2024年11月30日(土)
第45回胆汁酸研究会
開催場所: 天成園 小田原駅別館 4階コンベンションホール
当番世話人:加川 建弘(東海大学医学部内科学系消化器内科 教授)
第45回胆汁酸研究会は多くの方にご参加いただき、盛会裏に終了いたしました。
ご参加の皆様、協賛企業・団体の皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
第45回胆汁酸研究会 当番世話人 加川 建弘
ご挨拶
第45回胆汁酸研究会当番世話人を拝命し、2024年11月30日(土)に天成園小田原駅別館にて研究会を開催させていただくことになりました。
胆汁酸研究の歴史は古く、日本では1927年の岡山大学生化学の清水多栄教授一門による熊胆からのウルソデオキシコール酸の単離がその嚆矢とされています。ウイルス性肝炎の隆盛により胆汁酸研究は以前ほど盛んではなくなりましたが、槇島らによるFXRが胆汁酸の核内受容体であるという発見以降、胆汁酸が受容体を介して脂質代謝、糖代謝に深く影響を与えていることが明らかになってきました。また、gut-liver axisの主要なプレーヤーである胆汁酸が腸内細菌から多様な修飾を受け、肝を含む全身に影響を与えること、特定の胆汁酸が長寿や免疫に深く関係していることが明らかになり、胆汁酸研究が再び注目を浴びています。
本研究会の特別講演は腸内細菌研究の第一人者である京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学の内藤裕二教授にお願いしております。「ガットフレイルとPersonal Health Record (PHR)」というタイトルで、胆汁酸との関連も含めてお話しいただく予定です。胆汁酸研究は腸内細菌と切り離して議論できませんので、胆汁酸の研究者にとって非常に有用な講演になると考えております。
天成園は小田原駅直結の施設で、宿泊施設があり、屋上からは相模湾や小田原城を一望できます。風光明媚な小田原の地で胆汁酸に関する活発なご討議をお願いできればと存じます。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。
第45回胆汁酸研究会 当番世話人 加川 建弘
東海大学医学部内科学系消化器内科 教授
新着情報
2024.11.11 プログラムをアップしました。
2024.10.18 演題登録を締切ました。
2024.09.01 演題登録受付を開始しました。
2024.08.14 ホームページを開設しました。