日本中小企業学会 第42回全国大会
~コロナ禍と中小企業研究:学際領域としての中小企業研究の再考~
2022年9月24日(土)~25日(日)
開催校: 東洋大学(白山キャンパス)
THE 42ND JASBS NATIONAL ANNUAL CONFERENCE @TOYO UNIVERSITY
最新情報・お知らせ
本会は終了しました。たくさん
2022年9月20日 オンライン会議及び発表資料ファイルのURLをアップしました。
2022年9月12日 「大会プログラム及び要旨集」の更新をしました。
2022年8月31日 国際交流セッション・懇親会のご案内をアップしました。
2022年8月29日 第42回出欠案内をアップしました。Googleフォームはこちら
2022年8月29日 「大会プログラム及び要旨集」をアップしました。
2022年3月7日 サイトをオープンしました。
第42回全国大会開催概要
日本中小企業学会会員 各位
日本中小企業学会会長(代行)
池田 潔(大阪商業大学)
第 42回全国大会準備委員長
山本聡(東洋大学)
第 42 回全国大会プログラム委員長
堀潔(桜美林大学)
第 42 回 日本中小企業学会全国大会開催について
向春の候、会員各位におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。昨年 開催の第 41 回全国大会でも御案内いたしましたように、第 42 回全国大会を下記の要領にて、東洋大学白山キャンパスで開催することになりました。統一論題は、プログラム委員会と理事会で承認され、『コロナ禍と中小企業研究:学際領域としての中小企業研究の再考』(別添の「統一論題解題」を御参照ください)とすることに決定いたしました。
会員各位の積極的な研究報告へのエントリーをお待ちするとともに、多くの会員が大会にご参加いただき活発な議論が交わされることを期待いたします。
自由論題での発表を希望される方は、5 月 11 日(水)までに、以下の申込フォームより発表申請をおこなってください。
1. 開催期間
2022年9月24日(土)~25 日(日)
2. 統一論題
『コロナ禍と中小企業研究:学際領域としての中小企業研究の再考』
3. 開催校
東洋大学(白山キャンパス)(会場はページ下を参照)
4.ホームページURL
https://sites.google.com/view/42ndnac
5.自由論題申込フォーム
https://bit.ly/jasbs42ndentry
※開催方法は対面式を予定していますが、状況により、対面とオンラインのハイフレックス方式や完全オンライン方式に変更する可能性があります。
以上
大会プログラム及び要旨集
国際交流セッション・懇親会のご案内
オンライン会議及び発表資料ファイルのURL
会場
東洋大学 白山キャンパス
8号館
5号館(井上円了ホール)
8号館
5号館(井上円了ホール)
●住所
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
●代表番号
03-3945-7224
●最寄駅
・白山駅 (都営地下鉄三田線) 徒歩5分
・千石駅 (都営地下鉄三田線) 徒歩8分
・本駒込駅 (東京メトロ南北線) 徒歩5分
・千駄木駅 (東京メトロ千代田線) 徒歩15分
【終了しました】大会出欠案内
【終了しました】統一論題解題・自由論題「研究報告」申込
統⼀論題 解題
第42回 日本中小企業学会全国大会
統一論題解題
コロナ禍と中小企業研究:学際領域としての中小企業研究の再考
日本中小企業学会会長(代行)池田 潔
第42 回全国大会準備委員長 山本 聡
第42 回全国大会プログラム委員長 堀 潔
2020年初頭からのコロナ禍は世界に未曽有の危機をもたらした。そして、国家、自治体、企業、個人の各レベルでコロナ禍に対して様々な対応がなされることで、社会には様々な変革がもたらされた。これは中小企業でも同様である。中小企業の経営や組織、ネットワーク、人々の働き方にも数多の変化が生じたのである。すなわち、コロナ禍は、中小企業を従前よりも多様な存在に変貌させたとも言える。
元来、中小企業研究とは「異質多元」な中小企業の姿を明らかにすることを目的にした学問である。中小企業研究の歴史を紐解くと、その出発点は明治期の「在来産業問題」と大正期の「小工業問題」に行きつく。そして、中小企業研究はその時代ごとの中小企業と社会問題を学術的な枠組みから捉えるために、マルクス経済学や産業組織論、経営学の成果を援用しながら、学際領域として発展してきた。言葉を変えれば、中小企業研究の発展の歴史とは、新たな学術的枠組みから中小企業の姿を捉えることに挑戦してきた歴史だと言える。実際、日本中小企業学会全国大会の歴史を振り返ると、その当時の社会状況や社会課題を照らし合わせながら、その時々の中小企業の姿を捉えるための新たな学術的枠組みが直接的あるいは間接的に示されてきたことがわかる。
2006年の日本中小企業学会第26回全国大会は「中小企業のライフサイクル:誕生、成長、消滅から再生まで」として、当時の開業率の低下や廃業率の増加といった社会的課題を下敷きにしながら、アントレプレナーシップ研究および手法としての計量分析が提示された。2014年の第34回全国大会は「多様化する社会と中小企業の果たす役割」として、当時のCSRや持続可能性に関する社会的気運の盛り上がりを背景に、サスティナブル・アントレプレナーシップやソーシャル・アントレプレナーの枠組みから、中小企業への接近が図られている。2016年の第36回全国大会は「『地方創生』と中小企業地域企業の役割と自治体行政の役割」を掲げ、地方版総合戦略の策定や実施など当時の政策トピックを踏まえて、地域経済論の枠組みから中小企業が捉えられた。そして、2020年の第40回全国大会では、「中小企業研究の継承と発展一日本中小企業学会40年間の軌跡一」として、中小企業研究の歴史が振り返られた。本全国大会もこれまでの学術的挑戦の蓄積の上に成り立っていること、それらを受け継ぐものであると考えた。
なお、近年の中小企業研究はアントレプレナーシップ研究と強く重なり合うようになっている。アントレプレナーシップ研究では経済学や経営学に加え、社会学や心理学、経営史といった様々な領域の成果が積極的に用いられ、新たな学術的枠組みとして取り入れられることで発展している。これは中小企業研究が今後も学際領域として発展していくことを示唆している。コロナ禍が社会に変革をもたらし、中小企業の変化が促されたことを考えれば、学際領域としての中小企業研究に再び着目すること、そして、近年の成果から、コロナ禍の中小企業の姿を模索することは、学術的、政策的に意義あることだと言える。加えて、コロナ禍の中で、第40回全国大会、第41回全国大会が開催されたことを考えれば、学会としてのバトンを繋ぐ意味も生じる。
以上より、第42回全国大会の統一論題を「コロナ禍と中小企業経営:学際領域としての中小企業研究の再考」とする。会員諸氏による多面的かつ積極的な議論がなされ、中小企業研究の新たな方向性が示されることを期待している。
自由論題「研究報告」申込
第 42回日本中小企業学会全国大会自由論題セッションの研究報告を希望される場合は、下記の期限までに、以下の申込フォームより発表申請をおこなってください。期限日以降の申込は一切認められませんので、期日の厳守方よろしくお願いします。
申込フォーム:https://bit.ly/jasbs42ndentry
申込(提出)期限::5月 11 日(水)23 時 59 分
発表申請書 記載事項
*下記のすべてを記入してください。予め申込内容をご準備されたうえで、フォームへ入力されることをお勧めします。
1. 発表者氏名
2. 所属機関名
3. 所属部会
4. 住所 (郵便物を確実に受け取ることのできる住所をお知らせください)
5. 電話番号 (日中、連絡のとれる電話番号をお知らせください)
6. 発表の題名
7. 発表の要旨 (1,000 字以内)
これには、1研究のねらいと意義、2既存研究との関係、3研究の視点と研究方法、4研究の経過、結論と主張、といった各点を含むものとする。
8. 関連する既存発表論文や学会発表などへの記載
9. 連絡のつくメールアドレス
※ 申込後 7 日以内に「発表申請書、拝受」の返信をいたします。
※ 返信が無い場合は、以下の問合先までご連絡をください。
資料ダウンロード
全国大会案内
統一論題解題
自由論題申請
運営組織
第42回全国大会プログラム委員会
プログラム委員長 堀 潔(副会長(東部部会))
大会準備委員長 山本 聡
委員 池田 潔(会長代行)
委員 渡辺 俊三(副会長(中部部会))
委員 前田 啓一(副会長代行(西部部会))
委員 黄 完晟(副会長(九州部会))
委員 太田 一樹(編集委員長)
第41回全国大会準備委員会
委員長 山本 聡 (東洋大学)
安田 武彦 (東洋大学)
木下 潔 (東洋大学)
岩岡 博徳 (東洋大学)
開催校
東洋大学
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
東洋大学 山本聡研究室
お問合せ先
日本中小企業学会 第42回全国大会 準備委員会
E-mail chusho42nd★gmail.com ★を@に変更してください。