第25代校長
西田 拓巳
兵庫県立相生産業高等学校
校長 西田 拓巳
同窓会の皆様におかれましては、益々ご清祥のこことお喜び申し上げます。本年4月1日付けで校長として着任しました 西田 拓巳 でございます。平素より本校の教育活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り心からお礼申し上げます。また、昨年度の創立80周年記念事業に際しまして、同窓会の皆様より多大なるご支援をいただきましたことに、感謝申し上げます。
さて、少子高齢化が進み地域や地元企業を担う若手の人材不足が大きな問題となっている中、本校の令和6年度の進路状況は就職が54%(公務員を含む)、進学が46%と就職をする生徒を多く輩出しており、本校での学びを活かして企業に勤め社会人として活躍しております。また、今年度の進路希望調査においても、就職希望者が約56%、進学希望者が約40%と昨年度と同様に就職を希望している生徒が在籍しております。
このような状況の中で、本校が「誠実 創造 努力」の校訓のもと、生きる力、自己肯定感をもち、地域社会に貢献できる人材を育成する使命は、今後さらに大きくなると考えられます。一方で、予測困難で先行きが不透明な時代でもあり、この時代において大事なことは、「柔軟な対応力」であると思います。社会のめまぐるしい変化や困難な状況に直面した時、それに対応できる柔軟な思考を持つことが必要です。本校では、基本的な知識・技能を土台として、自ら考え、新しい学びや挑戦する前向きな姿勢を身につけた人材を育成していきます。そのことによって、環境の変化に対応しながら、自分自身の夢や目標に一歩ずつ近づいていくと考えております。
様々な教育活動を通して、本校の特色ある地域の伝統と文化を積極的に学び、生徒・教職員とも目標に向かって邁進していきたいと考えております。
同窓会の皆様には、相生産業高校の創立100周年に向けて、より一層のご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。