ダクトグライダー機 コリジェット(2010.8.13)
ダクトグライダー機 コリジェット(2010.8.13)
翼長:1,000mm / 全長:850mm /全備重量:540g
ダクト エンジェットφ56X1 / 推力:500g over /電力300W
コントロールシステム:スロットル1/エルロン2/エレベーター
目 的:高精度かつ低い抗力の主翼を利用してダクト機として再設計し飛行特性を研究する。
仕上げ:ラッカー塗装
●初飛行
トリムをあわせた後はなんの苦もなくスピード機のようなすばらしい伸びのある飛行を披露してくれました。抵抗の少ない機体は舵の効きも素直で飛行の感触も大変気持ちのいいものになります。パワーウエイトレシオが1近くのた垂直上昇はあまりできませんが、風にも強く、割とリラックスして飛ばせる機体なのでこんなものも1つはもっておくと予備機としては活躍するかもしれません。
長所
①素直な舵。操縦感覚が楽しい。スピードの伸びがよく飛行を楽しめる。さすがはグライダー主翼。
欠点
①飛行時間が短い。中スロー基本、上昇時ハイでも3分が限界か。
②かなり着陸後の滑走が早く長い。
アベチ(ポプラの木?)貼りのこの主翼は高強度かつ薄翼、速度の乗り方が秀逸でちょっと自作では真似できにくい品です。今回は余った部品の有効活用ということでΦ56EDF、RCメカ、1800mAリポを用意しています。こんな機体は気楽に飛ばせますし、少々キズが入っても気にしない気楽さがあります。でも主翼の高速性能はHLGで保証されていますのできっと良く飛ぶ機体となるでしょう。
コリジェットの前部をFRP貼りしています。今回はかなり簡略化した工作方(手抜きともいう)で行っています。スタイロフォームに3mmバルサを接着し、そのあと、適当に削ってパテ成形、そのあとマイクログラスFRP貼りと行っています。小さい胴体ですが、一応曲線胴としています。こんなものでも、もはや四角胴に見えないようにしたいと思います。この胴体には胴枠は全くありません。いや必要がありません。シンプルに加工することは軽量化にもつながります。胴体の中には受信機とバッテリーのスペースしかありません。それでも十分用の足りるものとなっています
コリジェットを翼端の補修をしてからあっさりと塗装をしています。あまり厚く綺麗に仕上げるものでもないのでごくあっさりと塗装しています。特に黄色は隠蔽力が弱い色でなかなか下地の色は隠れません。よって以前のマーカーまですべて透き通って見えています。一番問題なのは翼端エルロンであとから翼裏に溝を入れてサーボコードを埋め込む作業をしなければなりません。
胴体の組込みが終わったところです。私は双胴をよく使いますが、双胴にするのはメイン脚がひとつで良いことによります。一応3点脚でなおかつ抵抗が低いことによります。