い足踏みオルガンを使ったライブ・シリーズに出演した際、アルバム『HOKANE』の楽曲「デューンとクラリネット」の世界を再構築・拡張したライブを行い、タミュラス名義で活動するギタリストの宇津弘基が録音を担当。オルガンのふいごの足踏みに呼応するようにゆっくりを歩が進められる演奏は、言葉がつむがれる度に彼女の詩世界の絵本がめくられ、その物語に聞き入ってしまいます。足踏みオルガンの柔らかな音色と詩世界が、ライブ録音の緊張感とも相まって独自の作品としてリリースされます。

カセットテープを包むジャケットは、画家の松井一平による一枚一枚手刷りされたシルクスクリーンの版画という特製仕様になっています。

Finally, Aki Tsuyuko will release new material. This works are live recording that played old reed organ at Cafe Yusurago, Kyoto on February 2015. When she was playing new arrange of 'Dune and Clarinet' song from "Hokane" album.

Aotoao Tapes will release this live recordings called 'Dune and Organ' song. Her reed organ plays are surprisingly sweet and melancholic on own stories.

Cover art are handmade of silk screen by Ippei Matsui.

▲ VIDEO

Aki Tsuyuko - Live at Shirasagi, Kanazawa in 2015