「仙台七夕花火祭」は、1970年に第1回目が開催され、本年で56回目の開催を迎えます。
毎年仙台七夕花火祭開催の前日8月5日夜に開催されています。
「仙台七夕花火祭メインビジュアル募集」では
仙台市に関わる多くの人と共に作り上げる仙台七夕花火祭の一環として行っています。
多くの方々の応募をお待ちしています。
2025年度募集テーマ
輪(わ)・和(わ)・笑(わ) ~「わ」が繋ぐ未来 ~
輪:夏の夜空を彩る光の輪が人々の心を明るく照らします。
和:地域の平和のシンボルでもある花火が、訪れる人々の心に穏やかさをもたらします。
笑:花火が打ち上がる瞬間に観客から沸き起こる「わぁ」という歓声と、そこに集まる人々の笑顔が溢れるひと時を。
詳しくはこちら↓
応募はこちらの用紙から↓
この度は第55回仙台七夕花火祭メインビジュアル募集の最優秀デザインに選んでいただき、本当にありがとうございます。伝統ある仙台七夕花火祭にデザインで参加できることをとても嬉しく思います。
この作品を描くにあたり、 花火大会というキーワードで二つの思い出が浮かびました。
一つは私の出身地は山形県鶴岡市なのですが、市の花火大会の帰りに人がごった返している中、遠くから足の不自由な祖母とそれを支えながらゆっくり歩いている祖父を見つけたことです。
もう一つは、仙台に移り住んで、前職のオフィスが高層ビルの上階だったのですが、窓から仙台七夕花火祭の花火が見えるので当日は浴衣で出社してもよいとなり、みんなこの日を楽しみにしていたことです。
仙台七夕まつりの前夜祭である仙台七夕花火祭には、老若男女たくさんの方がいらっしゃいます。
みなさん普段の暮らしはさまざまですが、家族や友人恋人同士、お仕事帰りの方、私の祖父母のように外出するのも大変だけれどこの日を楽しみにがんばって会場まで来られる方など、本当にたくさんの方が仙台七夕花火祭を楽しみに集まるのだと思います。
そして、当日会場には足を運べなくても、窓から花火を眺める方、花火は見れないけれど遠くから聞こえるドーンという音を楽しむ方、様々な楽しみがあるのだろうと思いました。 どんな場所にいても、打ち上がる音を聞いて、花火をみて、「Happiness!(幸せ)」を感じて、自然に 「Smile(笑顔)」になる、その様子を描きたいとこのイラストができました。
仙台城跡にいらっしゃる伊達政宗公もきっと仙台に打ち上がる色とりどりの花火を、楽しみにしていらっしゃると思い、そんな方々の代表としてイラストに描きました。
このポスターを目にした皆さまが、花火大会を想像してわくわくした気持ちになってくれたら幸せです。
オオノシホ
過去のポスターデザイン
後援:仙台市、仙台市教育委員会