本シンポジウムは終了しました
ご参加ありがとうございました
またの機会にお会いできることを楽しみにしております
感情のかけ橋 シンポジウム 2022 は
感情ならびに感情研究に示唆を与える研究を行っている研究者の方々を講演者として招き
感情研究について議論をすることを目的としています
はじめに
本運営は今まで「感情とAI」という名前で人工知能学会全国大会でのオーガナイズドセッションや企画セッション、
単独での冬のワークショップなどを企画し実施してきました。
毎年、100名を超える参加者を集め、冬のワークショップのyoutube配信ではのべ600回の総視聴回数となり、
感情に対する注目度が年々高まっているのを感じます。
特集記事として人工知能学会誌に掲載した「感情とAI」も非常に反響が高いものでした。
できる限り、こうした試みを続けていきたいということで、毎年豪華な先生方を招待講演としてお呼びし、催しを行っています。
今までは「感情とAI」というタイトルに副題を付けてきましたが、今回からは主題を一新し、
~ 感情のかけ橋 シンポジウム 2022 ~ といたしました。
かけ橋のかけには、懸けるという異分野間の懸け橋という意味と懸命に感情研究をするという思い、
そして駆けるように研究を推進していきたいという思いなどが含まれております。
橋自体も吊り橋効果やBridgesの情緒の分化など感情に縁がある言葉です。
今回は人・動物・人工物の三つのコンテンツの講演を予定しております。
招待講演者のみなさまは必ずしも感情についてをメインとして扱われているわけではありませんが、
感情研究において重要な示唆を与えてくれる研究となっております。
今回もみなさまとの有意義な議論の時間を過ごせればと思っております。
それでは、当日みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。
運営委員一同
開催概要
日時 2022年3月17日(木)10:00~19:00 (オンラインの方は10:00~17:10となります)
場所 大阪大学シグマホール and zoom
参加申し込み
会場での参加は関係者のみとさせていただき、一般聴講の方はオンラインでのみご参加いただけます。
その旨をご了承いただいた上で下記フォームより参加登録をしていただきますようお願いいたします。
参加登録者にzoomリンクをお知らせさせていただきます。
フォーム登録後、自動返信メールが送られます。届いていない場合、問い合わせ先までご連絡ください。
プログラム
10:00 ~ 10:10 オープニング
第一部 人
10:10 ~ 10:55 「内受容感覚の予測的処理とそのモデリング」 大平英樹(名古屋大学)
10:55 ~ 11:40 「高齢者における内受容感覚の予測的処理」 上野大介(京都府立医科大学)
11:40 ~ 13:00 昼休憩
第二部 動物
13:00 ~ 13:45 「迷走神経が情動に及ぼす影響の生理学的解析」 佐々木拓哉(東北大学)
13:45 ~ 14:30 「全脳全細胞解析からみつけた情動を制御する新たな神経回路」 笠井淳司(大阪大学)
14:30 ~ 14:35 休憩
14:35 ~ 15:20 「社会的情動の基盤となり得る自己と他者の報酬情報の脳内処理」 則武厚(生理学研究所)
15:20 ~ 15:30 休憩
第三部 人工物
15:30 ~ 16:15 「脳と行動の計算モデリング: 小脳とカルマンフィルタ、ゼブラフィッシュとイジングモデル」 田中宏和(東京都市大学)
16:15 ~ 17:00 「AI・ロボット・感情知能」 長井隆行(大阪大学)
17:00 ~ 17:10 クロージング
※敬称略 時間は前後することがあります
講演者一覧
(敬称略・講演順)
大平英樹
名古屋大学
大学院情報学研究科
心理・認知科学専攻 心理学
教授
運営委員
大平英樹(名古屋大学 大学院情報学研究科 心理・認知科学専攻 心理学 教授)
長井隆行(大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 教授 / 電気通信大学 人工知能先端研究センター 特任教授)
木村健太(国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 / 心身機能・モデル化研究グループ 研究グループ長)
堀井隆斗(大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 講師 / 東京大学 国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 客員研究員)
日永田智絵(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 助教)
本シンポジウムは JSPS科研費 基盤研究(A) JP21H04420 の助成を受けたものです。
問い合わせ先
hieida(at)is.naist.jp (奈良先端科学技術大学院大学・日永田智絵)
Copyright © 2022 E-bridge.