Ankit

Ankitの概要

• AnkitはEvernoteと連携した単語帳形式の暗記支援ツールです。忘却曲線の考え方に基づき、一定間隔で学習を繰り返し記憶定着を支援します。
• Evernoteのノートブックを単語帳、ノートブック内のノートを単語カードとして使用します。学習対象とするノートブックは複数選べます。また、学習対象としたノートブックを「ワークブック」と呼びます。
• Evernoteのノートタイトルを単語カードの表、本文を裏として使用します。
• 単語カード学習時に記憶レベルをご自身で設定します。目安としては、即答で正解した場合は、記憶レベルを1つあげ、回答を誤った場合は、記憶レベル1つ下げます。正解はしたが時間がかかった場合などは、記憶レベルはそのままにします。
• 一定の記憶レベルに達するとその単語カードは「学習済み」となります。「学習済み」となるまで、一定日数間隔で繰り返し出題します。また、「学習済み」となった問題をランダムに出題し復習することもできます。
• 「学習済み」とする記憶レベル、記憶レベルごとの次回出題までの日数はワークブックごとに設定できます。
• また、回答画面では問題、回答文を読み上げることもできます。
• Ankitは単語カードの記憶レベルの記録、問題の出題のみ行います。単語カードの作成・編集・更新は、Evernoteで行ってください。

使い方

1. Evernoteでの単語カードの作成

• Evernoteのノートブックに暗記したい事柄をノートにしてください。
• Evernoteのノートブックが単語カードのセットになるので、学習したい内容でノートブックを分けることをお勧めします。

2. Ankitでの設定・操作

1. 最初に「設定」画面から、Evernoteにログインし、学習対象にしたいEvernoteノートブックを指定してください。
   • EvernoteのiPhoneアプリがインストールされていてログイン済みの場合は、そのログイン情報がそのまま使用されます。
   • GoogleアカウントでEvernoteをご利用している方は、この方法でのみログインが可能です。
2. 指定したワークブックがホーム画面にリストされるので、学習したいワークブックを選択してください。
3. ワークブックごとに以下の学習設定をすることができます。
   • 1回の学習の最大出題数
   • 初めて学習する問題 (未学習問題) の1日の最大数
   • 「学習済み」とする記憶レベル
   • 各記憶レベルの問題を次回出題するまでの日数
4. 「学習開始」で学習を開始します。学習設定に従って問題が自動的に選ばれます。
5. 回答の際に、記憶レベルを設定します。目安として、即座に正解を回答できた場合は、即答で正解した場合は、記憶レベルを1つあげ、回答を誤った場合は、記憶レベル1つ下げます。正解はしたが時間がかかった場合などは、記憶レベルはそのままにします。
6. 覚えるのが特に困難な問題などは、ブックマークをつけ、「ブックマーク問題のレビュー」からまとめて確認することができます。
7. 「学習済み問題の復習」では、すでに記憶済みとした問題が古い順に出題されます。回答の際にNGとすると、学習済みではなくなり、再度学習対象になります。
8. また、回答画面では問題、回答を読み上げることもできます。

詳細：無料版の機能制限について

• 無料版では以下の機能制限があります。1) 1日あたりの問題回答数が50問まで、2) 広告表示。
• アップグレードライセンスを購入していただくことで、上記の制限は解除されます。

詳細：記憶レベルについて

• 問題回答時に「OK」とすると、記憶レベルは1つ上がります。「NG」とすると1つ下がります。「保留」とすると記憶レベルはそのままになります。
• 記憶レベルが「学習済み記憶レベル」となるまで、一定日数間隔で繰り返し出題されます。
• 一度も回答していない問題 (未学習問題) の記憶レベルについて：未学習問題は、解凍時に「NG」「保留」とすると記憶レベル 0、「OK」すると記憶レベル1となります。

注意事項

• 毎日学習しないと、以降の日の学習対象数が急激に増えてしまいます。また、出題間隔日数が伸びてしまい、適切な学習効果が出ません。そのため、毎日その日の分の学習対象を完了することをお勧めします。

FAQ

EvernoteにGoogleアカウントでログインできますか？

Evernote社のEvernoteアプリがインストールされログインされている場合は、AnkitはEvernoteアプリのログイン情報を利用します。GoogleアカウントでEvernoteをご利用の方は、EvernoteアプリをインストールしGoogleアカウントでログインした上で、Ankitをご利用ください。

利用中にApp Storeへのログインを要求されることがあります。

ライセンス状況の確認のために、App Storeへのログインした状態でのご利用が必要です。App Storeにログインせずにご利用している場合、App Storeへのログインを要求する場合があります。

AnkitはEvernoteのノートを変更しますか？

Evernoteのノートブック内に、学習設定情報を保存します。以下のようなノートを、学習対象としたノートブック内に作成します。

• ノートタイトル：ANKIT_STUDYCONFIG
• タグ：Ankit:config
• ノート本文：学習設定をエンコードした文字列

一度学習対象としたノートブックにはこのノートが作成され、学習対象を解除してもノートは削除されません。再度学習対象とする可能性がない場合は、お手数ですがご自身で削除をお願いします。また、このノートのタイトル、タグ、本文は変更されないようにお願いします。変更された場合は、学習設定内容が初期化されます。

また、問題として使用するノートの題名、中身、添付ファイル等は一切変更しません。ただ、出題問題選定のために、回答時に下記の項目を編集します。

• 最終更新日時
• 記憶レベル記録用タグ：Ankit:mLevel=[0-9]
• ブックマーク用タグ：Ankit:bookmark

ブックマークはどのように使いますか？

「ブックマーク問題のレビュー」でブックマークした問題のみを確認することができます。「ブックマーク問題のレビュー」では、確認するだけで回答はできません。また、ブックマークしたノートには、「Ankit:bookmark」のタグがつきますので、Evernoteからこのタグで検索することもできます。

オフラインでも使用できますか？

Ankitはオフラインではご利用できません。必ずオンライン状態でご利用ください。また、Evernote側に問題によりEvernoteが利用できない場合もAnkitはご利用できません。

問題数表示が誤っていることがあります。

Ankitは回答済み情報をタグに記録しますが、Evernote側で情報反映に時間がかかる場合があり、問題数の表示が正しくない場合があります。長くても数十秒以内にはEvernote側での反映が完了しますので、少し時間をおいてから再度お試しください。

問題、回答文の読み上げ方がおかしいことがあります。

読み上げ機能はiOSの読み上げ機能を利用しています。読み上げ言語設定を「自動判別」にしている場合、読み上げる文章の言語認識を誤ることがあり、読み上げ方がおかしくなることがあります。

「学習済み問題の復習」はどのような問題を対象にしますか？

最後に回答してから指定した日数以上経過した、「学習済み」問題を対象にします。

複数の端末で使用することはできますか？

複数の端末にインストールしてご利用することはできます。ただし、複数の端末で同時に使用することはできません。また、Ankitご利用中のEvernoteノートブック、ノートの編集は、データ不整合を発生する恐れがあるためお控えください。

「Evernote処理数制限」というエラーメッセージが出ましたが、どうしたら良いですか？

Evernoteは、3rdパーティーアプリケーションから受け付ける処理リクエスト数に上限を設けています。その上限に達した際に「Evernote処理数制限」というエラーメッセージが表示されます。制限は1時間で解除されますので、時間をおいてご利用ください。推奨しませんが、どうしてもお急ぎの方は、Evernoteへ再ログインすると制限が解除される場合があります。