随時更新中→
穢れを祓う特別な力を持った一族、神形家の青年
無気力でやる気を感じられないが実力は確かにある
無気力ですぐ諦める癖がある。自分は所詮使われる者だと諦めている。
嫌なことでも抗うことはせず、やらなきゃ終わらない精神でこなす。
神形家は歴史ある一族で、名前だけなら誰もが聞いたことのあるぐらいの知名度だ。
この一族に産まれ、後継も決まっていた篝は厳しい教育を強制される。自身の意志は無視され、子供の頃も自由に遊ぶことは許されなかった。
最初は辛かったが、いつしか、こういうものなのだと諦めてしまう。
ずっと耐えてきたが故に自分のしたいことも忘れてしまっている。
今では面倒の一言で片付けているが本心はかなりキツい、とうの昔に諦めてるが故無自覚。
理不尽に怒られても反抗する気力もない。
実際、生きる理由もわからないが消えることは許されないため生きている。
しかし、どこかに本来の彼が残っているのかこんなところで死ねないという意志も垣間見える。
穢れが見え、またそれ祓う力を持っている特別な一族。
歴史も知名度もあり、昔から貴族などの偉い人の護衛も果たしていた。
しかし、それは人間のエゴに塗れた殺戮兵器と言っても過言ではなく、無差別に妖怪を殺し、仕えてる人のいうことは必ず聞き、どんな残酷なこともこなした。
篝は最初はそれを疑問に思っていたが、過去にて書いた通り本来の自分を失くしているため、今は容赦なく無差別に妖怪を殺している。
「あーあ、めんどくさ。……でも使われてるだけ喜べよって話。聞き飽きてる」
「……できるだけ神形だとバレたくない。厄介なんだよ」
「反抗はしねぇよ。めんどくさいことになるから」
「終わった終わった。帰って寝て、また起きて使われて。その繰り返し」
※神形家の紋は友人に制作していただきました