種族:蜘蛛
性別:男
年齢:26歳(見た目)
身長:181cm(+3cmのヒール)
出身:王家
一人称:俺、私
二人称:お前、貴方、貴女
洋の文化を持つ国の王族、次期当主
天才医師の面もあり、皆の希望の光とされているが……
表向きは愛想も良く、穏やか。しかし実際は傲慢で狡猾。
嫌いな人物には言葉のナイフを振り翳すが、他には愛想が良いので厄介。
プライドも高く、自身の才能に執着している。そして少し差別的。
特段辛い過去はないが、生まれ育った環境と辿るべき運命、そして彼の生まれ持った性格によって”悪人”と成り果てている。
傲慢や狡猾は元々、正確に言うのなら王族の長男という地位は傲慢さを加速させたであろう。
環境が違えば稀にいる程度で済んだのだろうが、なんせ王族、更に言えば次期当主。
それを本人は辛い過去とは思っていないし、現在の地位も悲観してはいない。
己の傲慢さも、あくまで”個”として認識している。
悪く言えば世間知らず、良く言えば屈強な精神。
また、恵まれたからこそ、トップであるからこそ強欲にもなっている。手に入れられないものは、手に入れたくなる。
1番に執着しているのも、やはり自身の”悪”を加速させるような環境にいたからと言える。
———双子の弟に越されることを恐れているのは、ディレイス本人はまだ気づいていない。
「あははっ、そう身構えなくていいのに。俺はお前を愛しているよ」
「煩いな。ここは病人もいる。静かにしてくれないか」
「ああ、俺はこの職業に誇りを持っているとも。愛した人も護れるからね」
「異常?そうかな、確かにここまで愛してくれる男は少ないだろうね。あはは、彼女には俺が必要だ。間違いない」
「星霞は頑張りすぎているからね。俺が癒してやりたいよ。他と接すなど、余計に苦しむだけだ。ああ、今すぐに会いたいよ」
「別に否定はしない。ただ肯定もしない。どうぞ、自由に貴方の人生を歩んでくれ」
frangeさん宅、星霞ちゃん、クラティロくん
愛らしく強かな星霞ちゃんにディレイスは惹かれるようになる。支配に似た独占欲を抱き、彼女が逃げる度に執着心も増加している。
クラティロくんは双子の弟であるが、特段仲が良いわけでもない。ディレイスは”彼は彼”としているが、心の隅では下に見ていることだろう。