2024日本のうたごえ祭典in佐賀
Love & Peace 未来の子どもたちへ
~ 青い空・緑の大地・豊かな海 ~

お問い合わせ: E-Mail:2024nichiutasaga@gmail.com / FAX:050-3383-3061

開催日程

【特別音楽会
  日時:2024年11月29日(金)17:15開場 - 18:00開演
  場所:佐賀市文化会館・大ホール
  入場料:指定席=4,500円(200席)、自由席=4,000円

【大音楽会】
  日時:2024年11月30日(土)12:30開場 - 13:30開演
  場所:SAGAアリーナ
  入場料:3,500円(全て自由席)

【大うたう会】
  日時:2024年11月30日(土)18:00開演
  場所:佐賀市文化会館・イベントホール
  入場料:

【合唱発表会】
  

【オリジナルコンサート】
  日時:
  場所:
  入場料:

 

ごあいさつ

実行委員長・畑山敏男さん

新しい年が明けました。新年早々、能登を中心に震災に襲われ、被災で苦しむ人たちのことを思うと、おめでとうございますという言葉も控えてしまう正月でした。また、昨年はウクライナやガザで戦闘が繰り広げられ、死の恐怖に怯えながら市民と兵士は新しい年を迎えています。
若い頃に聴いた歌の歌詞に「今はもう誰かのコンチェルトなどを聴いている時ではない、走りよって抱き上げなければならない。傷ついた人で世界は溢れている」と言うフレーズがありました。でも、どんな状況に置かれても、人間には歌もコンチェルトも必要です。被災地や戦地の人々にとっても。それは私たちにとっても同じです。多くの苦しむ人たちのことを思い、平和を願い、世の理不尽なことに怒り、また、住み慣れた美しい故郷に生きることを喜び、今年も私たちは歌っていきたいと思います。
そして、今年は特別な一年でもあります。11月には、佐賀で日本のうたごえ祭典が開催されます。名誉なことではありますが、大変な準備作業になるでしょう。でも、みんなで力合わせれば、きっと、大丈夫ですよ。
11月には、被災地や戦地の人々のことも思いながら、佐賀の地からうたごえを響かせましょう

実行委員長・野中宏樹さん

実行委員長の野中宏樹です。鳥栖市内でキリスト教協会の牧師をしています。
本日は九州各県から多くの方々が結集下さっているということで、なんとしても、このうたごえ祭典、大成功の中に閉幕を迎えたいと心から願っています。
私なりに歌に対する思い入れが様々な形であります。どちらかというと私はどこかに集まってホールで歌うということより、もう三十年近く前になりますが阪神淡路大震災の被災者の方々、あるいは東北の震災の福島の被災地仮設住宅の方々、あるいは関西、久留米でもそうですがホームレスの方々と歌を通していろんな交流をさせていただいて来ました。
その中で私は歌には力があるなということを感じてきました。今ご紹介した阪神淡路大震災の被災者の人たちの仮設住宅、福島の富岡という原発の本当に間近な所で生活をすべて奪われた方々が避難しておられた郡山市内の仮設住宅、あるいは期せずして(本人がなりたくてなったという人には一人もお目にかかったことはありませんが)たまたま今、野宿をしておられる方々、こういう方々と色んな歌を通じて交流して頂かせる中で、必ず私が歌の活動の最初に歌ってきた歌があります。それは「幸せなら手をたたこう」です。これほど観衆を一つにする歌はないと思います。♪ 幸せなら手をたたこう♪(パンパンという手拍子あり)でしょう? 一発なんです。そして最後の歌は「上を向いて歩こう」です。♪ 思いだす秋の日独りぼっちじゃない今日♪ と言ってお別れします。絶対に一人じゃないよと思いながら、歌を歌いながら分かち合わせて頂いています。
つい今週の火曜日も久留米の公園で今、野宿をしている方々、あるいは生活困窮の中にある方々と一緒に、この歌を歌ってきました。
本当に歌には不思議な力がある。確かに今腹の足しになるわけではない、歌って何かが変わるわけでもないかもしれない。けれども、歌によって人と人との心がつなぎとめられていく。あるいは、ちょっとだけ明日も生きてみようかなという気になれる。そういう力があるのだと私は思っています。
そして、歌ということで私が心の中に刻んでいるのは、私の最も尊敬する牧師、マルティン・ルーサー・キング牧師の公民権運動、のちのベトナム反戦運動、デモ行進の中には必ず歌がありました。それはかの有名な「ウイ・シャル・オーバーカムです。本当にいい運動にはいい音楽が必ず備わっているということを感じてきましたし、今からも歌の力を信じたいと思っています。
来年のうたごえ祭典、そのような思いを皆さんと分かち合うことができたら、まだまだ、まだまだ、あきらめている場合ではない。私たち大人が本当に踏ん張らなければ。そして歌をとおして繋がることの喜びを次の世代に伝えていかなければと思っています。
次の世代の子供たち、まだ見ぬ子供たちのためにも、皆さん一緒に力を合わせて、ぜひともこの大会を成功に導いていきたい、そのように思っています。どうぞよろしくお願いします。

元「よみがえれ有明訴訟」事務局長・岩井三樹さん

2024年日本のうたごえ佐賀県開催まで、いよいよあと一年になりました。来年佐賀県開催のため、8月5日に2024年日本のうたごえ佐賀県開催を成功させるため、佐賀県実行委員会が開催されるとのこと、平和を求める被爆地長崎から熱い連帯の挨拶を送ります。あと一年の佐賀県でのうたごえ運動強化が今何よりも求められています。この実行委員会結成会議がしっかりしたその意思統一の場になることを心から期待しています。
岸田政権が戦争準備のため大軍拡大増税を計画している現在、平和を求め佐賀でのうたごえ運動は重要な役割を持っています。佐賀での平和のうたごえ発展に大きく期待しています。

呼びかけ人(順不同、敬称略)

愛野浩生(佐賀県医療生協理事長),尼寺紅雲(書家),石井正實(佐賀県高等学校退職教職員協議会会長),石津伯粛(社会福祉法人りんごの木福祉会理事長),岩井三樹(元「よみがえれ!有明訴訟」事務局長),上野景三(西九州大学副学長),江副友美(声楽家),太田記代子 (医師),大田智美(アコーディオン奏者),大坪翠峰(書家),大坪俊樹(サクソフォン奏者),大野文博(音楽センター代表取締役),勝田友彰(合唱指導者),岸本力 (声楽家),北野修 (佐賀県労働組合総連合議長),木下そんき (作曲家),KOUSEI (ピアニスト・シンガーソングライター),古賀啓 (全日本年金者組合佐賀県本部委員長),古賀初次(佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会会長),輿立康昭(光蓮寺住職),巨勢美穂子 (オレンジ合唱団指導者),後藤契子(浄光寺坊守),崎元譲 (ハーモニカ演奏家),佐藤勝江(鳥栖市母子寡婦福祉連合会会長),佐藤則子(林檎の木保育園園長),汐待育生(元全日本年金者組合佐賀県本部委員長),汐待和子(画家),清水耕史(写真家),下村和子合唱指導者,下村康二 (画家),シャナ (オカリナ&ギター奏者),水頭順子(声楽家),清流裕子(明正寺坊守),畝高響子(ピアニスト・作曲編曲家),染川浩美(彫塑家),染谷孝(佐賀大学名誉教授),高島忠平(佐賀県芸術文化協会理事長),田中美根子 (坊守),田中幸道(佐賀県医療労働組合連合会委員長),多良淳二 (認定NPO法人地球市民の会常務理事副会長),徳永義昭(ピアニスト),永尾 実(佐賀県高等学校教職員組合執行委員長),長澤成次(伊庭大学名誉教授),中島克磨(作曲家),中村直人(佐賀県スポーツ推進委員協議会会長),中山重俊(原水爆禁止佐賀県協議会理事長),中山英雄(合唱団白樺顧問・アコーディオン奏者),南里紫穂(ピアニスト),仁井滿子(元林檎の木保育園園長),西澤しのぶ (声楽家・合唱指導者),西牟田三恵子 (ピアノ教師音の恵み主催),西村雄一郎 (映画評論家),西山水木(演劇),仁比聡平(参議院議員),野方善孝(佐賀県太鼓連合名誉会長),野口美乃里 (西九州大学短期大学部教授),野田章子(ピアニスト),野中宏樹(牧師),萩原洋子(ピアニスト),長谷川照(元佐賀大学学長),畑山敏夫(佐賀大学名誉教授),八谷奈緒美 (神埼音楽愛好会),八谷和歌子 (マリンバ奏者),馬場友幸(馬場製作所代表取締役),林千賀子(弁護士),原口一博(衆議院議員),原克江 (佐賀県ハーモニカ協会副会長),東島浩幸 (弁護士),樋口久子(合唱指導者),平方宣清(有明訴訟原告漁師),平林正勝(佐賀県農民連事務局次長),福島是幸(元佐賀県高等学校教職員組合執行委員長),福田重満子(佐賀子ども劇場運営委員長),福田清道(神埼市文化連盟会長),藤岡直登(住職),藤戸昭子(西教寺坊守),船津毅(社保協事務局),古川みどり(佐賀県新日本婦人の会会長),堀尾輝久(元東京大学教授・合唱団「フロイデ」「調布の平和を歌う合唱団」),松永勇次(作曲家・アコーディオン奏者),松林晧爾(画家),松本康男(声楽家),三苫紀美子 (元佐賀県婦人会長),本村容子(ちゅーりっぷのうた),山口勝弘(日本国民救援会佐賀県本部事務局長),山口邦孝(佐賀保育を考える会事務局長),山口宏和(医師),山田直行(画家),山本啓之(合唱指導者),吉岡剛彦(佐賀大学教授)

池辺晋一郎(作曲家),小畑雅子(全労連議長),栗山文昭(合唱指揮者),小村公次(音楽評論家),新実徳英(作曲家),普天間かおり(シンガーソングライター),松野迅 (ヴァイオリニスト),米山淳子(新日本婦人の会会長)