随時更新中→
用心棒として買われることが多い何でも屋
身寄りのない子供達とよく一緒におり、子供からも慕われているようだ
いつも冷静で、怖いもの知らず。思ったことは怖がらずに言葉にするし、行動にも起こす。
しかし、いつまでも拭えない孤独感と虚無感があり、その心の隙間を埋めるのに必死な面も存在している。
道を外したものの、彼には彼の正義感が強く残っており、彼の行動は全てそれに通じているようだ。
多少倫理観がズレてはいれど、ラデアスなりの正義感は世間に通用するものである。
学生の頃に正義感による行動で暴力を奮ってしまい、果てには喧嘩に明け暮れる日々を送ってしまう。
喧嘩の理由を親は認めてくれず、それ以降見放されるように。人に暴力を日々振るう奴なんて我が子じゃない、と。
以降、ラデアスも落ち込んでしまい、己の強さを見つめ直すことになる。
———誰かを傷つけたいわけじゃない、むしろ護りたい。
自分のように苦しんでる子達を助ける、それが己の強さの在り方だという結論に至る。
そこから警察の道も考えはしたが、残念なことにラデアスの地域の警察はただの国の犬で、正義感など欠片もなかった。
だから、今のような用心棒になった。
今も尚暴力と共に生きていて、味方などいない世界でただ救助と称する暴力を繰り返し続けている。
マフィアなどの裏社会にも足を踏み入れ、ひたすらに子供たちを守り続けている。
誰がどう見ても悪なラデアスだが、それでも彼の正義感は消えることはない。
小さい頃から青色が好き。特にこだわった理由はなく、純粋に好きなだけ。
「ラデアス・エトゼルナって名前だ。覚えなくてもいい」
「何か名前のある関係って魅力的だと思うんだ。……なんだか、安心するのは俺だけだろうか」
「あんたの言い分は分かった。ああ、いいよ。俺にできるもんなら引き受ける」
「あんたってさ……いや、……。ああダメだ。この話は終いだ。これ以上話しても俺の愚かさが露呈するだけだ」
「愚直で結構。いいんだ、それで。そんなんでも生きていけてるんだからさ。……いいや、死ねない、ってことか……あはは」
「青色が好きなんだ、小さい頃からさ。綺麗じゃないか? 心を浄化してくれそうだ。そうそう、パワーストーンなんて言われたらもっと気になるよな。ほら、俺いつも足首につけてんだろ?」
「勝手に希望を見出して、勝手に元気になって、勝手に生き続ける。そんな人生だ」
「手は汚せない。ダメなんだ、俺にはそんな度胸なんてない」