説明(今回はPOVやHMVが重要なので、ここに力を入れてください。)
どうすれば、酔っぱらって騒いでいるおじさんに静かにしてもらえるかという思いからスタートしました。
はじめは注意して静かにしてもらう・入店の際に騒ぎたい人と静かに飲みたい人を分けて座るスペースを別にするなどの考えが思い浮かびました。しかし、それでは注意された人もする人もいい気分ではないし、静かに飲むつもりでも気づいたら騒がしくなってしまう場合も考えられたため、「全員が気持ちよく、自発的に静かに飲む・周りに迷惑をかけない程度に楽しむ」ためのものを作ろうという考えに至りました。
居酒屋で飲んでいるおじさんが、自発的にマナーよくお酒を楽しむためにはどうしたらよいか考えたところ、「マナー良く飲もうと思える何かが定期的に目に入る」ことが効果的であるという結論に至りました。
実際に居酒屋を訪れ、客が飲食中に何を見ているのか観察したところ、常に自分の目の前にあるとりわけ皿を無意識にも手織りことが分かりました。なにか食べるとき、お箸やおしぼりを置くとき、ぼんやりしているときにもとりわけ皿が目に入ってきていることに気づき、このとりわけ皿になにか工夫をすれば酔っぱらったおじさんも少しマナーを良くするのではないかという考察に至り、「綺麗に飲むのは、格好良い」というポジティブなメッセージを入れることを思いつきました。
「格好良い」という言葉を入れることで、周りから格好良く見られたいと思っているであろうおじさんの心をくすぐり、マナー良く飲んでもらおうと考え、この作品を作りました。
お皿の表面に文字を彫る予定なのですが、自分なりに調べたり、ファブラボのスタッフの方に相談してもなぜか彫ることが出来なかったことが課題です。そのため、最終課題では別のアプローチ方法を考え、完成させることを目指します。