フリガナ:ギョクシツ ウツロ
登場作品:キャラ単体創作
種族:人間
性別:男
年齢:28歳
身長:192cm(+6cmヒール)
職業:悪党(裏社会の支配人)
出身:一般家庭
一人称:俺
二人称:お前、あんた、あなた(貴方)
裏社会に突如として君臨した青年、或いは支配者
彼の実力はまさに異常で、数多の組織を次々と支配下に置いている
社交的な性格。行動力もあり、頭の回転も早い。抗争だって苦ではない、かなり万能な人物。
良く言えば平等、悪く言えば冷酷。自分の野望には素直で、すぐに行動に移す。簡単に脅威となり得る存在だ。
(2029文字)
”玉漆虚”という名前は裏社会での本名だと彼は言う。産まれた時に親から授かった名前は未だ不明だ。
虚がまだ子供だった頃、とある爆発事故で家族を亡くしてしまう。仮病を使い断った虚のみ、助かったのだ。
後日親戚の元に預けられ、虚はそこで暮らすように。
しかし、虚はあることを思考していた。”自分はあの様にはなりたくない”と。
簡単に死んでたまるか、俺は理想の人生を送るんだ、と。
最終的に彼が出した答えは、実に無謀で現実味のないものだった。
”支配者になる”
家族を見て学んだものだという。日頃から反面教師にはしていたのだ。
何かに縛られ従っていては簡単に死んでしまうと、彼なりに学んだらしい。
「ただの暴力だとか、ただ思考するだけだとか、そんなんじゃ上には行けない」
彼の余りに無茶な目標は、見事達成されてしまう。
何が起こったのか、そんなことを考える時間は与えられない。気がつけば誰も彼も玉漆虚の手の内だ。
玉漆虚の訪れる場所にはクロユリが咲く。そんな噂が広まるのに時間は要さなかった。
フルール・ド・リスに似た形状、そして海とシャチを思わせるようなナイフを常時携帯している。名前はアサシーナ=バレンナ。
人ならざる者と契約しており、右目は契約したことによってフルール・ド・リスの瞳孔になっている。
暗黒、冥府を崇拝しており、毎日祈りを捧げている。彼が祈る際に口にする ”Αμήν” という言葉は祈りの最後に唱える言葉をギリシャ語にしたものだ。ギリシア神話、或いは北欧神話のような、数多の神々を信じている。
マカロンが好き。そのお供として、ブラックコーヒーもよく飲んでいる。
「どうも初めまして、玉漆虚です。ああ、これは本名ですよ。ここでのね」
「俺はあんたを敵視していない。しかしそちらはしていることだろう。はは、視界に入っていないんだ、あんたがね。ごめんね」
「少し遊ぼう。俺はチェスが好きなんだけど、どう?」
「これは綺麗な花だ。いい香りもするし、好きだな」
「嫌っているだなんて人聞きの悪い!誤解を解こう、俺はお前のことがどうでもいい。嫌いでも好きでもない。……ああ、違った?本心ではあるんだけど」
「あはは!面白い面白い!……ちょっと他のことやりたいな。いや、面白かったよその話」
「我が主よ。地下、その更に下の暗黒に眠る主よ、祈りを捧げよう。我を成功へと導きたまえ。Αμήν.」
「いや、ごめんね?面白くてさ。……可愛らしい、の方が適切か」
「ただの暴力だとか、ただ思考するだけだとか、そんなんじゃ上には行けない」
はからんさん宅、ラクスさん
契約主であり、恋人。自分を守ってくれる存在。
自分、玉漆虚を何よりも大切にしてくれるラクスさんが大好きであり、自分も彼を護れたら、と思っている。
主従モードの時はラクス様だが、日頃はラクス呼び。