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第4回日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会年次学術集会
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第4回日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会年次学術集会
会長挨拶
第4回日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会年次学術集会
会長 曽根 博仁
新潟大学大学院医歯学総合研究科 血液・内分泌・代謝内科学分野 教授
この度は、この活気ある若い学会の皆さんを、当地新潟にお迎えできることを一同大変うれしく思っております。
糖尿病を始めとする生活習慣病分野では、人々あるいは患者が転帰の改善を短期間に実感できないため、さまざまな大規模臨床エビデンスにより、遠い将来のアウトカムを予測することにすることにより、保健活動や診療が成立しています。そのため保健活動や医療の担い手としては、その予測の科学的裏付けを、保健医療サービスの受け手にわかりやすく示す必要があります。
また糖尿病・生活習慣病診療には、その名が示すように生活習慣介入が必須ですが、生活習慣変容には相当の努力や犠牲を伴うため、医療者としてその努力効果比を具体的に示すことも求められます。一方、現場医療者が忘れがちな、「糖尿病による合併症や死亡を抑制する最も効果的な戦略は、実は糖尿病そのものの一次予防である」という予防疫学的視点も重要です。
医療・保健分野には、すでに様々なリアルワールドのビッグデータベース(検診、レセプト、介護保険、電子カルテ、…)が存在し、既存コホート・レジストリーや既出論文等のデータベースと共に、これらビッグデータを活用した「大規模医療データサイエンス」が現在、世界中で精力的に進められています。
この時代の転換点にあたり、「大規模医療データサイエンス」が、どのように現場の保健活動や診療を変え、世界の人々の健康寿命延伸に寄与できるのか、ともに考える機会にしていきたいと思っております。
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