EDF40クラス前進翼カナード「フラッシュナード」(2006.9.23)

  • 翼 長:570mm /翼面積:6.13d㎡(5.1+1.03カナード)

  • 全 長: 600mm/重 さ:160g

  • モーター:feigao-KV5800 / アンプ:feigao10A

  • リポ:400mA HP ダクト GWS40(6→3翼に加工)

  • 翼型:クラークY類似 /操縦:3ch3サーボ(主翼2サーボ)

  • データ/ダクト推力?/電圧?V/電流?A/?W 未測定

  • 目 的:カナードの速度範囲の広さを活かし、パークジェットの可能性を追求。小さな空き地での飛行を可能とする。

  • 工 法:スチレン+バルサ

  • 仕上げ:パラメン色テープ+ウエットオラカバ(収縮なし)
    右写真は試作のスチレンペーパー機

◆ テスト飛行の様子

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◆ テスト飛行インプレッション

テスト飛行は成功しました。少しエルロン方向が敏感で真っ直ぐ飛びにくい状況でしたがまずまずコントロールできました。トリムが取れれば、ロール・宙返りは通常の飛行機と同じようにできます。ロールレートは速く、軸を通してクルクル周ります。また抵抗が少ないのでダクトを止めての滑空もちゃんとします。飛行自体はパワーは通常は1/3で水平飛行と旋回ができます。上空で止めても指定位置への着陸は可能でした。また失速しそうになると頭を下げる特性と旋回性のすばらしい高機動な特性は前進翼の未来性を確かに感じさせる良好な結果となりました。

このfeigao+GWS40の組み合わせはパワフルでよく飛ぶ。ただ意外とトルクの影響は大きく反トルクで左へ取られる現象が見られる。機体にもう少し直進性が欲しいところ。これからの課題だろう。ロールは綺麗。エレベータは全く操作がいらない。宙返りは軸を通すのが難しい。滑空はパークジェットとしては出色の出来だろう。ただエレベータとエルロンで方向制御しようと思うとのた打ち回ってかなり難しい部類に入る。無駄な舵を打たないで一発で着陸態勢を決めることがコツ。