ゼクト・ルヴァイア

独りは嫌だが、誰かと共にいても恐怖に駆られてしまう。それは破壊してしまうのではないかという恐怖。

意外と中身は大人しいが依存体質ではある。

  家族もわからない、自分がなぜここにいるかもわからない。

  仲良くしてくれる人もいたのだが、全員今はこの世界にはいない。

  自身が破壊して命を奪ってしまったからだ。

  ＿＿ある日、好きな人ができた。

  触れたかった。

  触れて……

  彼女は無惨に砕け散った。