日本大会実行委員長挨拶

日本大会実行委員長挨拶

世界の多くの国々が高齢化に直面しています。皆さんご存知のように日本もその先端を走っています。Aging & Societyは、アメリカのCommon Groudという、多領域が参画してデザイン思考で社会問題の解決を目指す国際的な学術ネットワークによって運営されています。

社会の高齢化は高齢者だけの問題ではありません。高齢化による社会的課題に対応するだけでなく、成熟した社会の強みを活かした社会デザインを積極的に作り出す必要があります。私たちの足元、日本の状況を見渡してみると、高齢化の比率は2030年に先進国で唯一30%を超え、2025年には5人に1人が65歳以上となります。活力ある高齢社会実現と国の生き残りに向けて、一億総活躍社会や働き方改革、幼児教育の無償化、我がことまるごと地域共生社会の創出など、国を挙げた取り組みが進められています。この状況からも分かるように、活力ある高齢社会を作り出すには、高齢者への福祉、介護だけでなく地域福祉、子ども家庭福祉、障がい、保健、多文化、共生社会、財政、建築など、さまざまな領域の協働が必要です。

今回のAging & Societyは、多様な領域を超えて、さまざまな参加者を募集しています。口頭発表、ポスター発表だけでなく、通訳をつけて世界の方々と情報共有し、話し合いをする場も設けています。世界各国の多領域の専門家が集まり意見交換をする、現在広がりつつある新たな潮流に参画してみませんか。皆様の積極的な参加をお待ちしています。


Aging & Society: Eighth Interdisciplinary Conference

日本大会実行委員長

渡辺裕美(東洋大学ライフデザイン学部教授)