山口晃人（やまぐち あきと）
専門：政治哲学・政治理論（代表制民主主義論）
現職：埼玉大学 学術院(人文社会科学研究科・経済学部) 准教授
学位：博士(学術)(2023年9月 東京大学大学院)
修士(学術)(2019年3月 東京大学大学院)
学士(教養)(2017年3月 東京大学)
Email: liverproverbiorum[at}yahoo.co.jp ※[at]を@に変更してください。
郵便物等の送付先：〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学経済学部 山口晃人宛
Researchmap: 山口 晃人 (Akito Yamaguchi) - マイポータル - researchmap
所属学会：政治思想学会、社会思想史学会、日本政治学会、日本法哲学会、九州大学政治研究会
最終更新日：2025年7月28日
1995年1月 東京都生まれ
学歴
2013年3月 東京都立八王子東高等学校 卒業
2013年4月～2015年3月 東京大学前期教養課程文科Ⅲ類
2015年4月～2017年3月 東京大学教養学部教養学科超域文化科学分科現代思想コース
2017年4月～2019年3月 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻(相関社会科学分野)修士課程
2019年4月～2023年9月 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻(相関社会科学分野)博士課程
在外研究
2022年1月～2022年3月 ラトガース大学哲学科 客員学生
職歴
2019年4月～2022年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2023年10月～2025年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2025年4月～現在 埼玉大学 学術院(人文社会科学研究科・経済学部) 准教授
職歴(非常勤)
2023年4月～2023年8月 「政治学方法論1」 (駒澤大学)
2023年9月～2024年3月 「政治学方法論2」 (駒澤大学)
2024年4月～現在 「政治学Ⅰ」(神田外語大学)
2024年9月～現在 「政治学Ⅱ」(神田外語大学)
職歴(ティーチングアシスタント)
2020年4月～2020年8月 「情報」（3コマ）(東京大学)
2020年4月～2020年8月 「英語（中級）」（2コマ）(東京大学)
2021年4月～2021年8月 「情報」（3コマ）(東京大学)
2022年10月～2023年3月 「社会Ⅱ」(東京大学)
職歴(ゲストティーチャー・ゲストスピーカー)
2023年11月28日 「デジタル・アーキテクチャと法」（担当：宍戸常寿先生）「アジャイル・ガバナンスとしての抽選制」ゲストスピーカー（東京大学）
2023年6月16日 「導入ゼミナール」（担当：柴田竜太郎先生）ゲストスピーカー（一橋大学）
2022年6月13日 「公共哲学演習/国際社会科学特殊研究Ⅳ/専門英語」（担当：網谷壮介先生）ゲストスピーカー（東京大学）
2021年5月25日 「法学概論」(担当：木山幸輔先生)「政治学と法学」ゲスト講師 （筑波大学）
委員歴
2019年4月～2020年3月 『相関社会科学』編集委員長
（※本文リンクがない論文についても、上記メールアドレスにご連絡いただければ、抜刷のpdf等を送付できる場合があります。）
・Yamaguchi A, Hata M, Inoue A. (2024). How can we accept ‘our’ decisions?: An experimental study on lottocracy, epistocracy, and electoral democracy. Japanese Journal of Political Science, 25(3):123-139. doi:10.1017/S1468109924000094 (査読有) How can we accept ‘our’ decisions?
・山口晃人「抽選制の未来」駒村圭吾[編]『プラットフォームとデモクラシー』慶應義塾大学出版会、235-252頁、2024年10月。(査読無し)
・山口晃人「参政権くじ引き制はエピストクラシーか：エピストクラシーの再定義」『社会と倫理』第38号、53-64頁、2023年12月。 (査読有) 参政権くじ引き制はエピストクラシーかpdf
・山口晃人「自己統治は代表民主政を正当化できるか」『法哲学年報2022』、151-163頁、2023年10月。(査読有)
・山口晃人「エレクトクラシー・エピストクラシー・ロトクラシー：「選挙＝代表制デモクラシー」パラダイムからの脱却」博士論文（東京大学大学院）、2023年9月28日 。
・山口晃人「民主政の費用対効果ーー参加から代表へ 」『社会思想史研究』第46号、186-205頁、2022年9月。(査読有) 民主政の費用対効果
・山口晃人「熟議は必要か？: 熟慮的なロトクラシーの可能性」『筑波法政叢書（筑波法政別冊）』(3)、28-41頁、2022年3月。(査読無し) 熟議は必要か？pdf
・山口晃人「『開かれた民主主義』の批判的検討」『相関社会科学』第30/31号、93-97頁、2022年3月。(査読有・書評論文) 『開かれた民主主義』の批判的検討pdf
・山口晃人「代理投票の擁護」『社会と倫理』第36号、141-154頁、2021年12月。(査読有) 代理投票の擁護pdf
・山口晃人「子どもの参政権の政治哲学的検討——智者政批判との関係から——」『年報政治学』第72巻第2号、161-179頁、2021年12月。(査読有) 子どもの参政権の政治哲学的検討pdf
・山口晃人「ロトクラシーの内在的価値: 対等者としての処遇の観点から」『社会と倫理』第35号、225-237頁、2020年12月。(査読有) ロトクラシーの内在的価値pdf
・山口晃人「議会政党の存在意義: 政治哲学の観点から」『年報政治学』第71巻第2号、100-124頁、2020年12月。(査読有) 議会政党の存在意義pdf
・山口晃人「ロトクラシー: 籤に基づく代表制民主主義の検討」『政治思想研究』第20号、359-392頁、2020年5月。(査読有) ロトクラシー
・山口晃人「ロトクラシー： 籤に基づく代表制民主主義の検討」修士論文(東京大学大学院)、2019年3月。
・山口晃人「J. S.ミルの陶冶(cultivation)論」卒業論文(東京大学)、2017年3月。
雑誌記事
・山口晃人「選挙の憂鬱 参政権くじ引き制のすすめ」『中央公論』2023年5月号、168-175頁、2023年4月10日。
・山口晃人「【研究手帖】選挙民主主義の二つの対抗馬」『現代思想』2021年2月号、2021年1月。
Web記事
・山口晃人「議員は抽選で選べるか？――代表制デモクラシーを政治哲学の観点から問い直す」世界思想社ホームページ、2023年11月10日。本文リンク
・山口晃人「くじ引きで国会議員に？「ロトクラシー」というオルタナティブ：選挙は市民の声を反映できているか 」講談社現代新書ホームページ 、2020年12月19日。本文リンク
書評
・山口晃人「ジェイソン・ブレナン『投票の倫理学 上・下』」『図書新聞』第3692号、3頁、2025年6月21日。
・山口晃人「アレクサンダー・ゲレーロ著『ロトクラシー : 選挙なき民主主義』」『政治研究』第72号、113-120頁、2025年3月。本文リンク
・粟田武斗・山口晃人「シモーヌ・チェンバース著『現代民主主義論』」『政治研究』第72号、105-113頁、2025年3月。本文リンク
・山口晃人「「デモクラシー」概念を廃棄する──Herman Cappelen, The Concept of Democracy: An Essay on Conceptual Amelioration and Abandonment（Oxford University Press, 2023）を読む 」政治思想学会会報 (JCSPT Newsletter) 第58号、4-7頁、2024年7月。 pdfリンク
・山口晃人「【書評】 ダーヴィッド・ヴァン・レイブルック『選挙制を疑う』岡﨑晴輝／ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク訳（法政大学出版局、2019年）」政治理論フォーラム、2019年5月。本文リンク
その他
・山口晃人「YAMAGUCHI Akito, "Lottocracy: Considerations on Representative Democracy by Lot," 2020. 」政治理論フォーラム および Equality by Lot、2020年10月。(政治思想学会投稿論文の英語紹介文) 本文(政治理論フォーラム)リンク 本文(Equality by Lot)リンク
・山口晃人「子どもの参政権の理論的検討－実現への課題を考える」2024年度 日本政治学会総会・研究大会（名古屋大学）、2024年10月5日。
・山口晃人「なぜ今ロトクラシーか？－ロトクラシーに対する誤解を取り除く」第16回日韓政治思想学会・共同学術会議（国際基督教大学）、2023年12月9日。
・山口晃人「ロトクラシーの制度的可能性」哲学若手研究者フォーラム（コロナのため、Zoom上でのオンライン開催）、2021年9月11日。
・Yamaguchi Akito 'Political Parties Should Not Be Decision-Makers but Informants.' MANCEPT Workshops 2021 "Rethinking Elections"（コロナのため、Zoom上でのオンライン開催）2021年9月10日.
・山口晃人「ロトクラシーとエピストクラシー」政治学若手研究者フォーラム（コロナのため、Zoom上でのオンライン開催）、2020年11月7日。
・山口晃人「エピストクラシー: 「知者の支配」の再検討」社会思想史学会（コロナのため、ホームページ上での書面報告）、2020年10月25日。
・山口晃人「参議院改革論としてのロトクラシー」日本政治学会（コロナのため、Zoomウェビナーでのオンライン開催）、2020年9月27日。
・山口晃人「ロトクラシーの正統性」政治思想学会（コロナのため、ホームページ上での書面報告）、2020年5月26日。
・山口晃人「議会政党の存在意義」相関社会科学研究会（東京大学駒場キャンパス）、2020年2月21日。
・Yamaguchi Akito 'Comments on Elena Ziliotti‘s “ON DEMOCRATIC LEADERS."' 相関社会科学研究会 民主的リーダーシップ・セミナー（東京大学駒場キャンパス）、2019年11月13日。
・山口晃人「ロトクラシーの内在的価値ー対等者としての処遇の観点から」社会思想史学会（甲南大学岡本キャンパス）、2019年10月26日。
・山口晃人「ロトクラシー:籤に基づく代表制民主主義の検討」政治と理論研究会（法政大学市ヶ谷キャンパス）、2019年3月6日。
・山口晃人「ロトクラシーの思想とその可能性」相関社会科学研究会（東京大学駒場キャンパス）、2018年6月16日。
・山口晃人「ロトクラシー（くじ引き⺠主主義）の可能性 」民主主義と合意形成のイノベーションと医療分野の応用を探るセミナー（東京大学本郷キャンパス）、2025年2月18日。リンク
・山口晃人「ロトクラシー：くじ引きで国会議員を選ぶ」東京都高等学校｢倫理｣｢公共｣研究会（東京都立六本木高等学校）、2024年1月29日。
・山口晃人「ロトクラシー論の現在」科研基盤(A)「デジタル時代の「公共」をめぐる法と政治の相互作用に関する研究」研究会（東京大学本郷キャンパス）、2023年11月28日。リンク
・山口晃人「熟議民主主義の現在」筑波大学シーディングプログラム 「科学技術と法学がもたらす熟議民主主義の実現に向けた熟議サポートシステムの基盤構築」講演会（オンライン）、2021年10月26日。
インタビュー
・「情報の洪水にのまれる政治をどう防ぐか くじ引き民主主義の可能性」毎日新聞社、毎日新聞デジタル、2025年7月17日。本文リンク
・「ゆがんだ国会を「くじ引き」でまともに 政治哲学者が問う選挙の欠陥」朝日新聞社、朝日新聞デジタル、2024年1月26日。本文リンク
・「「選挙に」ではなく「くじに」当選 政治家がランダムに選ばれる社会を考える」東京大学新聞社、東京大学新聞第2947（11/3）号、2020年11月。本文リンク
記事での紹介
・「論壇委員が選ぶ今月の3点」朝日新聞2023年4月27日朝刊p.13および「歴史教育の転換、参政権くじ引き制、少子化対策…いま注目の論考は」朝日新聞デジタル2023年4月27日 記事リンク
→「選挙の憂鬱 参政権くじ引き制のすすめ」『中央公論』2023年5月号。
入試への出題
・香川大学法学部2022年度一般入試（後期課程・小論文）
→「くじ引きで国会議員に？「ロトクラシー」というオルタナティブ：選挙は市民の声を反映できているか 」講談社現代新書ホームページ。
哲学対話
・国際哲学オリンピック選考会事前合宿の補助 (2022/2/12、2023/2/11、2024/2/10、2025/2/8)
主催：国際哲学オリンピック日本組織委員会事務局
・高校生のための哲学スプリング/サマー/ウィンターキャンプの補助 (2018/7/31-8/1、2019/7/31-8/1、 2020/8/17-18、2021/8/11-12、2022/8/6-7、2022/12/27、2023/3/27、2023/8/6、2024/3/28、2025/3/27)
主催：東京大学 共生のための国際哲学研究センター（UTCP）
・都立高校でのオリエンテーションの補助 （八王子東：2018/4/10、2019/4/11、大山：2018/4/12、雪谷：2018/4/16）
その他
・配食ボランティア（2013年8月 - 2024年3月) 主催：公益財団法人・調布ゆうあい福祉公社
→協力会員として10年半にわたり、毎週土曜日夕方の配達を担当。
科研費
・「ロトクラシーと選挙民主主義の混合システム: 理論と実証の両面から」 日本学術振興会 特別研究員奨励費（PD） 2023年10月 - 2026年10月 リンク
・「ロトクラシー・選挙デモクラシー・エピストクラシー 望ましい意思決定手続きの探究」 日本学術振興会 2021年度 若手研究者海外挑戦プログラム 2021年12月 - 2022年3月
・「ロトクラシー・選挙デモクラシー・エピストクラシー 望ましい意思決定手続きの探究」
日本学術振興会 特別研究員奨励費(DC1) 2019年4月 - 2022年3月 リンク
その他
・「選挙＝代表民主政パラダイムの批判的検討：理論と実証の両面から」 公益財団法人・上廣倫理財団 令和4年度公募研究助成（継続） 2023年3月 - 2024年2月
・「選挙＝代表民主政パラダイムの批判的検討：理論と実証の両面から」 公益財団法人・上廣倫理財団 令和3年度公募研究助成 2022年3月 - 2023年2月