吉永一行(東北大法学部)Website
困ったことがあれば相談を
大学は自分から助けを求めないと助けてもらえない、先生の方から「君、最近成績が落ちているけど、困っていることでもあるのか?」と尋ねてはくれないところです。受講・学習に関して困ったことがあれば、オフィスアワーや授業前後の時間を使って遠慮なく相談をしてください。
大学の内外には、より専門的に相談を受け付けてくれる機関もたくさんあります。どこでも使いやすそうなところに、まずは気軽に声をかけてみることが大切です(相談した結果、取り越し苦労だということがわかったら、それはそれでいいじゃないですか)。いくつかのものを例示しておきますので参考にしていただくとともに、これ以外のものも必要に応じてネット検索で探してみてください(検索のお手伝いが必要なら、オフィスアワーや授業前後の時間に相談してください)。
東北大学学生相談・特別支援センター / 同センターのリンク集には、さらに学内の相談窓口へのリンクが貼られています。自分が困った場合のカウンセリングだけでなく、周りの人が困っているときにどう対応したら良いかを相談できるコンサルテーションも受け付けてくれるそうです。
宮城県消費生活センター / 仙台市消費生活センター 学生を狙ったマルチ商法などは後を絶たないようです。くれぐれもお気をつけて。「誰にも相談してはいけない/相談しても無駄/自分で決めなきゃ」は、悪徳商法のキーワードです。仙台市消費生活センターのYouTube5秒広告もぜひご覧あれ。
オフィスアワーに関する情報
東北大学法学研究科(法科大学院を含む)・法学部の在学生は、現在私の授業受けているか否かにかかわらず、オフィスアワーのアポイントを申し込んでいただくことができます。オフィスアワーは、ご希望により、直接の面談またはWeb会議システム(Zoom または Google Meetを予定しています)を用いて行います。下記メールアドレス宛にアポイントを申し込んでください。なお、メールによる直接のご質問にはお答えしていません。
オンライン授業が進む中・・・
新型コロナ対応で全国でオンライン授業の実施が進んでいます。タイミングとしては全く偶然なのですが、ちょうど2020年3月に A.W. (Tony) Bates, Teaching in a Digital Ageという著書(ネット出版)の翻訳プロジェクトが完成し、「デジタル時代の教育」というタイトルでネット出版されました。オンライン授業は、今おそらく、その技術的なところとか、「教え方」みたいなところで皆さん(私も含めてですが)苦労を重ねていらっしゃると思うのですが、少し余裕が出てきたら、そのもう一個後ろにある、「何をどう教えるのか」それにとって「デジタル技術はどう適性があるのか」というあたり(私が担当した第1章・第2章)に目を向けていただけると・・・あるいは学生さんも、そうしたところを意識しながら授業を受けていただければ・・・と思い、ここでちょっと紹介です。 https://pressbooks.bccampus.ca/teachinginadigitalagejpn/ から無料でお読みいただけます。
教育/学習に関するTips
bluelines「教師の心得」:アメリカの大学院のある授業で配られたという「教師の心得」を紹介するブログ記事。セメスターが始まるごとに読み返していますが、毎回できていないことを発見するという・・・
吉永の10Keys:「教師の心得」に触発されて自分でも作ってみた10か条。こちらも、自分で作ったくせに、できていないことを発見するという・・・
吉永の学びの10か条:学ぶ側に向けて、学びの心得を作ってみました。勉強というと勉強の中身に注目しがちですが、勉強の仕方を知っていれば、どんな勉強だってできるようになるのですよね。
研究生の受け入れについて
研究生については、すでに、受け入れることができる上限の人数に達しているため、新たな受け入れをすることができません。海外から優秀な留学生が研究生として志願してくださることは名誉でもあり嬉しいことでもあるのですが、受け入れを全てお断りしなければならないこと、ご理解ください。
プロフィール
東京都世田谷区生まれ→大学進学を機に京都市に転居。その後2003年から京都産業大学で専任講師、准教授、教授→2019年4月、東北大学大学院法学研究科教授採用を機に宮城県仙台市に転居
研究者としての職歴や業績は東北大学研究者紹介、東北大学法学部教員紹介、researchmapおよび東北大学研究シーズ集を参照。