登場作品:捧ぐ恋情または哀傷花
種族:黒魔術師
性別:男
年齢:22歳
身長:178cm
魔法:生命の腐敗などの黒魔法、死者を食し魔力強化
職業:殺人組織マタラディアの最高指導者
出身:一般家庭
一人称:俺
二人称:貴方
生命を腐敗させる魔法を得意とする黒魔術師
殺人組織マタラディアの創始者であり最高指導者でもある
自分の意志を強く持っており、誰に何を言われようが自分を貫くタイプ。
とても素直だが、同時に残酷な思考でもある。
共存できないなら片方が滅ぶしかないと言い切るほどの決断力の持ち主。自分が滅んでもいいと思っており、嘘はつかない。
そして何事にも執着しない、いつかそれも無に帰すため無意味だと言っている。
ザキラ本人も周りも彼が魔術師だと言うことは気づいておらず、ザキラが誤って魔法を発動し父を殺めたのだが、死因は不明とされている。しかし母は狂ってしまい、ザキラは苦しく過酷な日々を強いられた。
それからも自分の黒魔術に苦しみ、その魔術の特性である死人を食し強化されることから食人願望が芽生え、母を殺し、それ以降も殺戮行為を繰り返すように。
その死因不明の奇怪殺人事件から察した黒魔術師が集まり、利害の一致で今は殺人組織マタラディアとして共にいる。
辛い日々を誤魔化すためにピアノに逃げていたため、ある程度演奏することができる。
彼が主に使用する言語はラテン語。しかし、日頃は現在住んでいる地域に合わせており、その言語も流暢に話すことができる。
「生は無意味だ。さぁ、死を想えよ」
「すべては空しい。無価値な人間の生を終わらせてしまおう」
「黒魔術が地上の生命に害を与えるのであれば、どちらかが滅べばいい。そして滅ぼす力がある俺が行動すべきだとは思わないか?」
「ああ無意味だ……ああ無価値だ!! どうせ死ぬのだから今死んだって変わらないだろう! この地上に生きる虚栄に塗れた者たちよ!!」
「俺は一向に構わない。貴方の人生は貴方が決めることだ。逆らう、逆らわないは自由にすればいい。ああ勿論、俺の行動も俺が決める」
「Requiem æternam.」
倶我霜月さん宅、クレイヴさん
クレイヴさんが黒魔術師であることを知り、ザキラは仲間に入れようとしている。
必死に生きようとしている気持ちへの理解はできないが、彼は彼だよねという感じで悪印象は持っていない。
はからんさん宅、カミールさん
真実の神であるカミールさんがザキラと一緒にいる、と言うことは黒魔術師であれど悪人ではない、と思ってくれているのだろう。
そんなカミールさんは貴重な存在であると認識しており、大切にしている。それが恋心であることには薄々気づいているようだ。