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YAMAHA A-2000 シリアル番号01617
故障内容 左側にノイズが出る、スピーカー端子破損、確認時にヘッドフォンを使用時に電源を切ると発振がある。
修理内容 左右パワーアンプ回路修理（A級回路、B級回路のはんだ修正、DCバランス調整、A級BIAS調整、B級BIAS調整）メイン電源コンデンサ交換（ハムノイズのため）スピーカー端子交換、スピーカーリレー接点清掃、動作確認
シリアル番号
シリアル番号
01617
スピーカー端子の破損個所
スピーカー端子の破損個所
下部分のターミナルは交換が必要
手持ちのターミナル使用
手持ちのターミナル使用
もう一台側のJUNK品も端子が破損しており使用不能
スピーカーリレーを清掃する
スピーカーリレーを清掃する
背面基盤をメンテナンスする場合は必須です。
接点を清掃する
接点を清掃する
黒い煤を清掃して落とす
電源ブロックコンデンサを交換
電源ブロックコンデンサを交換
片側の容量が異常のため預かり品のJUNKから移植する
摘出されたJUNK品は修理時に追加する予定
摘出されたJUNK品は修理時に追加する予定
現状では通電確認をしていないため修理出来るかが未判断ですが、修理する場合は容量の関係で別途コンデンサを追加する可能性あり
メインアンプ回路のはんだ異常
メインアンプ回路のはんだ異常
エミッタが導通していない！！
B側のエミッタ抵抗のはんだが怪しい
B側のエミッタ抵抗のはんだが怪しい
この状態で通電したら異常なノイズが出てしまいます。最悪はトランジスタを破壊
左パワーアンプ基盤をはんだを修正
左パワーアンプ基盤をはんだを修正
抵抗、ドライバー段、A級側トランジスタのはんだなどを修正
異常の無かったと思われる右側・A級BIASが出ていない
異常の無かったと思われる右側・A級BIASが出ていない
B側のみでAが死んでいる
こちらも同様に部品を外して確認してからはんだ修正をする
こちらも同様に部品を外して確認してからはんだ修正をする
トランジスタに異常が無いか確認をしてから足を磨いてはんだを付けなおす
右側の作業を終了して確認をする
右側の作業を終了して確認をする
はんだブリッジが無いか最終確認をしてから組み付ける
右側A級BIASを合わせる
右側A級BIASを合わせる
データーシートの基準値に設定を合わせる
左側も同様にA級BIASを調整
左側も同様にA級BIASを調整
200ｍA基準で調整をする
B級BIASを調整する
B級BIASを調整する
左右で30ｍAを基準で調整を行う
DCバランスを調整する
DCバランスを調整する
左右で0.05V以下に調整をする
動作の確認を行う
動作の確認を行う
各スイッチや状態を確認し出力を確認する
100W+100W 8Ω負荷 1KHZ時
100W+100W 8Ω負荷 1KHZ時
左右とも歪み異常なく確認
左右とも歪み異常なく確認
スピーカー端子交換後
スピーカー端子交換後
破損個所はなくなりました。
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