学術会議の任命拒否を問う

山梨学者・大学人の会

国葬の中止を求める声明を発表しました。

国葬中止声明.pdf

学術会議問題 第4回講演会 (終了)

「コロナ感染症の拡大は“目覚まし時計”である」

日時: 2021年12月4日(土) 午前10時~12時

場所: 甲府市飯田 国際交流センター 大会議室

講師: 色平 哲郎(いろひら てつろう)さん

(佐久総合病院 地域医療部 国際保健医療科 医師)

詳しくは、チラシをご覧ください。

YouTubeによる中継を行います。以下のURLへアクセスしてください。(録画はお避け下さい。)

https://youtube.com/channel/UC7_vIORjzZQA8ARK6eGCAOw


学術会議問題 第3回講演会 (終了)


日時:2021年5月29日(土)午前10時から12時

場所:甲府市飯田 国際交流センター 大会議室

講師:椎名慎太郎さん(山梨学院大学名誉教授 行政法学)
   「
学術会議任命拒否問題の政治力学」

   石塚迅さん(山梨大学生命環境学部准教授 憲法学)

   憲法と市民-東アジアから考える-」


最初の10分が欠落していますが、録画は以下のURLで閲覧できます。(2021/5/29)

https://youtu.be/3OT-c6qt7zk

講師のレジュメをご希望でしたら郵送しますので、本ページ下に記されている管理人または世話人代表 (竹内 智 090-6644-1912 〒400-0016 山梨県甲府市武田 3-4-25)へご連絡ください。

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詳しくは、チラシ(PDF)をご覧ください。この案内及びチラシは再配布自由です。


下記URLにてYouTubeでのライブ配信を行います。URLは変更になる可能性がありますので、当日はこのページからアクセスしてください。


URLが変わりました。下記からご覧ください。

https://youtu.be/TC4xhp47y3o (終了)

配信コンピュータ及びネットワークの不調により、配信URLが突然変わってしまってすみませんでした。録画をご覧ください。


学術会議総会に向けて要望書を提出
「総会での 『6名の任命 を求める 』 確認 と情報開示請求の支持について」

標記要望書を提出しました。

任命拒否された6名の方を任命を強く意思表示すること、6名の方による政府に対する情報開示請求を強く支持することを要望しました。

全文はPDFファイルをご覧ください。


パンフレットができました

日本学術会議は、社会的な課題や学術のあり方に関して様々な答申や提言を行ったりしていますが、市民の目に触れる機会が少なく問題の所在が分かり肉という声も聞かれます。そこで私たちはその活動と任命拒否問題の意味するところをQ&Aという形でまとめました。

"ぐらいん屋 律"さんにイラストを作成していただきました。画像をクリックするとPDF版をダウンロードすることができます。ご活用ください。

///学術会議問題に関する学習会////

『任命拒否はなぜ違法なのか』(終了)

講 師 雨松 拓真 弁護士

日時  1月24日(日) 14時~16時

場所  山梨県立図書館 多目的ホール


日本学術会議法では、学術会議が推薦した候補者を首相が任命することになっています。ところが今回、新会員候補105名のうち6名が任命されませんでした。「推薦された人を総理が必ず任命する義務があるとはいえない」と法解釈が秘密裏に変更され、それを根拠に菅首相が任命拒否を強行したのです。さらに菅首相は、人事案件であるとして任命拒否の理由については一切口を閉ざしたままです。この任命拒否は学術会議法に違反する疑いがあります。弁護士の立場から学術会議法と任命拒否の違法性について分かりやすく解説していただきます。



【注意事項】

マスクを着用しない参加者は入場できないのでご注意ください。なお、会場の収容人数が50名に限定されているので、これを超えた場合、参加者は会場への入場ができませんのでご承知おきください。当日はお早目の参加をお願いします。

緊急事態宣言が出され会場が利用できなくなった場合は延期いたします。

YouTubeで中継いたしました。録画は下のURLでご覧になれます。

(準備のために20分くらい前に配信をはじめました。20分後くらいからご覧ください。)


https://youtu.be/5wfSQpjmeFE



講演会「学術会議任命拒否問題を考える」(終了)

講師: 上野千鶴子 氏 (元学術会議会員、東大名誉教授)

場所: 山梨県国際交流センター (甲府市飯田)

日時: 2020年12月5日 10:00 -

ご来場できなかった方はYouTubeのアーカイブをご覧ください。

ライブ配信は、外部マイク、カメラの接続が不調のため切断することとなり、当初のURLでアクセスしてくださった方に視聴いただけませんでした。再度、中継を開始し、30名くらいの方には視聴いただくことができました。

URLが変わったため、視聴できなかった方にはおわびいたします。

以下のURLにアーカイブがありますのでご覧ください。内臓のカメラを使ったっため、見苦しいところ、スライドのコントラストが極端に悪くほとんど読み取れないなどひどい収録ですが、上野さんのお話は充実したものでした。

https://www.youtube.com/watch?v=gQxVi3bitMk

(URLの転載は自由ですが、文字起こししたものを再配布することはご遠慮ください。講演者の許可を得ていませんので。)


 <声明> 首相による日本学術会議会員任命拒否に抗議し、6人の任命を求めます

菅首相は、日本学術会議が新会員候補として推薦した 105名のうち6名について、任命を拒否しました。京都大学滝川事件など政府が大学の人事に介入、学問が戦争に利用・動員された戦前の痛苦の反省を踏まえて、1949年に設立された日本学術会議は,政府に対して学問研究の立場から様々な分野にわたる政策提言を行う国の特別の機関であり、これまで政府が人事に介入したことはありません。 会員の任命については「推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」(日本学術会議法)となっており、これまで「形だけの推薦制であって、学界から推薦して頂いた者を拒否しない」(1983 11 24 日 丹羽兵助総理府総務長官)と政府自身が答弁してきました。

任命拒否の理由について、首相は「総合的、俯瞰的観点から」というだけで、理由を明らかにしていません。理由も言えず、任命を拒否することは、これまでの経緯と法を無視した、政府による学術研究への介入であり、学問の自由への重大な侵害であると言わざるを得ません。また、政府は、これらの疑問に一切答えないまま「10億円の予算を使って」など、さも学術会議の在り方が問題であるかのように、論点をすり替えた不当な攻撃に乗り出しており、看過できません。

山梨県内の大学で教育・研究に携わる(携わった)私たちは、今回の首相による理不尽な任命拒否は「学問の自由」の侵害にとどまらず、国民の「思想・表現の自由」の萎縮、統制につながるものとして、強い危惧の念を持つものです。菅首相に任命の経過と拒否の明確な説明および6人の任命を求めるものです。

2020年11月14日

学術会議の任命拒否を問う山梨学者・大学人の会

よびかけ人(元職も含む)

竹内 智 豊木博泰 斉藤幸典 妻鹿絢子 宮本和子 春日正伸 高橋英児

安井 勝 桜井 彪 佐藤眞久 山田伸志 宗久知男 鈴木章方(以上 山梨大)伊藤

藤谷 秀 池田政子 川元克秀 浅川 保 高橋真理子(以上 県立大) 伊香俊哉 

佐藤 隆 笠原十九司(以上 都留文大) 椎名慎太郎 山内幸雄(以上 山梨学院大)

伊藤美 関戸元恵 高橋沙希 中込まゆみ(以上 山梨学院短大)

川村晃生(慶大)色川大吉(東経大)上野千鶴子(東大)

賛同者一覧(元職を含む)

石塚迅 美濃英俊 日永龍彦 室田敏行 岩附正明 鈴木俊夫 清水東 平山訓子 

志村結美 長谷川千秋 平野千枝子 金基成 森田秀二 岩田智也 御園生拓 森元拓

梶原郁郎 鈴木律子 藤修 川村協平 秋山麻実 鳥養映子 伊藤一帆 藤井朝信 

非公表4人(以上 山梨大) 加賀美尤祥 小田切陽一 乙黒いく子 五味武彦 伏見正江 長沢栄治 大西康雄 西沢哲 池田充裕 伊藤健次 太田研 大塚ゆかり 奥谷佳子 

坂本玲子 里見達也 高野牧子 古屋祥子 山田勝美 山中達也 渡辺正 小尾栄子 

非公表7人(以上 県立大) 別宮有紀子 加藤浩司 早野慎吾 西尾理 進藤兵 

内山美恵子 鈴木哲雄 斉藤淑子 原まゆみ(以上 都留文大) 十菱駿武(山梨学院大) 

深沢早苗 樋川隆 奥山賢一 中野隆司 非公表6人(以上 山梨学院短大) 浅川料夫 

非公表3人(山梨英和大) 深澤美恵子 非公表1人(山梨英和学院)

高崎宗司(津田塾大) 戸田康(法政大) 山中淑子(ドレイク大) 李順愛(早大) 

井上允(国立天文台) 萩下峰一 佐藤芳宏 榊原まゆみ

よびかけ人:32人 賛同者:69人 非公表者:21人 総計 122

連絡先 竹内 智(080-6644-1912)

浅川 保(055-253-2735)

Webページへ寄せられたコメント

この会の声明に賛同します。この会の代表を決めてほしいです。組織化し、全国と連帯していければよいと思います。

現在の政権を倒すことが早道だと考えます。

「学問の自由」とは、研究機関の自律性を保障するもので、外部からの特に国家からの圧力に対抗できるようにするものであると思います。

 自律性を確保することで意見の多様性が得られ、より良い社会の構築に繋がると思います。学術会議は政府から「独立して」活動する機関と認識しています。会員選考は学術会議によることは設置法にも示されていると聞いています。

 任命拒否の理由が、特定の問題についての意見表明が関係しているとすれば、私達一般の市民も見逃せるものではありません。政府に対して異論を持つ研究者が排除されるようなことがあれば、今後もいろいろな所で排除が進み、「表現の自由」「基本的人権」の阻害もあるのではないかという疑心暗鬼が生まれ、研究者だけではなく一般市民にまで、政府に対する忖度と権力に対する萎縮が進みかねないと懸念しています。

 このような理由で「学術会議の任命拒否を問う山梨学者・大学人の会」の声明に賛同いたします。

2021年1月17日  日向 治子

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 日本学術会議が推薦した 105名のうち6名の任命を菅首相が拒否したことは、学問の自由を侵害するものとして大きな懸念を抱かざるをえません。

日本学術会議は政府から独立した立場で様々な問題に対し科学的な視点で検討を行い提言を行ってきました。時の政権・権力者に忖度することなく、国民のため未来を見据えて活動されてきたことに敬意を表するものです。

今回の様な事がまかり通ることになれば、学者・学問だけの問題でなく、国民の思想表現の自由の萎縮につながりかねず、国民生活にも大きな影響を及ぼしてしまいます。6名の任命を求めます。

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菅首相の日本学術会議の6名の任命拒否は民主主義の否定につながり許されない、即刻、任命を求める。

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戦前の反省を忘れないでください。