脱炭素を目指した水素・電動航空機、空の利活用を拡大する可能性を秘める空飛ぶクルマやドローンなど、世界各国で開発が進む新しい航空機の登場により、「空」の産業は大きな変革の時を迎えようとしています。日本の航空産業の新たな1ページ作りにチャレンジしたいとお考えの若手担当者を対象に、国内外の一流の講師陣から過去と現在を学び、講師とのオープンな対話やグループワークを通じて航空産業の未来について多様な参加者間で議論し、新たな政策やビジネスを考える「航空イノベーションアカデミー」を開講します。
主催:(一社)航空イノベーション推進協議会(AIDA)https://aida.or.jp/
共催:東京大学未来ビジョン研究センター
後援:JAXA、NEDO、国土交通省、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、日本政策投資銀行(DBJ)、経済産業省
開催時間 2023年6月~8月 18:00~20:00、最終回は13:00~18:00(懇親会あり)
定員:20名/参加者条件:航空産業に関連する業務や研究に従事する若手中堅の方
会場:東京・大手町近辺
参加費:AIDA会員5万円、非会員10万円(会員申し込みがあれば会員扱い)、学生1万円
(有料)申し込み先リンク https://forms.gle/wZXTUCn7KF3NSZzv5
近年の航空機産業政策史において重要な局面における政策立案、意思決定を担った責任者から、当時の航空機産業をどのように捉え政策を検討したのかを紹介するとともに、今後の方向性についてのオープンディスカッションを行う。
講師:経済産業省 製造産業局 歴代航空機武器宇宙産業課長 飯田陽一(2012~2015)、畑田浩之(2016~2020)、呉村益生(2022~)
モデレータ:AIDA代表理事、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授 鈴木真二
我が国の航空機運航分野の脱炭素化に向けて取り組んでいる3つのアプローチである、SAFの導入促進、管制の高度化等による運航の改善、機材・装備品等への環境新技術の導入について紹介。
講師:国土交通省航空局大臣官房参事官(航空戦略担当)東田 晃拓
講師:国土交通省航空局交通管制企画課長 渋武 容
講師:国土交通省航空局航空機安全課課長補佐 徳永 博樹
成田空港で進めている顔認証による搭乗手続きの自動化・効率化、保安検査などの厳格化、5Gテクノロジーによる自動運転、脱炭素化に向けた技術革新に加え、空港の大規模な増強に向けた新しい成田空港構想について紹介します。
講師:成田国際空港株式会社取締役 経営企画部門長 宮本秀晴
新型コロナ禍を切り抜け新たな成長過程の入口に立った航空業界の現状と課題を受講生の皆様と共有し、業界の課題を解決するための新たな事業創造の可能性について議論を行う。事業創造の切り口として、総合商社のこれまでの取組みについて考察する。
講師:Smart Airport Systems Japan 株式会社 代表取締役 宍戸昌憲
JAXA航空技術部門が2021年に取り纏めた研究開発ビジョンの概要と航空分野にイノベーションを起こすための最新の取り組みを紹介する。
講師:国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 (JAXA)航空技術部門航空機ライフサイクルイノベーションハブ 主幹研究開発員/ハブマネージャ 青木雄一郎
現在、航空界は新たな技術開発、新技術・新システムの認証に加え、インフラやプラットフォームの整備、社会実装などが求めらています。そして、スタートアップや異業種企業等の参画を含め、産業全体が大きく変化しつつあります。脱炭素(SAF、電動、水素)やデジタル化は重要な流れで、AAM(Advanced Air Mobility)はその実証の場としても位置付けられます。ここでは海外の動向を中心に航空界全体の変化を整理し、今後の航空界の姿を展望し、新たな事業機会について考察いたします。
講師:株式会社航想研代表取締役 奥田章順
世界的な地球環境問題への関心は高まっており、炭素繊維複合材料は強くて軽い性質から、航空機の軽量化によるGHG排出量削減に貢献する素材として適用拡大が期待されている。本講義では、炭素繊維の特徴、製品形態、代表的な加工方法など炭素繊維複合材料の概要と、その航空用途への展開について紹介する。
講師:東レ株式会社ACM技術部航空・宇宙技術室、室長 夏目憲光
航空機のカーボンニュートラルを達成する為には、装備品関連では電動化が非常に重要な役割を果たす。然しながら単に電動モータに変えれば良い訳ではなく、その為の電動化について解説する。
講師:多摩川精機(株)専務取締役 熊谷秀夫
ドローンや空飛ぶクルマといった次世代エアモビリティの社会実装が進んでいる。本講義では日本が空の産業革命・移動革命に取組むに至った経緯・背景を振り返りながら、海外での検討状況、日本の社会に実装する意義、次世代空モビリティの社会実装にむけた実現プロジェクト(ReAMoプロジェクト)を中心とした技術開発の現状、今後の展望について解説する。
講師:元経済産業省次世代空モビリティ政策室室長補佐 伊藤貴紀
講師:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ロボット・AI部 主査/ReAMo PJ プロジェクトマネージャ 森 理人
Airbusは航空宇宙分野のイノベーションをリードすべく2015年にAirbus Venturesを立ち上げました。本講義ではAirbus Venturesの取組を紹介するとともに、航空産業において新たに到来しているイノベーションの波について説明します。
講師:Airbus Ventures Partner Lewis Pinault
目まぐるしく時代が変化する中、航空業界のみならず、広い視野で世の中の動きを捉えキャリア形成について考える。社会的価値を中心に据え、それを取り巻く3つのDとしてDigital、Design、Diversityなど、これからの時代に即した考え方を学ぶ。。
講師:Spline株式会社 代表取締役社長、国立大学法人長岡技術科学大学 特任准教授 次重 彰人
これまでの講義を踏まえ、「日本の航空機産業の将来像」をプレゼンしていただきます。受講後に修了証をお送りします。
主催:(一社)航空イノベーション推進協議会(AIDA)https://aida.or.jp/
共催:東京大学未来ビジョン研究センター
後援:JAXA,NEDO 他は申請予定ですので決定後掲載
開催時間 6月~8月 18:00~20:00、最終回は13:00~18:00(懇親会あり)
定員:20名/参加者条件:航空産業に関連する業務や研究に従事する40歳以下の方
会場:東京・大手町近辺
参加費:AIDA会員5万円、非会員10万円(会員申し込みがあれば会員扱い)、学生1万円
(有料)申し込み先リンク https://forms.gle/wZXTUCn7KF3NSZzv5