法人会は納税意識の高揚と税知識の普及を目的とし、租税への理解、望ましい税制と財政の健全化を提言するとともに、各地で次世代を担う方々に税の仕組みや使途に関して考えていただく機会を創出しています。

青年部会活動の大きな柱である「租税教育活動」・「部会員増強運動」・「財政健全化のための健康経営プロジェクト」。これらの活動が長期にわたる新型コロナウイルス感染拡大により中止や制限を余儀なくされましたが、税の本質でもある「思いやりの心」を醸成し続けたいという思いから、各地で部会員の皆様が知恵を出し合い、議論を尽くし、これまでとは違った形での活動を展開しています。

困難な状況でも前進する心を教えた山形県を代表する歴史的偉人「上杉鷹山公」が残した「なせば成る　なさねばならぬ　何事も　成らぬは人の　なさぬなりけり」、まさに「やればできる。何事もやらなければ成功しない。できないのは、やろうとしていないから」という言葉の通り、未来ある子供たちのために為せば成るの精神で進化を遂げた活動を各ファンクションから学んでいただき、各地域において青年部会活動を発展させていただきたいと思います。

本大会は、全国４４０単位会の皆様が集うことができる学びと友情の場であり、その地域の歴史や文化に触れることのできる唯一の機会です。山形には自然と共に育まれた「思いやりの精神」と、どのような困難があろうとも決してあきらめずに行動する「忍耐強さ」が刻まれており、それはどのような時代でも皆で支えあうという税の本質に通じるものであります。パンデミック、緊迫した世界情勢、様々な困難が立ちはだかる中、「やればできる」のチャレンジ精神を改めて山形から広く発信し、相互扶助のもと、更なる国の繁栄と明るい未来への創造へ繋げていきます。