日本から来た猫の妖怪、猫ショウ
大事な仲間たちと幸せに暮らすために強くなりたいらしい
ポジティブで元気いっぱいだが冷静。
行動力もあり、強い意志を持って行動するタイプ。
初対面の人物とも積極的に仲良くしようとするぐらい社交的。
いつ頃かは覚えていないが、とても昔の日本で優しい飼い主と共に暮らしていた。
当時のリャンはまだ普通の野良猫で、薄汚れた自分を拾い丁寧に洗って、その後も一緒に遊んだり、幸せで楽しい日々を送っていた。
リャンは飼い主のお陰で30年以上生きることができ猫ショウとなったが、飼い主は寿命が来て死んでしまう。リャンは独りになってしまい、失う悲しさ、苦しさを知った。
だから強くなるんだ、もう失わないように自分が守るんだ、と心に強く誓い今に至る。
現在は人間ではなく、たくさんの猫たちと共に暮らしている。パパと呼ばれているが血は繋がっていない。
「にゃあ、そうだにゃあ。余はとても長生きしてるのにゃあ。多分御主らよりも長生きだにゃ」
「語尾にゃ?あぁ、にゃあは確かにどこかの喋り方だった気がするにゃあ。でも余はそうでなくて、飼い猫だった頃がまだ少し残ってるだけだにゃ」
「んにぃ…余は可愛いと言われるのは慣れているんにゃけど、かっこいいは慣れてないのにゃぁ…慣れなければならぬのにゃぁ……。人の姿だからかにゃ?え?戦うからなのにゃ?」
「んにゃ~!これ美味しいのにゃ!いい情報を得たにゃあ、帰って仲間たちに教えなければならぬのにゃぁ!名は…肉まんにゃ!包みに書いてあったにゃあ」
”リャン”という名前は本当の名前ではなく、中国に来た際に飛龍から名付けられたもの。
フルネームは梁渠。(中国読み:リャンチュゥ) (日本読み:りょうきょ)
強くなるんだ戦うんだ、余は妖怪~ など言っているのを見て、飛龍はこの妖怪だと思ったらしい。
リャンがいくら猫ショウだと言っても飛龍は聞く耳を持たないので諦めている。