高2のソルトフィールド選手のヤマトレコメントを見ると、充実感と危機感の両方を感じます。
◆山田先生のトレーニングメニュー
・4対4 ・5対5 ・5対5+1フリーマン
★チームの共通認識をもつ
→スライドするタイミング、誰がボールに行くのか、ボールを奪い切ってもらうのかコースを切ってもらうのか
シュートかドリブルかパスか、どこに味方がいてどれが最善の選択なのか
→そのためには声を出して自分の意思を表示したりすることが大事
誰かに動かされるのではなくて、自分の意思で動いたり人を動かしたりする。
★奪ったらカウンターを意識して最初にコーン(ワンタッチで味方につなぐイメージ)を見る。
☆スライドとは言っても寄りすぎないようにする。
→自分の能力、相手の能力を考えたポジションを取る。
☆ワンツーをされないポジション取り
→もしかしたらワンツーをされないかもしれないと思っても自分のラインを超えられたらすぐゴールカバーに入る。
→これは流経大で自分がやられたプレーでもある。
・サイド展開されたときのゴールの守り方
→ただ直線的に相手のシュートコースを切っても失点してしまうから弧を描くように回り込んでゴールを守る。
・マークを明確にする。
→自分が誰についてるのかを周囲に知らせたり、誰にどのマークをついてほしいのかを伝える。
疲れてきたり集中が切れるとマークが曖昧になっていた。
また、フリーマンを一人入れただけでマークが曖昧になってしまった。
→前の選手に縦の関係になってもらったり、フリーの選手にボールを入れさせないようにコースを切らせたり、わざとフリーにしといてボールが入るなと思ったらインターセプトを狙ったり、前の選手とサンドしたりしたらよかったと思った。
今日の練習は、二時間だけだったけれど、とても充実していました。山田先生に言われてからではあったけれど、だいぶ声が増えてきたと思うし、その内容もより具体的なものになったと思います。ただ、疲れた時に声が減ったりふとした時に声が出なくなってたりした時があったから誰かが気づいて声かけができれば良いと思いました。今日の練習ではこのあいだの流経戦で自分たちが対応できなかった場面がたくさんでてきて、あの時はこれが足りなかったとか、こうしてれば守れたとか思うところがありました。練習が全てだということを改めて実感したし、 自分の意思と相手の意思を合わせることが大切だということもわかりました。山田先生のトレーニングの時だけやるのではなくて、明日の練習でも今日のようなプレースピードと判断のスピード声の質を維持し、さらに高められるようにしたいです。また振り出しに戻るなんてことがないように、今日学んだことを少しでも活かしていけるようにしたいです。
ベスト8決めまで38日
ベスト4決めまで45日
決勝リーグ第1節まで52日
上記コメントに対して、山田コーチのコメント(本日は、特別に公開します・・・保護者の方も、私のコメントだけでは、つまらないでしょうから・・・)
今回のテーマは【守備の横ズレ(スライド)】です。
今日伝えた事(組織的な守備をするために)
①自分が何を考えているのか逆サイドにいる人にわかるくらい大きい声を出して伝える。②その味方の声を聞いて自分の考えている事と同じになってきたら、チームとして組織的に守備できる。③チーム戦術として取りどころを限定できる。
最後のメニューは、近いうちトレーニングするカウンターの練習にも繋がります。
トレーニングは毎日の積み重ねです。中学時も、その積み重ねが自信になったと思います。
選手権前「自分たちはこれだけやってきたんだから大丈夫!」と思えるようになりましょう!
私のトレーニングだけではなく、毎日やっている床爪先生の練習でも、何の練習なのか考えながら取り組んでください。
何のメニューかではなく、何を意識するかが大切です!
最後の集合で伝えたように、サッカーはリアルタイムで情報が変化します。
練習後の共有も確かに大事だけど、まずは練習中、お互いに情報交換し合うことからやっていきましょう!
山田より