逆境に負けず、龍を登り、登龍門を無事に潜った鯉は、龍となり、あなたの夢の実現を助けてくれる。
5本限定 完売
太鼓柄
腹柄
手先:登竜門
タレ:六六魚(鯉)
古代の中国の伝説に基づく言葉。伝説によれば、黄河にあるとされる「龍門」という瀑布を跳び越えることができた鯉は龍に変身すると言われています。この物語から、「登龍門」は困難を乗り越えて成功を収めること、または低い地位から高い地位へ昇進することを意味するようになりました。現代においても、この言葉は頑張りや挑戦を通じて成功を遂げることの比喩として用いられることが多いです。
古典文学『楞严経』からの引用で、これも「登龍門」の伝説に関連しています。この言葉は、鯉が川を上っていく過程で段階的に成長し、最終的には龍としての特徴を持つようになることを示しています。「六六」は36、そして「九九」は81を指し、これらの数字が示すのは、鯉が龍に変わるまでの時間や努力の長さや過程を象徴しています。「六六」は、鯉を「九九」は龍を表ます。この言葉は、長い時間と努力をかけて成長し、最終的には目標を達成することを表現するのに使われます。
続力で困難な滝を乗り越えた後、龍へと変身すると言われている。この伝説は努力と挑戦の精神、成功への変化を象徴しており、こどもの日に関連する習慣や風物詩に影響を与えている。
献上柄の 「独鈷」と「華皿」は、「払い」と「清め」の法具で、陰陽和合の象徴。また献上柄の名称は、江戸時代に五色の帯を献上したことに由来し、これは五行思想です。つまり、博多織は、陰陽五行を未来へ伝える織物です。
博多織を代表する献上柄と厄除けの意味がある鱗紋様を組み合わせたオリジナルの裏地を使用しています。
品種:袋帯
組織:絵緯
意匠:(設計)豊川勝典 (配色)阿比留哲也
製織:(表)白木たや子 (裏)田中博子
生産本数:10本
経糸本数:(表)3,648本 (裏)2,688本
「登龍門」をモチーフに、変わり全通タイプの帯デザインをしています。タレ箇所に織り込まれている鯉(光の加減で浮かび上がる様にしている隠し柄にしてます)が、滝を駆け上がって、手先箇所の門(登龍門)へ駆け上がり、龍に生まれ変わる様子を表現。背景に織り込まれている滝の柄の中に、鱗柄(魔除けの意味)が細かく織り込まれています。部分ごとに、数種類の金糸を使い分けており、それぞれ柄に変化が出る工夫をしています。滝の輪郭箇所のエメラルドグリーンは、ディスプレイした状態だと発色が良くインパクトが強いですが、実際に結ぶと、光の加減によって落ち着いた色に変化して見える、OKANOが得意な手法を採用。かなりおもしろいモチーフにモダンな配色を取り込んだ、遊び心ある袋帯に仕上がっています。テーマ作品の中で一番デザイン性が強い商品になりました。