お礼(7/1更新):学生研究企画コンテストにつきまして、全ての審査と受賞式が終了しました。多数の素晴らしいご提案ならびに活発なご発表に感謝致します。
お礼(7/1更新):学生研究企画コンテストにつきまして、全ての審査と受賞式が終了しました。多数の素晴らしいご提案ならびに活発なご発表に感謝致します。
第38回日本DDS学会学術集会・学生研究企画コンテスト「君の研究所を創ろう」
審査結果発表
高校生の部:
最優秀賞 宇部工業高等専門学校 佐伯綾音・伊藤翼・西美紗稀・山田千夏
DDS賞 宮城県仙台二華高等学校 猪股風花・小原瑞稀・稲垣優一朗・太田孟
大会長賞 岡山学芸館高等学校 岩本磨耶
総合2位 淑徳与野中学・高等学校 青山姫香・荻野美羽・荻野華鈴
総合3位 宇部工業高等専門学校 坂井風花・松永光彩・西村空來・岡田朱音
優秀賞 広尾学園高等学校 山﨑里歩・山中麻里江
優秀賞 明星高等学校 鈴木ひな
優秀賞 洛南高等学校 桑原美結
優秀賞 岡山学芸館高等学校 木村文香
優秀賞 細田学園高等学校 匿名希望
大学生の部:
DDS賞 佐賀大学 吉村萌
大会長賞 宇部工業高等専門学校 岡村翔・松林菜七彩・小林拡紀・岡藤もも
2位 北海道大学 野呂田 楓
3位 日本女子大学 大谷津文・梅田萌・太田明日香・栄秋乃
優秀賞 徳島大学 泉奈那・兼田莉帆・森川智哉・森川芽衣
優秀賞 東京大学・慶應義塾大学 匿名希望
優秀賞 九州大学 金澤直輝
(以上、敬称略)
学生研究企画コンテスト(終了しました):
医学と薬学をテーマに、将来「君の研究所、君の製薬会社を創る」ためのアイデアを競う学生コンテストを開催します。DDS(Drug Delivery System ドラッグ・デリバリー・システム)という技術を活用した新しいアイデアの提案を、高校生・大学生を中心に広く募集します。
DDSとは、体の中で狙った場所や狙ったタイミングで薬が効くようにする、夢のシステムです。DDSの分かりやすい解説動画を準備しました。この解説動画を見て、未だ解決できない病気を治し、未来をより良くするために、あなたの「夢の計画」を考えてください。
「大学生の部」では短いプレゼンテーション、「高校生の部」では小論文での提案を募集します(中学生以下も応募可能です)。提出いただいたご提案は、すべて現役の研究者・教員・企業の開発者が厳正に審査します。優秀者に選ばれた個人・グループは学術集会(6月30日の夕刻・オンライン)で発表頂いた上で、表彰し、受賞証明書をお送りします。
締切:2022年6月6日23:59送信。想定準備期間:数日〜3週間程度
世界では、新しいアイデアが元になって、新しい研究所や会社が誕生し、新しいお薬や医療が生まれています。新型コロナのワクチンも、始めは小さな研究室での研究成果が土台になっています。
小さな光るアイデアから、あなたは将来、小さな会社や研究所を作って、そこから世界の人々を救うことに繋がるかもしれません。その結果、これまで不可能だと思われていた病気の治療が可能となり、世界の人々の生活向上に役立つことでしょう。未来をより良くするための夢のある計画をお待ちしております。
【ご応募の対象】医学や薬学に関心があり、新しい技術を理解し(今回のテーマは、体の中で自在に薬を制御する最新のDDS技術)、そこから新しいアイデアを生み出す意欲のある学生個人またはグループ。特に高校生および大学生(医学・薬学・生物学・化学・工学分野などに興味もしくは専攻している学生)を対象とします。
【分野】今回、提案いただく技術テーマは、「体の中で自在に薬を制御するDDS」です。短い動画解説を準備しました。最新のDDS技術を頭に入れて、その技術を使った「新しいアイデア」を考えてご応募下さい。
【本コンテスト応募の意義】本コンテストに応募する学生にとって、アイデアを生み出す助けとなる解説や動画をページ下部に掲載しています。これらの動画は、実際に研究開発を行う現役の研究者が作ったものです。
あなたが将来、研究者や起業家になったときに、必要になる「企画プロセス」の一部を体験することができます。本応募を通じて将来役に立つ、課題発見と解決力、論理的構成力、企画創造力、プレゼン能力を養い、医学薬学の知識を深めることができます。
募集部門
① 高校生の部「DDSという技術を知り、あなたのアイデアを提案する小論文コンテスト」
応募条件:個人または4名までのグループ。高校生またはそれ以下が対象で、グループ内で誰も大学に入学していないこと。高等専門学校生は応募可能。中学生以下の応募も可能です。
下記の解説と動画を見て、応募をお願いします。
応募形式:小論文(1000〜1200字程度)
② 大学生の部 「現在の医療の課題を、DDSを使って解決するアイデアのWEB発表コンテスト」
応募条件:個人または4名までのグループ。学部4年生以下が応募可能。高校生以下の応募も可能。大学院生の応募は不可。
下記の解説と動画を見て、応募をお願いします。
薬学・医学だけでなく、工学・理学・その他の分野からの提案も歓迎します。
応募形式:
・音声付きプレゼンテーション(2分間以内。枚数制限なし。データ形式はパワーポイント(.pptx)または動画(MP4形式))。
・発表技術も審査対象とするため読み上げソフトの利用は不可と致します(チャレンジドの方のみ可能)。
応募期間:2022年3月1日(火)〜6月6日(月)23:59までにWEBで送信完了
応募先:下記の応募フォームボタンより送信。郵送は不可。
審査・表彰
応募後、審査員によって1次審査が行われます。1次審査合格者には5〜6月上旬に電子メールで通知されます。
2次審査は6月30日の夕刻に、WEB上で開催される学術集会にて行われます。高校生の部は小論文に対する質問と回答、大学生の部はWEBでの発表を予定しています。2次審査で発表された方には、何らかの賞が授与されます。
もしも特許を取得可能であるアイデアと考えられる場合は、2次審査での発表を見合わせることができます(2次審査に進んだ証明書は発行します)。
賞の予定:最優秀賞(最も優れた企画と発表に)、DDS賞(最もユニークなアイデアに)、大会長賞(大会長が選出する賞) 、優秀賞(優れた発表に。複数名)。それぞれ副賞は賞状と記念品を予定しています。
今回応募頂いたアイデアが、将来発展して科学技術の成果として花開き、あなたが主導する新しい企業や新しい研究所の開設に発展することを願っています。
このコンテストでは、医学や薬学に関する研究や開発を企画する手順を学び、またDDS(ドラッグ デリバリー システム)という技術を短時間で理解した上で、小論文やプレゼンテーションで、あなたのアイデアを提案するものです。
このページの下の方に、あなたがアイデアを生み出す助けとなる解説や動画を掲載しています。あなたが将来、研究者や起業家になったときに、必要になる「企画プロセス」の一部を体験することができるはずです。
将来、あなたがつくる研究所や製薬企業で、どんなものを生み出すか考えてみてください。できればそれは実現が可能で、世界を少し変える、説得力のある提案であることが望ましいです。
以下の条件で、あなたの開発提案を考えてください。
世界中の研究者や企業が、あなたのために惜しみない協力をしてくれるとします。
研究費や開発費は、無制限とします。
開発期間は10年程度で実現できるものとします。
詳しくは、以下のページの解説と動画をご覧下さい。あなたの「夢の計画」をお待ちしています。
「DDSという技術を知り、あなたのアイデアを提案する小論文コンテスト」
ここでは、どのようにして企画を作成し応募するか、その手順を説明します。
ステップ 1:まず、コンテストの趣旨を説明する動画をご覧下さい。約6分(狩野 光伸先生:岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域)。
ステップ 2:次に薬の開発とDDSに関する説明をご覧下さい。約10分(樋口ゆり子先生:京都大学大学院薬学研究科薬品動態制御学分野)。
ステップ 3:最後に、新しいアイデアを出すヒントになる動画をご覧下さい。約10分(青木伊知男先生:量子科学技術研究開発機構)
以上の解説を基に、提案書(小論文)を書いてみましょう。このコンテストでは、4名まで友人と一緒に応募することができます。行き詰まったら、友人と一緒に考えてみましょう。
審査項目(予定):
あなたの提案の魅力が説明できているか?
見つけた課題に対して、提案する解決法が合っているか?
小論文が論理的に構成されているか?
参考:
次のリンク先が役立つかもしれません(応募に必須ではありません)。
大学生向けのDDSの解説動画(樋口ゆり子先生:京都大学)
DDSの説明ページ(菊池 寛先生:DDS戦略ファーム)
ナノワールドへの挑戦(ナノ医療イノベーションセンター)
サイエンスフロンティア21(JST)
小論文の作成技術:「小論文とは」「小論文の書き方」で検索。
論理的に考えるための参考書籍:
受付は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
「医療の課題を、DDSを使って解決するアイデアのWEB発表コンテスト」
ここで、どのようにして企画を作成し応募するか、その方法を説明します。
ステップ 1:まず、コンテストの趣旨を説明する動画をご覧下さい。約6分(狩野 光伸先生:岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域)。
ステップ 2:次にDDSに関する説明をご覧下さい。約10分(樋口ゆり子先生:京都大学大学院薬学研究科薬品動態制御学分野)。
ステップ 3:発表の作成法、審査項目などの説明をご覧下さい。約8分(樋口ゆり子先生:京都大学大学院)
ステップ 4:最後に、新しいアイデアを出すヒントになる動画をご覧下さい。約10分(青木伊知男先生:量子科学技術研究開発機構)
以上の動画の情報を基に提案を考えて、2分間のプレゼン動画を作成してみましょう。最初は少し長めの説明資料を作って、その要点を2分に要約する方が良いものができると思います。「エレベーター・ピッチ」とも言われるこのような短い説明法は、製薬企業でも採用されていて、新提案の要点を分かりやすく簡潔に伝える方法として、とても大切な技術の一つです。
審査項目(予定):
開発するDDSの魅力が説明できているか
ニーズと開発方針が説明できているか
現状の課題に対して解決する方策があっているか
データに基づいて選択の理由が説明できているか
経営戦略について考えているか(市場規模・波及効果など)
発表技術が優れているか(図や文字の構成、話し方・説得力)
参考:
次のリンク先が役立つかもしれません(応募に必須ではありません)。
PowerPoint技術:「パワーポイントで動画作成」で検索。
GoogleスライドやMacのKeynoteなどでもプレゼンの作成は可能:「Googleスライドプレゼン録画」「Keynoteを動画に」等で検索。
DDSの説明ページ(菊池 寛先生:DDS戦略ファーム)
ナノワールドへの挑戦(ナノ医療イノベーションセンター)
サイエンスフロンティア21(JST)
論理的に考えるための参考書籍:
受付は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
保護者ならびに教育関係者の方へ
本コンテストでは、以下に挙げるような学生たちの知識向上や実践的な表現方法の習得といった教育・学習上の目的をもって実施されています。
・応募者の課題発見能力を養い、課題解決の方法と過程を経験する。
・論理的なプレゼンテーションまたは小論文の作成方法を学ぶ。
・新しいアイデアとは何かを具体的に把握し理解する。
・医学や薬学研究、および新プロジェクト立案に必要なプロセスを体験する(特に大学生の部)。
・1次審査通過者には、上述の経験や過程を経たことを示す証明書を発行します。2次審査は学術集会にて行われ、ここで発表した応募者には、必ず何らかの賞が授与されます。また優秀な発表をした方には、各種優秀賞と副賞が授与されます。これらの受賞は学会で公式に記録され、各種書類(履歴書や内申書等)に記載することが可能です。
高校生・大学生のお子さんをお持ちの保護者の方々、日頃教科指導等を行っている教育関係者の方々におきましては、本コンテストを一つの教育の機会としてご周知いただければ幸いです。
もし、応募がうまくできない場合は、dds38@procom-i.jpまでご連絡下さい。