3/1(木)より →こちら
2/18(日)新人戦終了・・・変わらぬ金・銀・銅
東京の新人戦が終了しました。優勝、準優勝、3位は、選手権予選、JKリーグ、そして新人戦と、3度目の正直となりました。
修徳・十文字・村田。日本一を目指しているこの3チームの練習の量と質が、この結果をもたらすのでしょう。
いつも負けるとすぐに消えるタカチャンは、今回は赤ちゃんのように、甘えてきました。「村上たちの代も、新人戦で負けて、そして日本一になったから。ここはポジティブにいくぞ!」と、2年前にタカチャン返り。今年日本一になれば、きっと本も売れるでしょう!!
新人戦の後、成立学園、共立第二、十文字Bさんと、試合をさせていただきました。風が冷たくて、凍りつきそうでした。中3と高1だけでしたので、普段あまり出場機会が無い選手も、60分以上試合ができました。何ができて、何ができなかったか、そして、次に何を目指すのか、保護者の方が撮影してくださった動画を見て、しっかり検証して欲しいと思います。
明日からしばらくオフになります。インターハイ東京予選決勝まで83日。日本一を目指すチームを破るには、世界一になるくらいの覚悟が必要かもしれません。
インターハイ東京予選の決勝戦の会場は、高校サッカーの聖地、西が丘で、ほぼ決まりました。5月13日、原志帆さん(北区さくらガールズ→文京学院高校サッカー部→慶応義塾女子サッカー部→SFIDA世田谷)がキャプテンを務めるSFIDA世田谷さんの前座試合として、実施できる方向で話を進めております。皆様、ご期待ください!
2/17(土)OGの訪問
16日の金曜日は、松山先輩と内田先輩が、顔をだしてくれました。小平先輩も来る予定でしたが、インフルエンザにかかり、登場できませんでした。一緒に練習するのかと思いきや、見ているだけだったので、いろいろと話をしました。「高校時代は、いつも私ばっかり怒られて・・・と、思っていました。カリンと2人で、文句言いながら帰ってました!」という、内田先輩。中学生の走りを見て、「なつかしい・・・何言っているかわからないような声を出しながら、必死に走るんですよね。若いっていいですよね!」という、松山選手。「沖縄インターハイに、先生を連れて行ってあげてください!」と、後輩たちに言いながら、実は自分が応援に行きたい色黒な二人でした。
17日は、リーグの表彰式に、町田ゼルビアでプレーする高橋紗樹先輩が、登場しました。「初めて関東に連れて行ってくれたエースだよ」と、紹介すると、まったく変わっていない雰囲気で、照れくさそうに、後輩たちに接する高橋先輩でした。
今回は、忙しくて、映像を準備できませんでした。小尾委員長との打ち合わせもまったくできない状態で、表彰式へ。今回は、写真の入れ替えができるクリスタルの賞状を優秀選手に、データで埋め込んだクリスタルの賞状を得点王とMVPに贈呈しました。特注品で、相当なプライスでしたが、気に入ってもらえたらうれしいです。ミズノさんからは、得点王とMVPにスパイクが、Penaltyさんからは、優秀選手とMVPに、記念ピステが、それぞれ贈られました。
2/15(木)言葉にできるようで、できない日本人
バレンタインデーの14日は、JFAで第4回のワーキングが行なわれました。21日の大会部会に向けて、競技運営部がコンセプトをまとめ、それを確認するミーティングでした。U18年代、U15年代、リーグのリストラ(再構築)・・・いつから実施するか・・・その期間設定が、もっとも難しいところだと思います。
この先は、それぞれのカテゴリーに精通した人(地域の温度差等を把握している方)を選出し、分科会に発展していくようです。
15日、高2の期末試験が終わり、預かっていた携帯を返却し、下校する生徒たち。自分のクラスの生徒たちが、誰一人、「さようなら」と挨拶せずに、そそくさと帰っていったことに驚きました。これは、私のクラスだけではなく、他のクラスでも起きていることだそうです。もはや、「おはよう」や、「さようなら」も、ラインで伝える時代なのでしょうか。
以前は、教室に入っていくと、「おはようございます」と、自然に言える生徒がほとんどでした。今の生徒たちは、廊下や、通学路で出会うと、挨拶するのですが、教室に入ってしまうと、とたんに挨拶しなくなります。日本独特の「規律!気をつけ!礼」という、号令の習慣が、もしかしたら、自然の挨拶を阻止しているのかもしれないと思いました。強要される挨拶しかできないような人間を、我々は育ててしまっているのかと思ったら、背筋が寒くなりました。
来週からの海外研修旅行を通して、自然と「Hello!!」「Good Night!!」「See you!!」「Thank you!!」「You are welcome!!」が出てくるように、しっかり教育しようと思いました。
そんなことを考えならが、放課後、レッズランドに向かいました。クラブハウスで精算して、バスに戻ると、先週は言われなかった、「ありがとうございます」が、発せられました。リーダーが気付けば、言葉がでる。でも、リーダーが言わなければ、「ありがとう」と、思っていても言葉に出せない。社会に出てから、上司や仲間にに愛されるためも、感謝の気持ちを忘れないのであれば、自然と出る言葉にして欲しいですね。
2/12(月)晴海総合TM→東京トレセンU17TM
新人戦敗退により、予定が空いてしまい、高2も試験直前だったので、「久しぶりにオフに・・・」と、悪魔がささやきましたが、高1の某選手が怒りそうなので、晴海総合高校のI先生にお願いして、午前中にTMを入れていただきました。「午後はオフに・・・」という予定でしたが、U17東京トレセンの梅原監督から、「トレセンチームのトレーニングマッチのお相手をしていただきたいのですが。」と、連絡がありました。
ということで、今日も朝から夕方まで、TMでした。晴海から新小岩まで一緒に移動してくださった追っかけの保護者の方々は、きっと新人戦の準決勝のために予定を空けてくださっていたのでしょう。
晴海総合には、中1・中2も同行させていただきました。ありがとうございました!!
新小岩では、新人戦の準決勝が行われ、修徳・十文字が、それぞれ勝ちあがりました。その後の東京トレセンだったので、世代別日本代表スカウトに来られていた方々にも、見ていただくことができました。
「小柄ですね~」というのが、文京学院の選手たちを見ての、第一声でした。中3と高1では、相手にならないかと思いましたが、ボコボコではなく、「ボ」くらいですみました。U17東京選抜(文京学院からは、高2の小野寺選手と高1の藤澤選手がメンバー入りしています)のレベルを体感できて、貴重な経験になったことでしょう。
会場には、本の営業の方がいらっしゃっておりました。著者の中学時代のあだ名は、「イシコ」だったそうです。これは、文京学園の創設者の名前と同じ。やはり、相当な人物なのでしょう。 →イシコの著書
2/11(日)JKL残留できました!
入れ替え戦、4-0で勝利することができました。遠方にも関わらず、また、駐車場は使用禁止というアナウンスにも関わらず、たくさんのご観戦、誠にありがとうございました。駐車場は、たくさん空いていましたが、台数規制ができない以上、万が一、満車になると、チームスタッフが利用できなくなるという判断で、今回は駐車規制がかけられたようです。違反しているチームもありましたが、取り締まることもできません。事情をわかってくださった本校の保護者の方々に、感謝いたします。運営者、審判団をリスペクトしたからこそ、神様が勝利をプレゼントしてくださったと思いましょう!
すでに来年のJKリーグの日程も決めていて、何としても残留したかったので、ホッとしています。
VS 若葉総合高校 4(3,1)-0(0,0)
GK 藤澤(高1)
DF 西辻(高2)・小嶋(高1)・塩野(高1)・粕谷(高1)
MF 森崎(高1)・飛田(高1)・藤井(高2)・宇田川(高2)
FW 小野寺(高2)・清家(高2)
交代 門司(高1)→清家 清宮(高1)→宇田川
得点 森崎(2)・清家・粕谷
久しぶりに、成北オジサンが、応援に駆けつけてくださいました!!
学校に戻り、高校入試、中学入学準備説明会・・・夜10時30分までの入試業務は、さすがにキツかったですが、JKリーグ残留が決まり、仕事も頑張ることができました。もし試合に負けて、JKリーグから降格していたら・・・と、考えただけでも寒気が走り、インフルエンザになりそうです。勝利をくれた選手たちに、感謝します。
中学入学準備説明会の後、4月から中学サッカー部に入部する生徒、保護者を集め、山田監督を紹介し、今後参加可能な練習日程を配布しました。入部予定者は16名。部活動は、社会の縮図です。誰もが満足いく社会というのは、なかなか難しいですが、努力した者が報われるような社会、みんなで助け合うような社会、ひとりひとりが勤勉で生産性を高めていく社会、笑顔が絶えない明るい社会を目指していきましょう!
2/10(土)審判や運営スタッフに感謝して
昨日、関東二種委員会に出席しました。今年から「女子も」ということで、出席させていただき、プリンスリーグや、各都県のリーグについて、ユース審判について、など、男子の現状を勉強させていただいております。ユース審判に関しては、2つの意見がありました。
1)誰でも良いというわけではなく、意識の高い生徒だけを集めて、卒業後も継続させていくような形をつくるべきでは。
2)選手全員に審判の資格をとらせるのは、「審判の役割を知る」ためであり、それにより審判や運営者に対してのリスペクトを抱くようになるから。
また、ユース審判に対して、スタンドから保護者が罵声を浴びさせることも多々あるようです。「お前、いくらもらってんだ!」などという、プロの試合観戦と同じ感覚で、野次を飛ばしてしまうのでしょうが、高校生は、その言葉でショックを受け、二度と審判をやりたくないと思ってしまうようです。
これに対しても、2つの意見がありました。
1)勝負が拮抗する試合では、非難される危険性が高いので、できるだけユース審判には、やらせない。
2)スタンドからの暴言も、チームに対してのペナルティーの対象となるような制度を高校年代にも設け、観客のマナー向上を目指すべき。
関東には、300チーム以上がリーグに参加している県もあり、その運営の担当となる先生は、本当に大変です。
明日も、リーグの運営担当の先生方のおかげで、入れ替え戦を設定していただきました。出場するチームが、試合に集中できるように、サポートしてくださっています。そのことを忘れずに、ルールを守って、みんなで盛り上げましょう!
※南豊ヶ岡フィールド 注意
◆ 応 援
応援団はバックスタンドでお願いします。鳴り物不可。大人数でのメガホンと応援歌は管理室とご相談ください。
◆ ゴ ミ
ゴミはご自宅までお持ち帰りください。残念ながら、観客席においては、応援に来て下さった保護者、卒業生の飲食後のゴミの放置が目立つようになりました。
各チームは自チームの試合後は観客席のゴミ拾いのご協力をお願いします。
◆駐 車 場
スタッフ車のみのご利用でお願いします。 (有料・先着順となります。) 小田急・京王「多摩センター」駅からは5~10分毎にバスが出ています。
◆喫 煙 所
喫煙所で喫煙マナーを順守の上でお願いします。
土曜日、入れ替え戦のベンチ入りメンバーと、中学生で、レッズランドに向かいました。フットサルコートで3時間のトレーニングを行いましたが、ここで新発見!!中1の選手は、柵をすり抜けて、外に出ることができました!!(ボールを拾いに行ったときに発覚!)これは、想定外のことなのでしょう・・・
2/8(木)謙虚な気持ちを忘れずに
選手たちはよく、「感謝の気持ちを忘れずに」と、言われたり、言ったりしています。しかし、レッズランドまで連れてこられて、「ありがたい!」と思う選手は、ほぼ皆無でしょう。もし、木曜日はグランドがないから筋トレのみ・・・というのが毎週続いたら、グランドでサッカーできることがうれしくて仕方なくなるでしょう。我々は、日常的なものには、感謝の気持ちを持たなくなる傾向にあります。それは私も同じです。
失ってから抱く、親への感謝・・・私もそうでした。
サッカーができる環境への感謝・・・失ってから抱かないように。
そして、もうひとつ・・・謙虚な気持ちを忘れてしまうと、足元を救われます。自信を持つことと同時に、常に謙虚な気持ちを忘れずに、入れ替え戦、めぬまカップ、インターハイ予選という公式戦だけではなく、練習試合等でも、「ひたむき」に、頑張って欲しいと思います。
2/7(水)練習の質を高めるには
昨日出されたサッカーノートには、「練習のスピード感を上げていかないと、いつまでたっても、勝てない」「他の人が変わらないなら、私だけでも変わってみせる」「ダラダラした雰囲気を出させない練習にしたい」と、書かれていました。村田に4連敗・・・焦りと不安が綴られていました。そして、月曜日の練習で怒られたキャプテンに対して、「ゆずさ先輩が悪いのではない・・・」と、先輩をフォローするコメントもありました。
今日の練習で、「変わろう」としている選手が、少しずつ出てきたような気がしました。まだまだ強豪チームに比べたら、ひよっ子かと思いますが、奇跡を起こす集団へ、一歩、一歩・・・
2/5(月)JKリーグ入れ替え戦に向けて
東京のトップ8校で、切磋琢磨したリーグを創設したい・・・将来的には、優勝チームが高校選手権に無条件で出場できるようなリーグにしたい・・・そんな思いで3年前からスタートさせた東京JKリーグ。あえて自動昇降格というルールにせずに、入れ替え戦で昇降格を決めるというスタイルにしたのは、かつて10チームだった1部リーグを、8チームに絞ったから・・・しかし、2年連続で入れ替え戦を経験するチームになってみると、複雑な思いになってしまいます。まるで、自チームを守るためのレギュレーションみたいな・・・11日の入れ替え戦の相手は、若葉総合高校さん。この4月に、成立学園をPKで破り、ベスト8を勝ち取った強敵です。
入れ替え戦では、お互いが必死になり、激しい戦いになります。プレッシャーがかかる中、予想もしないミスも起こるでしょう。そんな雰囲気を、練習の時から出していかなければならない・・・However・・・
JKリーグ×高校1部リーグ 入れ替え戦 文京学院 VS 若葉総合
2月11日(日)10:00 南豊ヶ丘フィールド ※80分ゲーム
2/4(日)NBトレーニングマッチ 修徳高&中央学院大
修徳高校さんは、全国に出場すると、ユニフォームを新しく作ってもらえるそうです。7年連続で出場しているので、7年連続で新しいユニフォームになっているということです。それも全国への大きなモチベーションになるのでしょうね。そして、今回は、今人気の、アメリカのメーカー、New Balance ! NBという文字を見ながら、New Bunkyo という感じで、文京には良いかも・・・と、思いましたが、そんなことしたら、刑罰(PENALTY)になるかもしれないので、やめておきます。新人戦に敗退した翌日でしたが、修徳さんのトップチームの洗礼をしっかり受け、自分たちに足りないものをたくさん感じ取りました!
修徳さんのトップと60分、中央学院大学さんと60分、修徳さんのサテライトチームと60分・・・合計30分×6本やらせていただきました。
トレーニングマッチがスムーズに進むように、6本の試合のメンバーを、出発前に決めて、キャプテンに配信したのですが、そうすると、自分の出番に備えて準備するだけの「演劇部」のようになってしまいます。そして、事前に相手を分析することもなく、ただ、こなすだけに・・・それではトレーニングマッチを通しての成長はありません。New Bunkyo には、ほど遠い・・・途中で予定を変更し、メンバーを入れ替えました。ああ、もったいない。
さて、中学生ですが、U14大会の予選リーグ第2節、 INAC多摩川さんとの試合が関東村で行われました。インフルエンザの大量発生で、主力選手が多数抜ける中、小6の力を借りて、試合に挑みました。山田監督いわく、「サッカーは、やっていません!」とのこと。想像するに、「蹴れ~!」の連呼だったのでしょう。結果は、1-1の引き分けです。
文京学院が決勝トーナメントに進むには、2月11日のさくらガールズさんと、INACさんが、0-0の引き分けで終わり、INACさんと抽選になり、当たりが出ることだけ・・・そんな奇跡は、起こるとは思えませんが、可能性はゼロではありません。祈りましょう。
星川さまから、写真と動画が届きました!!試合をちらっと見ましたが、INAC多摩川さんの猛攻に耐え続ける MDESU文京って、感じです。確かにサッカーといより、サスケみたいな感じですね。よく頑張りました!!下の写真は、得点直後のシーンです!!
最初は防戦一方という展開でしたが、動画を全部見ると、後半は、ボールを奪えるシーンが増えてきていました。相手が、完全に嫌がっていました。そして、シュートシーンは、日ごろのキック練習の成果・・・という、素晴らしいロングパスのアシストと、つま先で突く技ありシュート(深山選手)でした。
2/3(土)新人戦、敗退
2017年の村田女子との試合は、皇后杯1-2、選手権予選0-2、JKリーグ0-1・・・そして、迎えた新人戦は・・・一番手ごたえのある試合でしたが、終わってみれば、1-4でした。2点、CKから得点され、0-2で後半へ。後半途中から、ラッキーガール、門司選手を投入。すると、CKから得点。これで1-2。この後、何度か決定的なチャンスを演出できましたが、決めきれず・・・試合終了間際に、痛恨の2連続失点。「またPK戦になるかと思ったんだけどね。」と、東久留米戦に続き、試合を見に来てくださった、佐藤統括校長も、後半途中からの試合展開を評価してくださいました。それにしても・・・試合に勝つということは、簡単ではありませんね・・・
力の差、体格の差があっても、バレー部は、今回の新人戦も共栄学園を破り、3位になりました。だから、言い訳はできない・・・吉田監督のように、緻密に計算し、選手を追い込んだり、笑わせたり、Smart Clown (賢い道化師 ※映画、パッチアダムスで使われた表現)であれば、魔法のように勝たせてしまうのかもしれません。
私のような凡人には、そんな魔法は使えませんので、山田コーチと明治神宮の神様の力を借りて、地道に頑張りたいと思います。今週は、水曜日はJFAのワーキング、金曜日は中学入試の担当のため、練習に立ち会えず、山田コーチに指導してもらいました。選手交代について、コーチと見解の相違が生じ、決断が遅れたのは、前日の練習を見ていなかったからだと思いました。大事な試合前の練習にもし立ち会えないのであれば、それなりの対策を立てなくてはならないと、猛省しました。
自分たちができることだけをやる・・・というチームではなく、自分たちにしかできないことを考えて、やり遂げる・・・そんなチームになれば、必ず道は開けると信じて、めぬまカップ、インターハイ予選に向けて、中3を交えてチームをつくっていきたいと思います。
2/2(金)週末の中高の試合
雪の影響で、開催が危ぶまれていた高校女子サッカー新人戦大会ですが、明日、予定通り実施されることになりました。
駒沢第二球技場 2/3 (土)
① 10:00 修徳 VS 杉並総合 ②12:00 成立学園 VS 飛鳥 ③14:00 文京学院 VS 村田女子 ④16:00 十文字 VS 晴海総合
U14ガールズ大会は、以下の通り若干予定を変更して実施されることになりました。
関東村D1 VS INAC多摩川 13:30
2/1(木)レッズランド@平日
雪が降る前に、レッズランドフットサルコートにて、トレーニングを行いました。短い時間でしたが、明後日の試合に向けて、良い調整になった・・・と、言えれば良いですが・・・あっという間に2月になりました。あっという間に3月になり、そして4月になり、インターハイ予選になります。時間は戻ってきません。今日もスパイクを教室に忘れてしまい、練習に参加できなかった選手がいました。ああ、もったいない。
1/31(水)ワーキング@JFA
女子サッカーの今後の大会ビジョンを考えるワーキングに参加しました。今回で第3回になります。座長は、大野真先生。S級の半田悦子さん、超ド級の小林美由紀さんを構成員として、なでしこリーグ、JFA女子部、JFA競技運営部の方々と、意見交換を行なう会です。私は、あくまでもアドバイザーという立場で参加しておりますが、突然意見を求められるので、居眠りはできません。
会の最初に、プロジェクトを象徴する英語が紹介され、それについて意見を求められました。
challenge try&error chance open などの英語が並んでいましたが、ある、インテリジェントな方が、
「challenge という英語は、困難や逆境に向かっていくという意味なので、世界に発信した際、違和感を感じられるかもしれないので、JFAとしては、あまり使わないようにしているんです。流行りの Integrity なんてどうですか?」
という意見を出されました。外語大出身のOBABAさんと、なんちゃって英語教師の私は、顔を見合わせ・・・
「もっとわかりやすく、Try Fair Chance の3つのワードでよいのでは?」と、私が言うと、
「だったら、3つくっつけて、Fact でいいんじゃない!?」と、OBABAさんが提案。
すると、全員からで、「いいね」が出ました。今後どのようになるかはわかりませんが、とりあえず、FACTプロジェクトと命名されました。
2020年以降からのU15年代、U18年代の女子サッカー大会のあり方を検討する、FACTプロジェクト。多くの方々の意見を参考にしながら、成功に導けたらと思っております。
半田さんと話をしていて驚いたことは、静岡(清水市)では、半田先生の年代でも、小学生の頃、女子だけのチームが20チーム以上あったということです。なので、男子とサッカーをやったことが無いまま、日本代表になったそうです。初めて代表に招集されたのが、高1のときだったとのこと。そして、ドイツに行き、サッカーを学んだという、恵まれた環境があったそうです。こんな環境が、全国のスタンダードになる時代が来るように、夢を持って頑張りましょう。
1/30(火)文京学院BALスタジオに珍しい人が・・・
Liga Student 2018に向けた代表者会議が、文京学院BALスタジオで行なわれました。10以上前のPENALTYのピステと、埼玉栄のM先生から借りたという、栄オリジナルのPENALTY手袋を身につけた、白髪の男性が、私の前をトボトボと歩いていました。
一度、Liga から 抜けたのですが、2018年度から、新たに参入するとのこと。
2018年から新規参戦するチームは、流通経済大学・南陵高校・鹿島学園高校そして・・・村田女子高校です!!
文京学院の来年度のLigaは 2部のAブロックになりました。
2部 A 神奈川大学・山梨大学・流通経済大学・上武大学・本庄第一高校・常盤大高校・大和高校・村田女子高校 ・文京学院女子高校
2部B 慶応義塾大学・大東文化大学・日本女子体育大学・東京女子体育大学・横浜翠陵高校・久喜高校・鹿島学園高校・南陵高校・★新規加盟予定チーム
高校チームで上位2チームまでが、1部の下位2チームと、自動入れ替えになります!
★1部・2部は 昨年の予選リーグの結果で 決めています。
1部A 尚美学園大・順天堂大・東洋大・武蔵丘短大・成立学園・高崎健康福祉・飛鳥・市立太田・修徳
1部B 東京国際大・関東学園大・日本大・筑波大・十文字・日本航空・湘南学院・花咲徳栄・幕張総合
以上、関東Liga 2018は 36チームで開催されます!!
1/29(月)Let's talk to each other!
中学生にインフルエンザ流行の兆しがあったため、急遽中学生は自宅待機になりました。そのおかげで、高校生が校庭の半分を使えました。村田戦に向けて、やるべきことは山積みなのですが、自由参加のBチームの選手も、ほぼ全員が参加しているので、全体でできる練習から始めました。テンション高く声を出しても、選手のテンションは、なかなか上がりません。「このおじさん、一人で張り切って、うるさいなあ・・・」と、そんな感じだったようです。それでも、何人かは、私が意図していることを口に出して、仲間を鼓舞してくれていました。こうゆう選手が一人でもいてくれると、救われます。
その後、Aチームと同じメニューを、Bチームが隣でやる・・・というカタチにして、村田戦を意識したDF練習をやりました。正面の相手には対応できるのですが、攻撃が横にズレると、たちまち混乱し始め、ボールに行けない、マークも曖昧・・・そして、しゃべれないので、改善されない・・・という現象が起こりました。山田コーチは、「フリーズして教えてあげたらどうですか?」と、言いましたが、「自分たちでしゃべらせて改善させないと・・・試合前だからね。」と、敢えて放置しました。「ア~!」「もう~!」と、最初はしゃべりたそうだった山田コーチも、途中から、「なんでこんなに自分たちでしゃべらないんですかね。わざとA・Bを入れ替え制にして、しゃべる時間をつくっているという、先生の意図を感じていないんですかね。」と、呆れてしまいました。「ラスト3本!」と、私が指示した時も、ほぼ無反応な選手たちに、「なんとか言えよ!」と、ボヤク山田コーチ。
中学時代は、山田先生にずっと教えてもらってきた・・・高校時代も、千葉先輩にずっと教えてもらってきた・・・だから、自分たちで改善するということに慣れていないのかもしれません。もっとしゃべって、もっと話し合って、「自ら考え、共に闘う!」という、明るさ・楽しさ・元気良さを、身に着けて欲しいと思いました。
といっても、ベースとなる知識も必要ですから、長期計画で、トレセンチックな山田DFクリニックを実施していきます!!
練習前に部訓を言っている選手たちの後ろに立って感じたこと・・・
「明るく楽しく元気よく笑顔を絶やさず気持ちを切らさず感謝の気持ちを忘れずに」
と、早口で、ほとんど感情移入もなく、ただ発しているだけに聞こえました。
だったら、思い切って変えてみたらどうでしょうか。
何か、好きな歌を唄って、テンションあげてから練習するとか・・・
1/28(日)鹿島&西麻布
雪の無い場所を求めて、鹿島ハイツまで向かいました。東京に比べると、体感温度はかなり暖かく、快適な環境で練習することができました。中高全員(審判講習会に参加した中学生を除く)をバス2台で引率しました。レンタカーのバスでは、高校女子サッカー選手権の映像を流し続けました。TBSが制作する番組は、サッカーというよりも、ヒューマンドラマといった感じになっていて、いろいろな意見もありますが、全国で500校に満たない加盟数の競技をここまで取り上げ、社運をかけて取り組んでくださっていることには、本当に感謝しています。地上波、全国ネットというのが、どれだけの巨費を投じなければできないことか、選手は知る必要はありませんが、相手にされなくなってから嘆いても遅いので、相手にされているうちに、高校女子サッカーの普及と強化の両面を実現しなければなりません。毎年毎年、同じような学校しか出てこない大会になってしまったら、ネタが尽きてしまう・・・ネタになるよう、頑張りましょう!!
帰りのバスでは、有賀監督の口調で、池田監督の言葉を言う・・・という、ネタを披露して、山田コーチの笑いをとることができました!こんな笑いは、TBSは求めていないと思うので、感動を与えられるようなチームを目指しましょう。
十文字も修徳も村田も、日本一を目指している・・・日本一を目指していなければ、全国には出れない・・・日本一を目指すとは、いったい、どんな意識なのか・・・「やってやるぞ!」と、思った選手が半分、「別世界かな」と、思った選手が半分。これが全員になるようなチームを、Cap藤井がつくれるか・・・今後に期待したいと思います。
鹿島から戻り、18:30 から、「中3を送る会」が、西麻布のフレンチレストラン、「ひらまつ」で、行われました。中2の選手の保護者の方のお仕事の関係で、こんなオシャレな会場をお借りできたそうです。「今日は、ひらまつさんが、文京学院サッカー部のサポーターになります!」「将来、ここで披露宴をしてくだされば、今日の分のもとがとれます!」と・・・山田先生は、特に手厚くもてなされておりました!!
シェフが特別に作ってくださったケーキや、デザートビュッフェが、会を盛り上げました!!!
シェフが作った、ケーキ・・・中3の選手の後ろにいる、ヘンなオジサン・・・頭が白い・・・これが私のようです!!
私が座った、お父様たちのテーブルでは・・・
中2父 「どうですか、今日は感動していただけましたか?」
中3父 「もう、ずっとウルウルしてましたよ。」
中2父「○○さんは、草津で、中1が走っている姿を見ても、泣いちゃっうんだから。」
中3父「あのときは・・・中3(わが娘)から厳しい言葉を言われて、必死に走っている中1を、高1の凪紗や日向が、優しく背中を押して励ましていたのを見て、感動してしまったんですよ。これが一貫の魅力だってね。」
なので、私も、そのお父様に、
「先週の土曜日、お嬢様は英検で、鹿島のトレーニングに参加できなかったんですが、後輩たちを心配して、荷物のチェックをしにきて、送りだしをちゃんとやっていましたよ。お父様の転勤で、ルクセンブルクに行ってしまうため、遠征のメンバーからは外れていたTさんも、荷物のチェックに来ていました。山田先生に聞いたところ、そんな指示はしていないとのこと。つまり、自分から、後輩たちのために動いたんですよ。自分が参加しないのに、わざわざ見送りにくる・・・昔は当たり前だったんですけど、人数が多くなってしまった今は、指示をしないと動かないのが当たり前になってしまっていて・・・自分で考えて行動できたってことですね。成長した証拠ですね。」
と、話しました。
何はともあれ、3年間、お疲れ様でした!!そして、これからは、自分で考えなければならないシーンがたくさん出てきます!!
指示を待つのではなく、空気を読んで動けるように・・・期待しています!!
1/27(土)親族の通夜にて
部活の顧問は、ブラック・・・と、巷では言われていますが、私の場合、自分からやりたいと思って始めたことなので、一度もブラックと思ったことはありません。ただ、私の後継者が同じようにできるかと言ったら、それは無理。ある程度労働環境は、適正なものにしていく必要があると思っています。先日、お世話になった叔父が急死し、土曜が通夜、日曜日が告別式となったのですが、「土曜日は十文字と練習試合、日曜日は鹿島ハイツまで選手を送迎するので参列は無理。」と、残念ながらお断りせざるを得ない状況でした。しかし、残雪の影響で、十文字との練習試合が中止になり、いくつか当たった練習試合もすべてNGだったので、部活はオフ。そのおかげで、通夜に参列することができました。
正月も不在にしている私は、「久しぶり!お父様の葬儀以来だね!」と、8年ぶりに親族に会いました。
「まだ、選手をバスで送迎しているの?」「女子サッカー、メジャーになって、やりがいがあるんじゃない?」「で、戦績はどうなの?」
と、8年前の話から会話が始まりました。
※8年前の父の葬儀の際、サッカー関係の供花が多く並んでいたのを見て、親族は私が女子サッカーに携わっていることを知りました。
「部活の顧問って、休みが無いでしょ?身体大丈夫?」と、会うたびに言われます。
「学校の命令ではなく、自分の意志でやっていることですから。生徒も同じです。自分の意志でやっている同士なので、疲れを吹き飛ばす何かがあるんですよね。疲れて嫌になったら、お互い、いつでも辞められるという気楽感もあるんですよ。」と、聞かれるたびに答えます。
こんな趣味の個人商店では、一代で終わります。まあ、それも良し。後継ぎが見つかったら、その時、考えます!!
1/26(金)なんて寒いんでしょう
40年ぶりの寒波・・・ということは、教員になってからは、一番の冷え込みなのでしょう。もちろん、北海道や東北、北信越に比べたら、たいした寒さではないのでしょうが、特に風が吹いているわけでもなく、雨も降っているわけでもない状況で、「耐えられない」と思ったのは、初めてかもしれません。
明日予定していた十文字高校さんとの練習試合も、「グランドの半分はまだ雪・・・」という状況で、中止になりました。レッズランドも臨時休業・・・明日は自主練習ということになってしまいました。
毎日のようにJFAの競技運営部のGさんから電話やメールがあります。「今年は、加盟校数こそ増えたものの、選手権の予選参加チーム数は減っています。特に、北信越では、26校から13校へ半減。また、大阪では、7チーム減となっていて、433校だった昨年から417校になってしまいました。なんとか減少傾向に歯止めをかけなければ!!」と、予選参加チーム数の推移を共有しました。
このままでは、加盟校数による出場枠ではなく、以前のように、予選出場チーム数の比例配分にしなければいけないかもしれません・・・
1/24(水)東京JKリーグ 表彰選手
東京JKリーグの最優秀選手、得点王、優秀選手 が 決定しました!表彰式は2月17日(土)、文京学院ジャシーホールで行われます!
◆MVP(最優秀選手)
平川 杏奈 FW 修徳高等学校 (千葉 なのはなFC出身)
◆得点王
小林 一歩 FW 十文字高等学校 (十文字中出身)
◆優秀選手
修徳 MF 岩下 友香 (川越・南古屋中出身)
十文字 MF 蔵田 あかり (十文字中出身)
村田 FW 大森 なぎさ ( 白岡SCL出身)
飛鳥 GK 和気 ななみ ( 足立LFC出身)
成立学園 DF 若杉 千里子 (ASエルフェンマリ出身)
晴海総合 MF 大口 えみり (大田区・矢口中出身)
東久留米総合 FW 川村 楓 (府ロクレディース出身)
文京学院 DF 千葉鈴美 (文京学院中出身)
今日の練習は、周りに残った雪の影響で、冷蔵庫の中にいるような感じでした。
村松選手から、術後の経過や、高1・高2・高3がお見舞いに来てくれて、とても勇気づけられたという内容のメールが届いたので、上記の写真を添付して、「寒さに負けず、みんな頑張っています!」と、送りました。すると、「私は病院の中が29℃で、暑くてたまりません。暑さに負けず、頑張ります!」と、少し心に余裕が出来たような返信がありました。リハビリ担当の方が、サッカー選手を多く診てきた方のようで、「このリハビリで、身体改革をしよう!」と、追加メニューも多々あり、筋肉痛で苦しんでいるそうですが、「このきついリハビリを乗り越えて、またピッチに立って、チームに貢献できる姿をイメージしながら頑張ります!」と、宣言していました。
1/23(火)雪
東京にも4年ぶりに大雪警報が出ました。雪に慣れていない都民は、降り出しに弱いようです。昨日の夕方から夜にかけて、交通網は麻痺しました。一夜明け、グランドは、綺麗な雪景色に・・・「もったいないから、このまま融けなくて良いのに」と、つぶやく先生もいらっしゃいましたが、早く融けてもらわないと、練習ができなくなってしまいます。一方で、素人が雪かきをすると、雪を固めてしまうこともあるので、人工芝は雪対策が難しい・・・気温の上昇に期待したいと思います!
1/22(月)推薦入試
東京都の私立高校では、推薦入試が行われました。小池都政の目玉政策、私立高校の授業料無償化(年収制限:760万 都民に限る)が功を奏して、文京学院サッカー部の入学希望者は急増・・・するかと思いましが、まったく関係ないようです。バレー部のように、一貫生が中心になりながらも、高校から変化を与える選手が数名入部して、バリエーションが増える・・・そんな感じになるためには、やはり、実績が重要!!
しかし、結果を出せないにもかかわらず、来てくれた選手には、感謝!!ようこそ、文京学院サッカー部へ!!無事に合格発表も終わり、さっそく予定表を送信しました!!
※2月3日の新人戦の会場が、変わりました!!駒沢補助競技場ではなく、駒沢第二球技場です!!お間違いのないように!!!
1/21(日)茨城にて
土曜日は照明のある鹿島ハイツ野球場にて4時間(学校終了後から夜まで)、日曜日は矢田部サッカー場にて7時間(昼休み1時間あり)、トレーニングと紅白戦を行いました。英検受験以外の高校生全員と、中学生U14チームのスタメン、合計36名でのトレーニングでした!高校生は3人目の動き、スローイングなどをテーマにトレーニングを行いました。中学1・2年生は、キックの練習と高校生Bとのトレーニングマッチを行いました。矢田部のC面は、芝を張り替えたばかりで、天然芝のような深さでした!
1/19(金)晴海総合TMと関東高体連女子MT
木曜日、晴海総合高校さんにお邪魔して、トレーニングマッチをしていきました。すると、本校の英語科で、現在、併設大学に配属されているM崎先生の2年前の教え子のお母さまが、晴海総合高校の図書館で働いていらっしゃり、「文京学院という名前が見えたので、試合を見に来ました!今でもバレーボールとサッカーは、応援してるんですよ!」と、声をかけてきてくださいました。
平日に、しかも都会の真ん中で、トレーニングマッチができることに感謝します。帰路、バスの中から銀座の街並みや国会議事堂を眺め、興奮する選手たち・・・さらに、靖国神社前では、歴史上の人物の名前が出てこない・・・と、車窓も楽しむことができました。
金曜日、関東高体連女子部の会議が行われました。平成30年度の関東大会に関して、確認がされました。インターハイ予選は群馬で、高校選手権予選は埼玉で行われます。会議では、水曜日に発売されたI山先生の著書が話題になりました。その後の懇親会では、いろいろと面白い話が聞けて、これをネタに本を出したら・・・と、思いましたが、そんなエネルギーは無いので、口で伝えていきたいと思いました!
高校生の練習も、山田コーチにお願いしました。報告によると、ロングキックが35m飛ばない選手が散見されたと・・・これではDFのロングフィードや攻撃陣のミドルシュートがImpossible!!と、戦術云々よりもまず個人のスキルを上げるべし・・・と、厳しいお言葉をいただきました!頑張りましょう!!
1/17(水)何か・・・違う
雨の中、キャプテンの藤井選手を中心に、自分たちで考えたメニューでトレーニングしていました。職員会議と教科会の合間にグランドへ行くと、「プレスも弱くて、なんか、ダラダラしています。」と。おそらく、昨日のトレセンのスピード感との違いを感じたのでしょう。先日の月曜日に、山田コーチに練習を見てもらったBチームの選手は、「とても刺激的でした。ちょっと意識するだけで、まったくプレーが違ってくると思いました。」と、言っていたのですが、いざ、Aチームとの合同練習になると、せっかく覚えた「切り替えの意識」を、もう忘れてしまっているようでした。勉強もサッカーも、教えてもらって、何かを学ぶと、その時は、「わかった!」と、感動するのですが、大事なのは、そこからの反復なのです。知ることだけで満足するのではなく、修得するまでやり続ける粘り強さを持てば、必ず向上するはずです!!全員が意識すれば、きっと、選手たちだけでも、集中した練習ができるはず・・・そうなれば、強いチームになること間違いなし!!
先日PKを止めた藤澤選手のサッカーノートに、
『「サチ!迷うな」と、父の言葉が聞こえて、「うるさいなあ」と、思ったけど、その言葉で迷うことなくプレーできました。』と、書いてありました。うるさいと思われても、親の言葉というのは、時に、偉業をなし遂げるための支えになるのでしょう。
先日PKを最後に決めた塩野選手のサッカーノートに、
『先生から、「決めても外しても思い出になる」と言われて、気が楽になりました!』と、書いてありました。そんなキザなこと言ったかどうか、まったく覚えていませんが、何気ない一言が、時に一歩前に踏み出す勇気を与えるのでしょう。
言葉は、人にパワーを与えるものなのです。練習中、仲間をやる気にさせる言葉をたくさん発せる選手になって欲しいです。
1/16(火)トレセン選考会
晴海総合高校にて、U17東京トレセンの選考会(2次)が行われました。事情により12月の選考会に参加できなかったので、本校の選手は、今回が一次選考になりました。レベルの高い選手たちと一緒にプレーすることで、モチベーションを上げることができる選手もいれば、限界を感じてしまう選手もいます。今日参加した7名は、それぞれどう思ったでしょうか・・・
今年も、杉並総合の梅原先生、成立学園の中野先生を中心に、トレセンの指導をしていただきます。GKコーチとして、村田女子の有田コーチも協力してくださることになっています。会場を提供してくださった、晴海総合の勝部先生は、自ら志願して主審をやってくださいました。
今日の選考会で、フィールドプレーヤー20名前後、ゴールキーパー2名程度を選考する予定となっています。
選考されたメンバーで、2月24日~25日の関東トレセンマッチ(波崎)、3月11日(日)のヤングサッカーフェスティバル (静岡)に 参加します!
1/14(日)新人戦・・・苦しみながらもベスト8死守
2017年のインターハイ予選・・・成立学園がベスト8決めで敗れるという波乱がありました。そして、高校選手権予選、成立学園が東久留米総合をベスト8決めで破り・・・新人戦では、東久留米総合 VS 文京学院 という ベスト8決めになりました。
試合前、ベスト8決めを11対0の大差で勝ち進んだ成立学園コーチの山郷さんが、「次の試合は、何か、好カードですね。」と、天真爛漫というか、天然満載という感じで声をかけてきたので、「誰のせいで、ベスト8決めから、こんなに厳しい試合になると思いますか?」と、ツッコミを入れました。その山郷コーチと、成立学園男子サッカー部総監督の宮内聡さん(元日本女子代表監督)が本部で見守る中、試合が行われました。
文京学院 1(PK5) - 1 (PK4) 東久留米総合
先発
GK 藤澤(高1 文京学院中)
DF 西辻(高2 文京学院中)・小嶋(高1 文京学院中)・塩野(高1 文京学院中)・粕谷(高1 文京学院中)
MF 小野寺(高2 SFIDA世田谷)・藤井(高2 文京学院中)・飛田(高1 文京学院中)・宇田川(高2 文京学院中)
FW 森崎(高1 INAC多摩川)・大山(高2 メニーナセリアス)
交代
門司(高1 SFIDA世田谷)→大山 ・ 佐藤(高2 SFIDA世田谷)→宇田川・清家(高2 文京学院中)→門司
前半は、東久留米の華麗なパスワークに翻弄され、守備の時間がほとんどでした。そして、痛恨の失点・・・後半は、ポジティブな全開ガール(ちょっと古いですが)、門司選手を投入。すると、その門司選手の突進から、アクシデントが起こり、小野寺選手が同点ゴールを決めました。その後に、1回ビックチャンスがありましたが、文京のチャンスは、2回くらいでした。その後も東久留米総合の猛攻は続きましたが、DF陣が必死にゴールを守り、試合はPK戦に突入。昨日のレッズランドの練習では、ほぼ全員が外していたので、「PK戦になったら、勝てないから、もう練習しない!順番も、お前たちで決めろ!」と、呆れていました。しかし、今日は・・・小野寺・藤井・佐藤・飛田・塩野・・・全員が豪快に決めました。 そして、東久留米の5番手を藤澤選手が止め、劇的な勝利をおさめました。
試合を見ていた宮内総監督と、山郷さんは、GK藤澤選手を絶賛していました。「あの選手、ずっと指示していて、第二の監督みたいですね。そして、最後にしっかり止めて勝利に導くなんて・・・なんですか、あの子・・・」と。
応援に来てくださった、統括校長と、国語科のS先生は、「ドラマのような試合で、最後まで興奮しっぱなしでした!観れて良かったです!」と、嬉しそうにコメントしてくださいました。
あれだけ試合を優位に進めておきながら、PK負けしてしまった東久留米総合の選手のことを思うと、あまり喜ぶのはどうかと思いますが、何はともあれ、ベスト8を死守できたことは、本当に良かったです。エース不在で、絶体絶命・・・というピンチの中、苦しみながらも一歩前に進むことができました。そのエース、村松選手から、背番号10を引き継いだ飛田選手。明日から前十字靭帯再建手術のために入院する村松選手に、運の良い10番のユニフォームを、お守りとして持たせることができました!
高3の先輩たちや、そのお母様たちも、応援に駆け付けてくださいました。
中学生ですが、さくらガールズさんに、0-0引き分けのスタートでした。金曜日に、エースの三浦選手が練習中に脳震盪・・・本人は、試合に出たいと申し出たそうですが、セカンドインパクトによる致命傷を回避するため、山田監督は三浦選手の起用を断念。試合前のアップから、山田監督も選手も気合十分だったようですが、いざ、試合が始まると、気合が空回りしてしまったようです。でも、空回りするくらいの気合は、必ず今後に生きてくると信じています!
中学生は、昨日から、サッカーの知識を学ぶ「サッカー塾」を開始しました。せっかくですから、「山田蹴塾にすれば?」と、思いましたが、私の提案は却下されました。ポゼッションとは?プレスバックとは?そんな用語を教えながら、頭も鍛えていこうという作戦です。
1/13(土)明日、中高ともに2018年最初の公式戦です!
高校は新人戦のベスト8決め 東久留米総合高校さんと 対戦します。厳しい試合になると思いますが、持っている力の全てを出し切れるように、チーム一丸となって挑みたいと思います。
★15時20分 キックオフ 成立学園鷲宮グランド ※応援用、保護者用の駐車場はありません。公共の交通機関をご利用ください!
レッズランドにて、新チームの夜明け・・・というイメージの写真を撮りました。
中学生はU14大会の予選リーグ さくらガールズさんと対戦します。新チームのキャプテンは、及川選手。副キャプテンは、三浦選手に決まりました!大阪遠征での終盤から、好調が続いているので、そのままの勢いで予選突破してほしいと願っています!
★14時15分キックオフ 北運動場
1/11(木)2018年本格始動
昨日の練習前に中学生はミーティングをしていました。山田監督が、本気度を伝えていたようです。恩師の寺さんや、先輩のゴピさんの雄姿を見て・・・かどうかはわかりませんが、「本気で頑張ります!」と、宣言していました。メニーナや作陽の選手を羨むのではなく、来てくれた選手をどう育てていくか。山田先生が文京に赴任した2011年は、U15リーグ、2部からのスタートでした。原点に戻った今、やるべきことは何であるかを考えたミーティングのレジュメでした。
高校生も、スタートは、1996年、高校リーグ2部(当時は2部までしかありません)最下位からです。当時、学校中の壁に、「負けたら笑ってください」と、試合告知の張り紙をしていた自分を思い出しました。「先生が本気じゃないから、私たちも本気になれない」「君たちが本気じゃないから、私も本気になれない」・・・そんな、受身の姿勢では、いつまでたっても時計の針は進みません。中学も高校も、指導者と選手が本気になるチームを目指し、2018年の「日常」をスタートさせました。
来年の高校選手権の日程をすでに確定させ、関係各所に伝達していましたが、1月7日(月)が始業式となる県があり、日程変更を余儀なくされることになりそうです。私もいろいろなところで、「来年は1月3日スタートです!」と、発言してきてしまいましたが、一度、リセットしていただきますようお願いいたします。(もちろん、全国9地域の委員長には連絡済みですが、ホームページご愛読の皆様への情報発信です。)
1/8(月)高校選手権決勝~十文字TM
7日、高校女子サッカー選手権の決勝戦。今年と来年は、ノエビアスタジアムが改修工事のため、神戸ユニーバーシアード記念競技場が準決勝、決勝の会場となりました。私が協会からいただいていた関係者用駐車票は1枚だけでしたので、スタジアムの手前で大阪の井尻先生のかわいらしい車に乗り込みました。(それまでは、滋賀の吉田先生の車に乗せていただいておりました。)すると・・・助手席には中野先生、後部座席には、大きな荷物と、翠先生が乗っていて、私が乗るスペースはありませんでした。しかし、強引に乗り込みました。すると、こんな状況になり、「前向けね~」と、翠先生はずっと叫んでいました。
スタジアムに到着すると、藤枝順心の応援バスが、続々登場。7号車までありました。それを見た中野先生は、「よし!これをモチベーションにして、来年は決勝に行くぞ!」と、気合を入れていました。今年はメディアの数が非常に多い・・・と、JFAのマーケティング部も、驚いていました。ノエビアスタジアムは、ドーム型のスタジアムなので、ある程度寒さが遮断されていましたが、今年は夕刻になると、厳しい寒さを感じました。選手たちは元気でしたが、私は、特に表彰式の時に、寒さでガタガタふるえていました。試合内容に関しては、百聞は一見に如かず、なので、コメントはしません。印象的だったのは、準優勝の作陽の選手たちが、ずっと笑顔だったこと、そして、池田浩子監督が、泣いていたこと・・・おそらく、選手たちは、やり切った、楽しい決勝戦だったのでしょう。そして、池田監督は、このチームが大好きで、選手たちの笑顔を見たら、感極まって泣いてしまったのでしょう。あくまでも推測ですが。
藤枝順心も、作陽も、明るく、とても爽やかなチームでした。表彰式の後も、「やっぱり高校生の大会は、教育活動の一環でもあるから、みんなちゃんとしてるね!式をやっても、気持ちが良い!」と、あるVIPが、話しているのが聞こえました。昔、昔、その昔、ある女子サッカーの大会の表彰式で、選手がガムを噛んでいたことがあり、表彰者が怒って帰ってしまったことがあったと・・・そんな話をしながら、「今日は良かった!」と、ご満悦でお帰りになりました。一人の選手や指導者、または、ひとつのチームの印象で、女子サッカーの印象が決まるということを、改めて痛感しました。
入場者数は、昨年を上回り、6,951名。まだまだ男子の2割弱ですが、加盟校数を考えれば、合格点!!ご協力、ありがとうございました!!!
8日、朝9時から、十文字学園大学で、トレーニングマッチを35分×3本やっていただきました。一昨日は東久留米、昨日は前橋育英、今日は文京学院と花咲徳栄のダブルヘッダー・・・いつもより少し早く稼働している十文字の新チームは、とても明るく元気の良いチームでした。この「明るさ」が、きっと来年の十文字のベースとなる・・・そんな予感がしました。一方の文京学院も、「変わろう!」と、思う選手が増えてきたように思いました。DFの要、ゲームをずっとつくってきた千葉選手が抜けて、今まで動かされてきたDF陣は、自分で動かなければいけなくりました。14日の大一番(新人戦、VS東久留米総合)に向けて、悔いが無いような準備をして欲しいと思います。
先日、深谷での新年会で、スポーツマネジメントの脇田社長から言われたこと・・・
「東京で優勝した2010年。あのチームが文京の伝統になっていたら、きっと今頃は。」と。
その後、山田コーチに言われたこと。
「先生は、2010年で時計が止まってしまったんですね。私は一昨年のU15大会で修徳中にPK負けして、時計が止まったのかもしれません。」
進んでいたものが止まってしまうこともある・・・でも、情熱と信念をもって取り組んでいたら、いつかまた、時計が進むのでしょう。
「私たちにできることは何でもしますよ!文京を強くしましょうよ!!」と、卒業生たちからも背中を押された2018年正月・・・
山田コーチの恩師である、寺谷さんが、1月7日付で、日テレメニーナの監督を退任されるという連絡が、関係各位に届きました。山田コーチは、長文メールで、想いを綴ったそうです。就任1年目に山田コーチ(当時中1)と出会い、それから18年間。U18年代の強化に、大、大、大貢献した寺谷さん。今後はしばらくは、ヴェルディのアカデミーディレクターとして、男子メインの活用となるようです。その魂は、山田先生がしっかり受け継ぎ、「恩師にソックリ!」と、言われるような、熱いコーチングをいつか見ていただけるようになる日が来ると信じております。
クラブユースと高体連の共存実現に向けて、今後ともアドバイスをいただきたいと思っております。
1/6(土)本郷三丁目→深谷→神戸
4日、全国高体連サッカー専門部常任委員会と委員長会議が、本郷三丁目のホテル機山館で行われ、女子部担当として出席しました。レジュメに、「女子専門部より」と、記載されていたのですが、「女子専門部」ではなく、「専門部女子」です。語順が違うだけで、ニュアンスがかなり変わります。
会議の後に、長らく委員長を務めてこられた先生方の表彰式が行わるのですが、今年は、11年間技術委員長を務められた栗田先生や、14年間兵庫県の委員長を務められた辺見先生、同じく14年間広島県の委員長を務められた沖本先生など、インターハイでお世話になった先生方が、ご退任されました。それぞれ、想いのこもったスピーチをされ、心に響くものがありました。
懇親会担当のOBI先生に任務を引き継ぎ、若干体調不良のM先生をお連れし、深谷に向かいました。専門部女子の部長、日野先生が主催するニューイヤーカップの懇親会に、途中から参加させていただきました。宿泊する予定が無く、着替えが無いというA高校のK先生は、ホテルのパジャマで会に参加していました。3日間にわたり、本庄第一高校さん、埼玉栄さん、花咲徳栄さん、南陵さん、山村女子さん、太田女子さん、横浜翠陵さん、熊谷女子さん、本庄高校さんと、対戦させていただきました。東京のチーム(飛鳥、成立学園、村田)とは、敢えて対戦しないように、試合組をしてくださったり、随所に配慮をしていただき、Bチームも含め、充実した3日間を過ごすことができました。ありがとうございました!!
私は、大学の先輩である山村学園のN先生に挨拶に行った時、大きな石につまづいて、先輩に抱きついてしまいました。すると、先輩は、「俺のこと好きなの?」と、真顔で言いました。さすがです。(「さすが」 という言葉を先輩に対して使う時は、気を付けましょう!)
そして、神戸に移動完了。これから会議を行い、明日の決勝戦に備えます。
作陽高校の池田監督をよく知る、後輩のY先生は、「ゴピさんって、絶対に自分のチームを悪くいわないんですよ。『今年は弱いから』とか、『来年に期待してる』とか、ついつい言ってしまうようなことを、絶対に言わないって、すごいですよね。もし優勝したら、妻沼で、安田さんも誘って、3人でダンシングヒロ(池田ヒロ子)を踊りたいです!」と、話しておりました。
明日の決勝は、14時10分からTBS地上波で放送されます!ぜひ、ご覧ください!
私が優勝カップを授与するシーンは、カットされます!!もしご覧になりたい方は、インターネットテレビでご覧ください!
1/3(火)初蹴りの企画
卒業生たちの立案で、初蹴りを実施しました。37名のOGたちが、参加してくれて、賑やかな時間を過ごしました。「明るく楽しく元気よく」という、キャッチフレーズが自然と出てきた時代のメンバーたちは、後輩たちに、たくましく、カッコよく、見えたことでしょう。
参加メンバー
原武・中村・清水あ・原し・原わ・寺本・田所・伊藤・中野・向山・松井・池田・稲葉・青柳・岩井・三浦・新山・新井・中川・黒川・秦・大園・進藤・和田・後藤・佐藤は・福田・柴田・小平・松山・清水な・村松・権田・有澤・相原・岡積・滝口 ※すべての会が終わってから登場した 野田
↑松戸の二人・・・小学校教諭と中学校教諭・・・それぞれ夢を実現させました!
↑OGから、グッズの提供がありました!!「もらってくれるかな~」と、不安そうに見ていました。「メルカリに出したら、許さないぞ!」と、ブツブツ言いながら・・・
国語科のS乙女先生がよく話題に出すという・・・伝説の健康優良児・・・原わ先輩も登場しました!!4人のうち、誰かは、すぐにわかりますね。一番、誠実勤勉仁愛そうな人です。
1/2(月)高校女子サッカー選手権ベスト4
インターハイは、全国高等学校総合体育大会
選手権は、全日本高校女子サッカー選手権大会
「全国」と、名前がついているからには、全国からチームが集まっていなければおかしい。
「選手権」とついているのは、本当に強いチームが競うべき。
大会の知名度を広げ、競技人口を増やすために、高校選手権にも「各都道府県枠2」という制限をかけ、できるだけ多くの都道府県からチームが集まるような施策をとりました。当初は、かなりの反発がありました。当然、東京からも・・・しかし、女子サッカーの発展を考えた時、自分のチームが全国に出れるという可能性が大きく減ったとしても、地域活性化のためには、やるべき施策だと決断しました。ただ、「各県1代表で」という意見に対しては、時期尚早であると、反対しました。そして、「当面は、各県2枠で」と、会議で結論を出しました。その後、この、「当面」というのは、「全都県の加盟校数が、2ケタを超えるまで」・・・と、附則をつけ、現在に至っています。
ちなみに、今年は22都道府県から32校が出場しています。そのうち、北海道、宮城、東京、山梨、静岡、大阪、広島、鹿児島が2校、開催枠を有する兵庫が3校 出場しています。これがすべて「1」になることで、新たに、10県から出場できる可能性が出てくるということです。東京も、かつては、U15選手権のように、チーム数による比例配分が行われ、全国に最大5校が出場していた時代がありました。しかし、2校の制限になり、他県にチャンスが広がり、その結果、他県の普及が進みました。
Bunkyo's Way だけを考えたら、かつてのように、制限を撤廃し、関東大会を加盟数の比例配分で行う方が、はるかに有難いです。
しかし、同時に、Japan's Way を考えなくてはなりません。
先日の技術委員長会議でも、インターハイが、16校から32校、さらには48校に増えることが無いのか・・・という質問を受けましたが、インターハイや国体は、それぞれ予算が決まっていて、その枠の中でやらなければならないので、現在のやり方では、増やすことは難しい、と、返答しました。もし、ラグビーのように、女子サッカーだけ別開催にして、予算も完全に別・・・ということになれば、可能性はあると思いますが、その時は、高体連ではなく、高サ女連とか、新たな連盟をつくることになり、そうなると、大会の格付けは、一気にダウンし、大学進学等の実績にもならなかったり、教員の出張が認められなかったりなど、デメリットも浮上してきます。高校女子サッカー加盟校数は496校、男子は4,093校。そう考えると 男子が55校に対して、女子は55×(496÷4093)=6.665。本来であれば、7校で全国大会をやらなければならないと、言われることもあります。しかし、一方で、女子サッカーは、世界一をとれる競技。だからこそ、強化を怠ってはいけない、とも言われます。
と、そんな中、高校選手権のベスト4を争う、準々決勝が行われました。このベスト8の監督さんに、2人、高体連の9地域技術委員長会議に参加された先生がいらっしゃいます。北信越の久保先生(福井工大)と、四国の吉成先生(鳴門渦潮)です。自チームのことのみならず、地域の女子サッカーの発展のために、ご尽力を尽くされているお二人を、ついつい応援したくなりましたが、公平な目で、試合を観戦しました。
接戦となったのは、福井工大と大阪学芸の試合 そして 修徳と作陽の試合でした。
福井工大は、PK戦で、勝ちあがりました。インターハイでは、選手たちが緊張してしまい、実力を出し切れなかったようでしたので、選手権では100%の力を発揮できるように、久保監督なりのマネジメントがあったのでしょう。
作陽は、前半チャンスを決めきれず、修徳は、後半チャンスを決めきれず・・・といった試合でした。ラストにバーを2回たたいた修徳・・・東京のJKリーグ優勝チームが全国を制するという伝説をつくって欲しい と、有賀監督にショートメールを送ってしまったので、神様が意地悪したのかもしれません。または、疫病神のI山先生が、「修徳が優勝すると思う!」なんて、言ったからかもしれません。(実は私も、関係各位から尋ねられた時、優勝候補に、修徳をあげていました。)東京の仲間としては、悲しいですが、また東京を牽引するチームを来年もつくって、我々を強化してください!!
フリーキックのボールをGKがはじいたところに飛び込んで決勝点を決めた作陽の選手に、魂を感じました。ゴピのチーム作り、さすがだと思いました。作陽高校の選手権ベスト4進出は、初めてのこと・・・おめでとうございます!
ベスト4は 大商学園・作陽・福井工大・藤枝順心 になりました。
16:48 有賀監督から電話がありました。
「年末に先生のところと合宿しなかったから、調子が上がらなかったんですよ。」(確かに、例年行っている修徳壮行合宿を、今年はJKリーグの日程変更に伴い、実施できませんでした)「狙い通りにシュートを打てたんですけど、GK正面とか、ポストとか・・・負ける時は、こうやって負けるんですね。でも、作陽は、勢いがありましたよ。相手が池田監督だから、負けても、スッキリしています。(常に一生懸命やる監督という意味だと推測します)いろいろありがとうございました。」と、試合報告と大会運営のお礼でした。
1/1(日)Bunkyo's Way
大阪で耳にした 指導者の会話
「最近の高校生は、電話で話せば1分で済むことを、Lineを使って30分かけてやりとりする。コミュニュケーション能力は、ますます低下している。」
「最近は人工芝が普及しているので、練習の後に、グランド整備をするということが少ない。昔、大雨の中、グランドにトンボをかける高校生の姿に感動して、動画を撮影していた海外のチームがいたけど、もしかしたら、今、そうゆう姿を見たら、感動する日本人がいるんじゃあいかなあ。」
大阪でのある朝
隣に止まっていた古いマイクロバスの窓を、朝から部員が拭いていました。どこかのバスケットボール部のバスでしたが、きっとこのバスは、部員たちにとって、無くてはならない大切なものなのでしょう。バス購入時は、文京も、部員たちが毎回掃除をしていたのですが、今では運転代行を委託している会社の運転手さんがやってくださっています。
Line 人工芝 Bus 便利なツールが創りだす、「楽な環境」は、我々が生徒たちに求める「高校生らしさ」の基準変更を余儀なくされていると思いました。そんな中、文京は、どのようなWayで、選手たちを育てて行くのかを、より明確にすべき1年にしたいと思っています。
と、書いていると、石山大監督から電話がかかってきました。
「得点差は、1点だったけど、大商の方が、悔しさを持って戦っていたので、それ以上の差があった気がするよ。年末、選手たちを頑張らせすぎて、コンディションをベストに持って行けなかった・・・今から、ニューイヤーカップに入れてもらえないかなあ・・・」と。
そして、「今年は●●が優勝でしょ。そう思わない?」と、二文字の高校の優勝を予想していました。
今までであれば、立ち直るのに時間がかかった石ちゃんですが、今回は、ポジティブな感じで、「早く新チームで試合をやらせたい」という意欲が伝わってきました。銀河系は、しばらく続きそうです!!
2017年は、中学も高校も、怪我や病気に悩まされる1年でした。特に、リーグ戦では、厳しい試合が続きました。中学は、12月23日、24日の最終節、INACに0-1、SFIDA世田谷U14に0-2と、連敗し、山田監督就任以来、初の2部降格となりました。高校も、12月17日、23日の最終節、村田に0-1、東久留米に1-2と、連敗し、リーグ最下位となり、入れ替え戦となりました。
このまま衰退するわけにはいかない・・・技術では最下位でも、チームワークでは1位!!どの試合でも、全力でぶつかり、チームのために声を張り上げ、最後まで走り切る・・・そんな原点に戻ることができれば、2018年は輝けるかもしれません。
中学生は、徹底して個のスキルを伸ばす・・・と、同時に、部活であるという独自性も大事にしていき、中高一貫6年間で「サッカーと人間性を育てる」というBunkyo's Wayは、今年も揺らがせることなく、そして、勝利でしか見られない世界を貪欲に追求したいという、Yamada's Way も 大事にしていきたいと思っています。
女子サッカーが普及すればするほど、地方の中学生の台頭が目立つようになりました。1日、1時間かけて山道を駆け上がり通学し、どんぶりメシを食べ、すくすく育つ地方の中学生が、バレーボールではなく、ソフトボールでもなく、女子サッカーに打ち込むようになったら、それはそれは恐ろしい・・・と、思っていたら、「東京の子で、サッカーをやっている子って、すごいですよね。田舎は、他に楽しみが無いから、サッカーだけに打ち込めるけど、東京は、誘惑がたくさんあるでしょ。サッカーやるよりも、楽しいことがたくさんあるなかで、サッカーに打ち込んでいるなんて、すごいと思いますよ!」と、言われ、確かにそうかも・・・と、思いました。
何はともあれ、今年もよろしくお願いいたします!!
12/31(土)高校選手権で感じたこと
30日、三木陸上競技場に挨拶に行き、本部で試合を見させていただきました。スタンド付きのメイン会場なので、1回戦から白熱しそうな試合が割り当てられ、テレビ中継が入ります。今年は・・・やはり、白熱し、2試合とも2-1の接戦に終わりました。
①大商学園 2-1 星槎国際
「技術に勝るチーム力」をモットーに、高校サッカーの神髄と言える大商学園 と サッカーに特化できる環境で能力の高い選手を有する星槎国際 の対戦
②作陽 2-1 前橋育英
男子サッカー部の監督が校長を務める サッカーの名門校の対戦
大商学園と星槎国際の試合を見ていると、作陽の池田監督(村田女子出身 山田先生の先輩)が話かけてきました。「先生方が、インターハイや高校選手権をここまでにしてくださったおかげで、私は成長できました。だから、そろそろ恩返しをしたいと思って、岡山の女子サッカーの普及活動を本格的に始めようと思っています。自分のチームのことだけを考えていたら、これ以上発展しないですからね。県外の選手に頼るのではなく、地元で選手を育てて行かないと、長続きしないですからね。」と。こうゆう人に、女子委員長になって欲しい!と、直感的に思いました。なので、オファーを出すと、「日本一がとれたら、考えます・・・でも、私は自分が目立つのではなく、主役の選手が活躍できる場をつくりたいのです!」と、脱帽するようなリアクションが返ってきました。ますます、適任だと思いました!!
そして、大商学園の試合を見ながら、「竹内先生みたいな、オープンマインドな人がいるから、関西は発展したんですよ。私たちみたいな若造が物申せるというのも、竹内先生の魅力です。」と、褒めちぎっていました。負傷&体調不良で、主力が欠けているとは思えない力強いチームで、テクニカルな星槎国際を寄り切り、「これぞ高校サッカー!」という、戦いを魅せてくれました。最近では、選手ワンコイン×44人で、ドリブルレッスンも取り入れているとのこと。随所にその効果が出ているようにも見えました。監督の岡久先生と、試合後ガッチリ握手を交わす竹内先生は、本当に嬉しそうでした。「明日も勝って、優勝を目指します!」と、保護者に挨拶する選手の横で、「バカいっちゃいけねーよ。そんなに甘くないよ!」と、寅さんのように存在感を発揮していました。
29日に行われた全国9地域技術委員長会議の席で、小学生の多くが中学に上がるとサッカーを辞めてしまい、さらに、中学生も、高校に上がると、中間層がサッカーを辞めてしまうという傾向にあるということが報告されました。この中間層を伸ばす施策こそが、今、求めらているような気がします。文京学院中学は、まさにそのゾーンの選手の育成を担っているだと思います。小6の時点では、全国常連のトップレベルでは、やっていける自信が無い選手でも、6年間あれば、逆転を起こせる!!そう信じて、これからもがんばろうと思いました。
ちなみに中学生の大阪桐蔭カップの成績は、9位(16チーム中)でした。25日~27日まで、「大阪に来て、1つも勝っていません」と、落ち込んでいた山田監督ですが、28日・29日と、負けなしの快進撃で、3位・4位トーナメント優勝を果たしました。中学生も成長できた関西遠征でした!
12/29(金)学び多き関西遠征
気温が低く、風が吹くとめちゃくちゃ寒いですが、何事にも熱く取り組み、心温かくオープンマインドな方々から、多くを学んだ関西遠征でした。
27日、午前中、万博公園で、豊川高校(愛知県)さんとA・Bチームそれぞれ70分ゲームをやらせていただきました。愛知県では、聖カピタニオの躍進に影響を受け(推測)、今までは県外に流出していた選手が、多く留まるようになったようです。Uガキ先生の普及&強化活動が功を奏してきたようです。テクニカルなサッカーで、ボールを支配しながらゴールを目指す・・・自分たちのスタイルを明確に持った新鮮なチームでした。
午後からJ-GREENに移動。高校選手権の1回戦、十文字高校さんと対戦する秀岳館高校(熊本県)さんと80分ゲームをやらせていただきました。厳しい九州予選を勝ち抜いたチームは、予想以上にテクニックとスピードがありました。熊本県も、愛知県と同じように多くの選手が県外に流出してしまう・・・それをとどめるために、長期的なスパンでテクニックを身に着けさせた(予測)ように見えました。天然芝でのサッカーは、特に、コントロールの技術の差が如実に現れます。そこに、九州の強みである「フィジカル」が加わり、とても力強いチームでした。十文字高校のSコーチが視察に来ていました。相手チームに挨拶して、「動画を撮ってもいいですか?」と、紳士なスカウティングをしていました。前回優勝のチームに警戒される初出場の秀岳館さん・・・アップの雰囲気から、チームに一体感があり、文京の選手たちのノートには、多くの「気づき」が書かれていました。北海道文教さんがフェリー遅延で遅れたおかげで、東京文京が代わりにお相手させていただき、秀岳館さんにとっては、物足りなかったかもしれませんが、東京文京にとっては、貴重な経験になりました!
28日 朝から攻撃の要であるO選手が体調不良になり、「今年最後の大阪だから、応援に行くぞ!」と、深夜の高速を走って大阪入りしたご両親に引き渡し、帰京させました。「せっかく気合を入れて運転してきたのに・・・」と、残念そうにしていたご両親に、「来年、選手権に出れれば、高3も大阪に来ますよ!」と、伝えました。高校選手権に行くことが「当たり前」になっていれば、自然とそう思えるのでしょうが、行かないことが当たり前になっている文京では、そんな切り替えは難しいのかもしれません。だからこそ、行かなくてはならない・・・・と、思いました。
USJから3キロほどの舞洲運動公園にて、日ノ本学園さんと対戦させていただきました。「いつも試合に出ていない子たちで、本当にすみません。」と、ご丁寧な挨拶を受けましたが、とても明るい選手たちで、その明るさがパワーを呼び(推測)、試合終了間際に逆転を許してしまいました。その後、アトレティコさんと対戦させていただきまいた。一貫生の高1にとっては、去年の大阪桐蔭カップで対戦し、「負けたら走りだから」と、山田監督に言われ、最後の最後に斎藤選手がゴールを決めて勝利した・・・という思い出の相手でした。後半から斎藤選手を出場させると、いつも以上に活躍していました。きっと、相手のユニフォームが卵焼きに見えたのでしょう。中2の大阪遠征の時、靭帯を切る大怪我をした斎藤選手。今年も大阪桐蔭の安田コーチや後援会の方から、「卵焼き屋さんのお嬢さん、元気ですか?築地の火事の時は、大丈夫だったんですか?」と、声をかけていただきました。関西の方々の温かさを感じました。
29日 J-GREENにて、高校選手権1回戦で日ノ本学園さんと対戦する聖和学園さんのBチームと対戦させていただきました。前日、国井先生、竹内先生を囲んんだ、十三(じゅうそう)での勉強会に参加させていただきました。その席で、国井先生が被っていたビームスのお洒落な帽子を竹内先生が奪い取り、「この帽子、Bって書いてあるから、文京にあげなさい!」と、私にパス。一晩、着用させていただき、全国へ出れるように祈りました・・・が、しかし、こんな高級キャップをいただくわけにはいかないと、朝、国井先生に返却しました。「今度、別の帽子をあげるから!」と、やはり、寒さの中、帽子は必需品だったようです。申し訳ありません!!
現、高1は、中学時代に2年連続で聖和キャンプを行った学年です。国井先生や佐々木先生も、このブログを覗きながら、選手たちの成長をいつも見守ってくださっているそうです。「中1・中2の時に、どれだけテクニックを身に着けるかで、将来が決まるんだよ」という国井先生の言葉を聞いて、「また行きます!」と、山田監督は、力強くお願いしていました。「去年の泣き虫キャプテンはいますか?」と、グランドまで来てくださった大阪桐蔭の安田コーチ・・・「あれですよ・・・」と、S選手を指さすと、「オバはんになったなあ・・・」と、成長を感じておりました。「わろうたら まけやで」と、にらめっこで文京生に勝負を挑んでくださいました。3秒で、アウトでした。さすが、ヤスポン!
聖和さんとの対戦の後、アイナック神戸U18さんともやらせていただきました。高体連の技術委員会立ち上げ会議のために、神戸の西神オリエンタルホテルまで移動しなければらなず、途中で失礼し、山田コーチも中学の試合で別ピッチに移動しなければいけなかったため、「もし何かあったら・・・」と、を聖和学園の佐々木コーチにお願いしました。大事な大会の前でしたが、快く引き受けてくださいました。感謝です!!
J-GREENから 三国のホテルまでバスを運び、そこからホテルの方に新大阪まで送ってもらい、新幹線に駆け込み乗車をして、新神戸で降り、レンタカーを借りて、西神オリエンタルへ移動。なんとか会議に間に合いました。新幹線に乗り遅れていたら、遅刻するところでした。やはり時間の神様には守られているようです。
JFAのナショトレコーチと高体連技術の9地域委員長で会議を行い、その後、食事をして、また三国の戻りました。
そして一夜明け・・・選手たちは解散。バスに乗り切れない選手を4名、神戸まで同行させ、今日から開幕する高校選手権を体感させます。メンバーの選出は、公平に、サッカーノートの提出率と、その内容で決めました。
実際には、現地帰りの希望者が続出したので、バスは余裕で乗れました・・・「早く言ってよ~」と、思いましたが、4名の新神戸から東京の新幹線も確保していたので、敢えて変更せずに、連れて行きました。その効果があったか、なかったか・・・きっとあったと思います!
Bチームの最後の試合、菊池選手がCKで得点、その後、小宮選手のクロスに蓼沼選手が合わせ、追加点を取り、2-0で勝利したと、村松選手から報告がありました。ゴールの感覚を味わった菊池選手、蓼沼選手、B戦全般で活躍し、ゴールに絡むようになった小宮選手、それぞれ自信を持って自主トレにもますます力が入ることでしょう。
12/26(火)神戸FC・帝京可児@大阪万博公園グランド
今日は万博公園のグランド(人工芝・大商学園の関係でとれたようです)で、歴史ある神戸FCさんと、立ち上げから2年目の、岐阜の帝京可児さんと対戦させていただきました。神戸FCさんは6年間の育成を目指し、昨年はU15全国へ出場を果たしています。しかし、やはり高校になると、高校サッカーへ転向する者が多く、全国常連の強豪校へ巣立つ選手が多いそうです。一方の帝京可児さんは、13人という少人数でしたが、選手のスキルは高く、今後、岐阜県を背負って立つチームとして、成長していくことは間違いないと思いました。
文京学院の新チームは、9時の時点から、仰天!!そしてBチームに30分間の自主練習時間を与えた時に、落胆!!内容はそれぞれお嬢様たちから聞いてください。最初から何事もうまくはいかない・・・前途多難だからこそ、やりがいがあるのでしょう。Saying is one thing and doing another!!
明日は、午前中、万博公園にて愛知県の豊川高校さんとA戦、B戦をやっていただき、J-GREENに移動し、15時から、今年全国初出場を決めた、九州第3代表の秀岳館高校さんと対戦します。(北海道のチームが、日本海をフェリーで渡れず、その埋め合わせをさせていただきます!!)初出場の高校の調整相手になれるように、頑張りましょう!
12/25(月)大阪に無事着きました
中学生は新幹線で新大阪へ 高校生はバスとワゴン車で豊中へ それぞれ無事に到着しました!私はワゴン車を510km運転しましたが、疲れてきたあたりで、高1藤澤選手の選曲で、アニソンが・・・串田アキラのキン肉マンGo Fight や 佐々木功の宇宙戦艦ヤマトを、まさかスマホに入れている女子高生がいるとは・・・お母さまの影響だそうですが、そのおかげで、まったく眠くならずに7時間の運転をクリアしました。両曲ともに、大人のカラオケ大会(採点)での勝負曲です・・・
飛島というインターチェンジで、「あすか」と、読んだ小嶋選手に、「違うよトビシマだよ」と、突っ込む藤澤選手・・・すると、「関東ではアスカって読んで、関西ではトビシマって読むんだあ」と、まさかのボケっぷり。小嶋だけに、島と鳥の違いが・・・
という、楽しい車内を演出してくれたおかげで、疲れを感じないロングドライブでした!
気持ちを切り替えて、新チームでの明日からのトレーニングマッチ、頑張ります!
最近のレンタカーは、CDが流せず、Bluetoothで スマホやタブレットから飛ばすスタイル・・・高校生たちがスマホに入れている曲は、負けたときに立ち直るのに向いている曲が多かった・・・来年は、勝利の歌が増えるように、勝ち星を増やしましょう!
12/23(土)最後まであきらめなかった
JKリーグ最終節 チーム千葉引退試合
VS 東久留米総合高校 1-2 負け
Line-ups
GK 藤澤 DF 東・千葉・小嶋・粕谷 MF 小野寺・藤井・飛田・宇田川 FW 森崎・大山
Substitute
清家(→大山) 石井(→粕谷) 佐藤(→宇田川) 門司(→清家)
試合の相手は、東久留米総合。5月のインターハイ予選では、なんとかPKで勝ちましたが・・・現高2が中3の時、関東大会の初戦で対戦して、0-4で完敗した相手、FCベルタの選手が高2の中心選手となり、そのベルタのコーチの手塚さんが、この4月から監督に就任し、テクニカルで、人とボールがよく動くサッカーを展開するチームになりました。その後、東久留米さんとは試合をしたことはありませんでしたが、その強さは、夏の清瀬(花咲徳栄に引き分け)、秋の新小岩(十文字に引き分け)と、何度か目撃してきたので、相当な覚悟を持って、準備してきました。
勝てば6位 引き分ければ7位 負けると8位 最終戦の前に、そんな状況になりました。こんな緊張感を持って、格上の相手に挑めるなんて、お金を出してもできないですから・・・選手たちにとっては、貴重な経験になりました。
そして、序盤にチャンスをつくり、藤井選手のCKを飛田選手が押し込み、先制点を奪いました。ここまでは、出来すぎでした。しかし、そんなに甘くはありません。その3分後、相手にCKを与えてしまい、インスイングのボールがそのままゴールイン。これでふりだしに戻りました。そして、さらに4分後、クロスボールをフリック、スペースに飛び込んでシュート・・・という、相手にとっては理想的な展開で、痛恨の追加点を許してしまいました。その後も猛攻を受けましたが、DF陣は、タマギワを必死に戦い、追加点を許さず、最後に何度かチャンスをつくりました。しかし、相手も必死・・・お互い、「勝ちたい」という気持ちがぶつかり合う、激しい試合になり・・・後半はスコアレスで終わりました。これで最後・・・と、思う3年生は、本当に底力を発揮しました。「膝がこっちに動いた・・・」と、試合を抜けて、仲間にテーピングを巻いてもらい、またピッチに戻った千葉選手・・・最後まで強い気持ちで闘った東選手・・・二人合わせて千葉東(インターチェンジを通るたびに、二人を思い出すでしょう)・・・応援に駆け付けてくださった担任の先生やクラスメイトたちに、「サッカーって、こんなに面白いんですね。」と、言わせたのですから、試合に負けても、大切なレガシーを残してくれました。私にもっと力があったら、笑顔にさせてあげられたのに、申し訳ないです。でも、無力な私をやる気にさせてくれた君たちに感謝します!!残念ながら前十字靭帯を損傷し、ピッチに立たせてあげられなかった松井選手は、もう少し後輩の指導のために頑張ってください!!
JKリーグ、1年目は3位、2年目は8位、そして3年目も8位・・・苦しい状況は続きますが、新人戦、入れ替え戦に向けて、新チームのスタートです。新チームを仕切るのは・・・
キャプテン;藤井(高2 文京学院中出身)
副キャプテン;小野寺(高2 SFIDA世田谷出身)
主務;塩野(高1 文京学院中出身)
今後とも文京学院をよろしくお願いいたします。
さて、JKリーグですが、今年の優勝は修徳高校でした。おめでとうございます!!高校選手権に向けて、しっかりとチームも仕上がってきているようです!
サテライトリーグのJCSですが、最終節、3-0で快勝し、こちらは最下位にはなりませんでした。前半はGK、後半はCBで出場した高3石井選手が、2回の相手の決定機を身体を張って止めました。中3の時、リーグの入れ替え戦のメンバーに入れず、職員室の山田先生に、「お願いです。試合に出させてください。」と、訴えてきた・・・そして、試合の最後に出場するも、思ったようにプレーできず、ダメ出しされた・・・あれから3年・・・今では、「試合に出させてください」なんて、絶対に言いません。選ばれないのは、理由があるから・・・選ばれるようになるしかない・・・それがわかっている石井選手だからこそ、ここまで頑張ってこれたのでしょう。Aチームに入れなくても、やれることはある・・・後輩たちを笑顔にさせた、イシコ先輩!!お疲れ様でした!
昨夜は10時には就寝・・・夜中の2時30分に目覚め、このブログを書き、現在は5時・・・すると、石井こはる選手からメールが届いていました。無断で掲載します。イシコなら許してくれるでしょう。
中学でのサッカー生活よりも高校サッカーの方が短く感じることや、学年が上がらなければわからないことなど、1年生の時から先輩方や先生に言われていたことは本当のことばかりで、この3年間や今日もあっという間に終わってしまいました。
JCSもフルで出場させてもらい、JKリーグも最後出場させてもらったことは、自分の中ではとても偉大なことで、高1の時はこんな人間になれるとは思っていませんでした。
本当にありがとうございます。
そして、少しでも何か後輩に伝わっていたら嬉しいです。
自分は、1月と2月で千葉と練習に参加する日があると思うので、その時はよろしくお願いします。
卒部する最後まで、審判や新チームの作りのサポートなど自分ができることはやるのでなんでも言ってください!
そして、千葉選手からもメッセージが届きました。
昨日で高校生活でのサッカーが終わり、今日から部活がないのが不思議に感じます。昨日は勝利はできませんでしたが、たくさんの方々に応援されて締めくくりができたのでとても幸せでした。初めてチームが1つになったなって思える試合ができました。なかなかチームがまとまらなくて悩んだ時期もありましたが、このチームで最後まで戦えたことが本当に嬉しかったです。
自分は最後の試合まで怪我に襲われましたが、仲間の支えにより80分間戦うことができました。全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日からのチーム作りでは藤井、小野寺を中心に頑張ってもらい、昨日の悔しさを新人戦、インハイ予選などで生かしてほしいと思います。
また怪我が治り次第練習に参加させていただくのでよろしくお願いします。
12/22(金)無意識にできるような習慣に
ボールを受ける前に周りを観る パスを出して終わりにしない 奪われたら奪い返す 声を出して意図を伝える 意識してやろうとするのではなく 無意識にできるような習慣になれば、もっともっと連動するのになあ・・・と思いながら練習を見ていたら、ゲームの切れ目にグランド挨拶を無意識にしている選手を発見しました。そして、その選手につられて、中途半端に挨拶する 者を発見しました。サッカーも、挨拶も、同じことなのでしょう。習慣的として身についていて、無意識にできる者、人がやっているから真似する者、言われればやるけれど言われなければやらないという者・・・教室に入り、「おはようございます!」と、反射的に声をかける生徒が、昔に比べて少なくなってきたと思う今日この頃・・・挨拶もSNSで済ませる時代なのでしょうか・・・多くの生徒は、「起立!気をつけ~!礼!」という、挨拶を強要される場面でしか、挨拶をしなくなってしまったようです。学校生活も、サッカーも、自分で考えて工夫する楽しさのようなものを感じる者が少なくなり、マニュアルを伝え、その通りに実践することに喜びを感じる者が多くなってきたような気がします。自分で考え、最善の答えを導き出す・・・それができれば、強くなること間違いなし!
今日のJKリーグは、3年生の引退試合。部員たち全員が、何をすべきか自分たちでしっかり考えて、感謝、感激、感動を、チーム全員で表現できれば、最高の引退試合になるでしょう。
12/21(木)テーピング講座とサッカーノート
今日は、2年のスポーツ科学コースが、膝のテーピング、1年のスポーツ科学コースが、足首のテーピングを、それぞれ90分間のスポ学講座で学びました。高校時代に自分でテーピングを巻けるようになる選手が、一人でも多く増えてくれるといいですね。今日の講師は、了徳寺大学の先生でしたが、この先生の奥様のママ友が、サッカー部OGの横内先輩だということが昨日わかったそうです。「明日、うちの旦那、文京学院という女子校で、テーピング講座をやるらしいわよ。」というようなママ友の会話があったか、なかったかは、わかりませんが、いろいろなところで繋がりがあるのですね。
そして、アシスタントして、ミニマム先輩が来てくれました!
新小岩での練習の後の集合で、サッカーノートの目的は何かということを話しました。記録を残し、いざという時のオリジナルマニュアルをつくる・・・天才型の人間であれば、記録なんて不要です。でも、凡人であればあるほど、気づいたことをメモし、努力を積み重ねることで、業績を上げることができる・・・「私に仕事をください!」と、上司に頼むのであれば、毎日のノートではなく、「嘆願書」を作成し、提出するのが常識です。日常のサッカーでの「気づき」を記録するようなサッカーノートを書ける選手は、必ず結果を残す・・・出すために書くのではなく、残すために書く・・・今日の練習で、何に気づいたか、さあ、書いてみましょう!
12/20(水)オージーFROMアメリカ
今年の5月から渡米して、英語とサッカーを学び、年末に一時帰国した権田先輩と、大学1年後半からアメリカに留学し、英語とサッカーの洗礼を受け、帰国した松山先輩と、そのCompanion(同伴者)の大輪先輩、竹木先輩が、練習に乱入しました。
「暗~い!!うまいのに、暗い!!」と、おとなしい後輩たちに、練習の盛り上げ方を伝授してくれました。「明るさが、文京の強さ」と、他校の先生方から恐れられていた頃を思い出させてくれました。
そして、最後に、「夢は必ず叶うから!諦めないでチャレンジして!!」と、松山夢らしい言葉を投げかけてくれました!
12/19(火)ノートに綴る様々な想い
高3引退試合まであと4日。試合前の最後のサッカーノートを出してきた、千葉選手、石井選手。それぞれ6年間の集大成となる試合への意気込みと、自分たちが引退した後に、「こうなって欲しい」というチームへのメッセージが書かれていました。メニーナせリアス立ち上げの年・・・セレクションに合格した千葉選手は、文京学院中学かメニーナせリアスか、どちらにしようか迷い、「山田先生に教わりたい」と、文京学院を選びました・・・その後、メニーナセリアスは、日本一になり、小学校時代の友人たちは、皆、名門高校チームからオファーがかかる・・・中3の時、「文京なんかでいいのか?」と、おそらく迷ったことでしょう。それでも、文京学院高校に進学し、「チームを全国へ!」と、ファイトしてくれました。怪我に苦しんだ高校時代・・・思うような結果が出ず、サッカー小僧としては、悶々とした日々を過ごしたことと思います。
「6年間の締めくくりにふさわしいプレーがしたい。山田先生に教わった、最後まであきらめない文京らしさで、全力で戦います!」
常にチームメイトのことを考えてきた、石井選手。彼女が頭角を現したのは、主審を担当した時でした。「こんなにしっかりジャッジができるとは・・・」と、驚いたことを鮮明に覚えています。自宅でルールブックを必死に読み、チャレンジしたそうです。先日は、審判のスキルアップ講習会にも参加し、「ワールドカップで主審を務めた西村さんに指導していただきました!」と、うれしそうに報告してくれました。自分のやるべきことを明確にさせ、決してネガティブにならず、何を言われても明るく、優しく、チームのために頑張ってきてくれました。
「花咲徳栄は、パスとコントロールの技術、判断の速さなど、すべてにおいて上回っていました。でも、そんな相手にも、強く立ち向かっていこうとする千葉は、やっぱりすごいと思いました。」
と、最後まで他人を褒めるノートでした。
怪我をしてJKリーグの第1節(十文字戦)以降は、出場できていない高1村松選手のノートには、「試合に出て、高3に感謝の気持ちを伝えることができないかもしれないので、私ができることをやりました。」と、東久留米の分析が、細かく書かれていました。十分にその想いが伝わるノートでした。
高1、塩野選手のノートは、文字は薄いですが、内容は濃いものでした。
その他にも、何人か、ノートで、それぞれの自分の想いを伝えてくれました。皆それぞれ、いろいろな気持ちと葛藤しているようです。その葛藤こそが、成長になるのだと思います。
12/18(月)成立学園鷲宮グランドへ
一週間前の月曜日に、練習試合をお願いされたのですが、バスを大学で使用する予定があったため、一週間ずらしていただき、鷲宮グランドまで行かせていただきました。花咲徳栄と同じ、久喜インターから10分ほどの場所にあるため、学校からは50分くらいで到着します。30分×3本ということで、週末のJKリーグとJCSリーグのスタメン予定選手22名+サポートの選手1名で向かいました。高1の時からトレセンで中野た先生にDFの指導を受けてきた千葉選手は、高校時代最後の闘志を、ピッチの中の先生の前で見せていました。
12/17(日)高校生は花咲徳栄、中学生は鹿島ハイツでナショトレ体験
高校生は、2年連続高校選手権出場を決めた花咲徳栄高校さんに声をかけていただき、練習試合に伺わせていただきました。2年前のインターハイ関東予選(東京開催)、1回戦で星嵯国際を破った日本航空を新小岩で破り、全国出場を決めました。末監督、松本コーチともに、「全国なんて考えてもいませんでした・・・まさか、まさかの、全国でした。県大会を突破することも難しいと思っていましたので、埼玉県で優勝して、関東大会に出場できただけで、奇跡だと思っていましたから。」と、当時のチーム力を振り返っていました。その時の1年生が、高3になりました。インターハイ出場となった徳栄に、続々とレベルの高い選手が集まり、昨年、初めての高校選手権全国出場を果たし、そしてまた、レベルの高い選手が集まり・・・2年連続で、全国出場を決めました。これでまた来年も・・・東京の十文字と修徳に人が集まるように、埼玉では徳栄人気が根強いようです。3月にめぬまカップで対戦し、7月にLigaで対戦し、今日で3回目の対戦でしたが、一番の完敗でした。やはり、高校選手権に出場するということは、1年間の集大成となるチームを作れるのでしょう。うらやましい限りです。
花咲徳栄に向かうバスの中・・・とても賑やかでしたが、サッカーの話をしていたのは、数名だけでした。昨日、あんなに悔しい負け方をしているのに・・・この子たちには、遠征ではなく、遠足なんだろうか・・・と、思いました。最初の集合で、なぜバスを購入したかという話をしました。選手たちが全員で試合会場に向かうことで、一体感を持ち、士気を高め、戦術を語り、チャレンジできるようにするため・・・今では、ただの観光バス・・・いつも運転手さんがいるからなのかもしれませんが、遠足気分になってしまっていることに、驚きました。大阪遠征も、「旅行」だと思っている選手が少なくないのでは・・・行けて当たり前という状況にしてしまっているのが、ダメなのかもしれません。試合に出ていなくても、悔しさを共有できるような、強豪校と対戦することにワクワク感を共有できるような、そんなチームをつくれたら、今よりも強くなると思いました。
中学生は、鹿島ハイツにて行われているU15ナショナルトレセンコーチ+B級受講者の指導者講習会における選手役の依頼を受け、鹿島ハイツに出向きました。「いろいろな指導者に教えてもらうことは、勉強になりますから」と、山田監督も積極的にオファーを受け入れてくれました。ナショトレコーチの仲野さん、田代さん他、東北の松本先生にもナショトレメニューで指導してもらえたそうです。最初に、指導者講習会に参加していた一般の指導者の方が、シュート練習の見本を見せる というシーンがあったそうですが、中学生たちに凝視され、緊張してしまったのか、シュートは残念ながら枠外へ・・・それを見た文京の選手たちは、まさかの、「ドンマイ!」(英語的にはネバーマインドNever mind!)さらに、指導者のおじ様たちのシュートが決まると、「ナイシュー!」(英語的にはナイスショットNice shot!)の掛け声・・・山田監督が、声かけをやめさせようとすると、松本先生が、「おもしろいから、そのままでいいよ。」と、流してくれたそうです。中学生諸君は、とても好印象を与えたようで、「本当に良い子達ですね。こうゆう選手たちを指導したいです。」と、静岡県の公立中学校で男子サッカーの指導をしている方に声をかけられたと、山田監督から報告がありました。
普段から、アプローチのスピードやスライドに関して、山田監督がしつこく伝えているので、なかなか現象が起こりにくく、フリーズポイントをつくれなかったようです。自分自身もB級の指導実践で苦労した経験がある山田先生は、「もっとアプローチゆっくり行け」「スライドするな」と、心の中で叫んでいたそうですが、選手たちは、空気を読むことなく、必死にやってしまったようです。中学生なので、意図的にミスするということまでは、できません。大目に見てください!!
ナショトレに選ばれなくても、ナショトレを受けられる・・・そしてJFAのナショトレコーチに見てもらえる・・・なかなか良い裏ワザだと思いました。
12/16(土)文京区本駒込ダービー:JK 0-1、 JCS 1-2
文京学院の住所 文京区本駒込6-18-3
村田女子の住所 文京区本駒込2-29-1
JKリーグ VS 村田女子
GK 藤澤 DF 東・小嶋・千葉・塩野 MF 宇田川・藤井・飛田・小野寺 FW 森崎・大山
交代 清家→大山 粕谷→清家
前半は、慌てて、ボールしか見ずに、駒込(細々つなぐ)というより、田端(バタバタ)という感じでした。ボールのとりどころがはっきりせず、セカンドも拾えず、スコアは0-0でしたが、内容は0-4くらいの出来でした。後半は、少しずつボールのとりどころを明確にすることができて、チャンスもつくれました。村田のチャンスは 何度も・・・文京のチャンスは2回・・・それでも、スコアは0-0のまま・・・試合終了までラスト10分。小野寺選手をFWに配置して、リスクチャレンジ!!しかし、リスク管理が十分でなく、カウンターで失点。0-1の敗退となりました。試験明けから9日間、練習してきたことは、あまり生かされませんでした。やはり、ハイプレッシャーの中で意図のあるプレーすることは難しいのかもしれません。「試合を想定してトレーニングする」ということが、どのようなことか、選手たちも前半と後半の違いを感じてくれれば、今後に期待できると思いました。
JCSリーグ VS 村田女子
GK 中島 DF 西辻・清宮・石井・粕谷 MF 門司・大澤・平井・斉藤 FW 清家・佐藤
交代 井出→清宮 杉浦→石井 西ヶ谷→粕谷 鈴木→斉藤 大輪→門司 小宮→大澤
清家選手の先制点で、良いスタートを切ったと思いきや、痛恨の失点。前半1-1で折り返しました。後半に、高2の全員をピッチに送り出しました。すると、さらに失点・・・最終的に1-2で敗戦しました。勝利することを大事にするか、試合経験を積ませることを大事にするか、多くの選手に経験させながら、勝利できるほど、有能な監督ではない・・・そして、二兎追う監督は、一兎も得ずに終わりました。選手たちはどう感じたのでしょうか。「試合に出られたから満足です」というのが本音なのか、「試合に出してもらえたのに勝たせることができず練習不足を痛感した」と、練習に対してのモチベーションを高めることができたのか、それは今後に期待したいと思いました。
12/14(木)更新のプレッシャー
ホームページをGoogleサイトにしてから半年が過ぎようとしています。先日、東京のOBI先生から、「ガラ携で見られなくなった・・・」という苦情を、愛知のU先生からは、「ページが増えるごとにお気に入りに入れなくてはならいので・・・」という、これまた苦情のような、アピールをいただきました。今日は、職場の同僚で、昨年度から併設大学に一時的に籍を置いているM崎先生からも、更新のプレッシャーが・・・最近は、SNSを利用する団体が多くなり、このようにWEBサイト上にLOG(記録)をためていく、WEB LOG、略してBLOG形式にこだわるのは、時代遅れなのかと思いつつ、そもそもの目的は、同じような価値観を持つ人同士の双方向型情報発信で、関係性を深めていくというSNS的なものではなく、資産となる価値のある情報を残し、部員、保護者、卒業生、受験生、サッカー選手、同僚、他校の先生方、サッカー関係者、出入り業者の方々、友人、親族・・・に、「役立つ」または「ほっこりさせる」または「刺激を与える」ような一方通行の発信をしていくというものだったので、さぼらずに、更新します!
13日、JFAにて、第2回のワーキングがありました。なでしこリーグ、チャレンジリーグ、地域リーグ、都道府県リーグ、年代別(U18/U15)リーグの方向性についてと、U18年代のクラブと高体連の共存についてと、U15年代の大会に関してが、主な議題でした。なでしこリーグの代表者の代理として、今回のワーキングに出席したのは、日大櫻丘高校出身の岩倉さんでした。現在、日本大学女子サッカー部で監督を務める松林さんとともに、三津田先生が育てた、なでしこリーガーです。レッズの選手時代に、レッズランドで目撃したことはありましたが、こうして会議に出るようなお立場になられたようです。ワーキングの後、12月29日に神戸にて行われる、9地域高体連女子技術委員長会議の進め方を、ナショナルトレセンコーチ、競技運営部と、確認しました。
一度学校に戻り、バレー部の吉田監督、天野コーチ、元(今もちょろっと)トレーナーの西山一貴先生(現在は日体荏原高校男子バレー部監督)とともに、バレー部とサッカー部がお世話になっている中越トレーナーが創設した、LOOPZ(アスリートラボ)開設一周年記念パーティーに出向きました。現役のプロ野球選手、Jリーガー、日本でトップレベルのベリーダンサー、ビーチフラッグ選手など、華やかなアスリートがオーラを放ち、医師、会社役員、プロコーチなどのエグゼクティブが存在感を出していました。「中越さんに助けてもらった・・・」という人たちが、50人ほど集まり、中越さんに感謝の気持ちを伝えました。「最近、若い子たちが増えて、にぎやかになりましたね・・・特に、火曜日は、にぎやかですね・・・」と、ある方から言われました。騒ぎ過ぎには、十分に注意しましょう!!
14日、新小岩にてトレーニングしていると、文京学院の次の利用団体が、村田女子さんでした。そして、そこに矢代先生も登場しました。明後日のJKリーグ、JCSリーグについて、前哨戦トーク・・・ではなく、まったく関係ない話で、久しぶりに、大笑いして盛り上がりました。今年は本庄第一ニューイヤーカップにも参加するそうです!!大阪も同じ日程での参加になりますので、土曜日の敵は、年末年始の友・・・そしてまた、新人戦で対戦できるように、頑張りたいと思います!
12/11(月)中も高も残り2試合のリーグ戦
高校生も中学生も、リーグ戦が残り2試合。高校生は、残り2試合を2勝で終えれば、5位の可能性もあります。勝ちきれなければ、当然、最下位の可能性もあります。中学生は、残り2試合で2勝すれば、1部残留を決められます。勝ちきれなければ、降格のピンチに陥ります。お互い、試合までの道のりをしっかり歩み、成長できるように頑張りたいと思います。
高校生(東京JKリーグ)
12月16日(土) VS 村田女子高校 17時キックオフ @十文字学園大学
12月23日(土) VS 東久留米総合高校 15時30分キックオフ @十文字学園大学
中学生(東京U15リーグ*1部)
12月23日(土) VS INACレオネッサ 15時30分キックオフ @新荒川大橋
12月24日(日) VS SFIDA世田谷 16時20分キックオフ @東金町運動場
12/10(日)水上と同じくらい寒い浦和
土曜日、毎年恒例の女子サッカーの納会、「筑井企画」が、水上温泉で開催されました。北は山形から、南は鹿児島まで・・・全国から50名の女子サッカー指導者(高校・大学)が集まり、楽しいひと時を過ごしました。18時に水上温泉について、20時に帰っていったOBI先生。義理堅い55歳です。日曜日にチームの遠征があるという先生方が多く、早朝5時には半分以上の方が帰られるます。同部屋の愛知のU先生も、その一人・・・深夜3時まで、浦和レッズの試合をK澤S吾先生と見ていたと思ったら、朝の5時には、もう部屋を出ていました・・・私はレッズランドの練習で16時~19時だったので、朝食を食べて帰ることができました!!しかし・・・学校に着くと、ポケットに旅館の部屋の鍵があることが発覚。すぐに旅館に電話すると、ご丁寧な対応で、事なきを得ました。さすが、筑井企画・・・それにしても、こんな失態をするなんて、かなりポンコツになってきました。
一仕事してから、レッズランドに向かいました。着いた時は、まだ太陽の光のぬくもりがありましたが、17時を過ぎると、冷蔵庫の中にいるような感じでした。吐く息が白く、水上温泉にいるような感覚でした。木・金・日と、試験後の3日間、選手たちのトレーニングに関わりながら、何としてもこの子たちに勝利を・・・という想いがいっそう強くなりました。そして、今後のチームマネジメント計画を作成し、山田コーチに共有しました。JKリーグの残り2試合、高3を勝利で送り出し、そしてその後の大阪遠征、ニューイヤーカップで、新人戦チームを創りあげ、1月14日の東久留米戦に向けて、しっかり準備をしていきたいと思います。
中越トレーナーとも、どの試合に照準を合わせて、身体をつくっていくかを相談しました。サッカーは、バレーボールと違い、年間を通して試合が多い・・・筋肉をつくるタイミング、筋力を最大限に出力できるように調整するタイミング、それぞれ間違えるとパフォーマンスが上がらない・・・専門家の意見を聞きながら、パーソナルマネジメントも後悔しないように実践していきます。
昨日、水上温泉で、ある方と、組織のつくり方について語り合いました。スキルアップと同時にセンスアップが必要だと。センスというのは、心の感性ですので、常に相手とキャッチボールしながら身に着けていくものなのでしょう。身に着けたスキルをどうセンス良く使うか・・・奥が深い話でしたが、生徒にも、教師にも、大事なことだと思いました。そんなことを意識して、今日も練習頑張ります!
12/8(金)東京も冬本番
18時を過ぎると、小雨が降り始め、気温は5℃・・・とても寒いグランドでしたが、2年前の卒業生のOさんが、5000円もかけてラスクを持ってきてくれました。そのラスクを賞品にして、最後は白熱したゲームが繰り広げられました。中学生の練習を見ながら、「この子たち、真面目ですね。私たちのときは、山田先生が来ないときは、超ダラダラやってましたよ。今だから言える話ですけど、見張り役がいて、『来たよ!』って、情報が流れると、急に真面目に練習するんですよね。」と、昔をふりかえっていました。Oさんの情報によると、1月3日の初蹴りには、なつかしい先輩たちがたくさん来るそうです。現時点で○が20人、△が20人、×が4人ということですので、賑やかになりそうです。
12/7(木)後期中間考査②終了
本日試験が終了しました。予定表には、「スタメン組 動的ストレッチ→校庭ランニング(1週30秒ペース)→ラボ室で筋トレ」と、入れていました。しかし、昨日、練習場所をなんとか確保できそうだということがわかり、そして私もスケジュールを調整し、2時間の練習に立ち会えるようになったので、「スタメンの人、または、自分が本気でスタメンに入るために、オフの間もしっかりトレーニングしていた人を対象に、2時間のトレーニングをします。」という連絡を流しました。果たして、何人来るか・・・これで来年の文京の強さがわかる・・・ドキドキしながら、グランドに行くと、20名の選手がいました。遅れて参加した4名を加えると、合計24名が、スタメンを狙っているということになります。最後の集合のとき、アツい想いを、選手たちに伝えました。
今年の中学入部予定者は15名程度を予想しています。一方、高校は、単願希望者がゼロという、非常事態に陥っています。一貫生の進級者が数名しかいかなった時代は、単願希望者は多い年で15名、少ない年でも8名程度はおりました。しかし、一貫生が主流になればなるほど、高校からの入部者は減り・・・それでも3年前は1名だったのが、選手権予選でベスト4になった一昨年は5名、昨年は3名の単願希望がいました。つまり、結果を出せば、希望者は増える・・・来年は、一貫生6名のうち、お父様の海外出張などの事情で、2名が進級しません。ということは、来年の高1は、併願希望者が全員他校に合格となった場合、たった4名・・・という、坂本・時田・原武・岡田 時代の再来になる可能性もあります。9人で新人戦を戦い、ベスト4になり、文京ナインと言われた時代・・・あの頃は、9人でも修徳に勝利するという偉業を成し遂げましたが、今の時代では、Impossible!! なんとしても来年結果を出し、そして、「入りたい!」と、思ってもらえる魅力あるチームになるように、頑張らないと・・・
12/6(水)ミカサとモルテン
今日は、ボールメーカーのミカサさんの営業マン、後藤さんが、転勤(福岡)のご挨拶と引継ぎのため、来校されました。先日、モルテンの小林さんも、広島に転勤となったので、長年お世話になったお二人が、同時に転勤という、必然のような偶然が起こりました。ボールメーカーの営業マンさんは、本当に大変だと思います。後藤さんも、小林さんも、替え歌でいじらせていただいたり、たくさんの思い出を共有させていただきました。とても寂しいですが、これからも日本のサッカー界の発展のために、ご尽力いただけると信じております。
さて、春高バレーの抽選結果が伝えられました。1回戦の相手は、優勝候補の金蘭会(大阪)。なんで、開催枠なのに・・・日本代表が6人いる・・・つまり、コートに立つ全員が日本代表・・・みたいなチームだそうです。通常は、ベスト4まで行かないと、対戦できない相手だそうで、「最初から日本一のチームを肌で感じることができる!」と、ポジティブに考えて、頑張って欲しいと思います。
バレーボールの場合、シード権は、前年度の大会とインターハイの大会でのポイント制で、チームシードを与えるそうです。金蘭会は、昨年の春高はベスト4でしたが、インターハイでは、決勝トーナメントの2回戦で敗退しているので、シードがつかなかったのでしょうか・・・素人の推測ですが・・・
サッカーは、地域シードにしているので、昨年、十文字が優勝したシード権を、関東で優勝した修徳が得るという現象が起きています。高校選手権が、都道府県1代表になるまでは、チームシードになることは無いと思いますが、いつの日か、都県予選から全国へ・・・という時代が来れば、シードの考え方も変わってくるかもしれません。まだまだ先の話か、それとも、近いうちに実現される話か、それは、I can't say!
さて、先日、常盤木の阿部先生が、こんなことをおっしゃっておりました。
「○○先生に電話したら、息子が出たんだよね。だから、お父さんいる?って、聞いたんだよ。そしたら息子はね、「いらない!」って、応えたんだよ!」と。
Is your father at home? と 聞いたのを Do you need your father? と、間違えて、I don't need him. と 応えた というのを ネイティブの先生に話したら、大笑いしてくれました。阿部先生は、サッカーもギャグも、世界基準だと思いました!!
12/5(火)もろもろの連絡
◆卒業生の中川さらさ先輩(現・大東文化大4年)から電話があり、「横浜FCシーガルスの入団発表が今日ありましたので、リリースOKです!」と、あいかわらずハイトーンボイスで報告がありました。横浜FCは、有賀先生の修徳高校時代の親友で、サッカーの指導者としても、人間としてもリスペクトしているという神野卓哉さんが6月から監督に就任し、今後の躍進が期待できるチームです。おめでとうございます!!
5年ほど前、神野さんは、株式会社オンズの代表取締役社長という立場で、本校に来校し、チームサポートソフトを紹介してくださいました。(新しモノ好きの私は、すぐに契約しました。)そんな縁があった神野監督のもとで、ぜひ頑張って欲しいと思います。
※神野卓哉氏
選手履歴 修徳高校(有賀先生と同期)→日産マリノス(現・横浜FCマリノス) ※オフト監督時代に 日本代表に選出される 2003年現役引退
指導者履歴 横浜マリノス強化部長(5年間)→ガイナーレ鳥取→アビスパ福岡→パルセイロ長野 それぞれ強化担当スタッフとして尽力 2012年 S級ライセンス取得
2017年6月 ニッパツ横浜FCシーガルス監督就任
※中川さらさ選手
フィオーレ武蔵野→文京学院高校→大東文化大→来期より ニッパツ横浜FCシーガルス
□執筆家のお父様が佐藤統括校長のソニー時代のお知り合いだったということが入学後に発覚
□2012年7月1日の皇后杯東京予選、修徳戦で、宮田選手のロングパスを受けて見事なゴールを決めた・・・あの試合以降、修徳さんには、勝っていない・・・
◆日本サッカー協会から、「高校選手権の決勝戦のスタジアムに、過去の優勝チームの写真パネルを展示したい」、と、連絡がありました。その中で、第1回から第9回までの優勝チームの写真が無いということに気付いたそうです。めぬまカップを創設した筑井会長が、「全国大会の決勝で、神戸のスタジアムに行ったとき、あまりにも観客が少なく、メディアも全く取り上げていないことに愕然とした。そのとき、女子サッカーを少しでもメジャーにしたいと思い、この大会を始めようと思った。」と、昔お話になられていたのを思い出しました。関東大会の記録も、最初の頃の記録が残っていないという状況・・・どこかでしっかりレガシーを残していく必要があるのかもしれません。今週末の「女子サッカーの今後を考える会」で、レジェンドの先生方へお話させていただきます!!
◆大学連盟から、インカレのポスターとチラシを、出身校のOG経由で各学校に配布したいという連絡がありました。大学サッカーが盛り上がることは、高校サッカー界には非常に重要なことです!!皆様、ご協力をよろしくお願いいたします!
12/3(日)3ページ目
試験問題、鋭意作成中にて、特にネタはありません。そろそろページがいっぱいになってきたので、3ページ目に移行します。明日から後期中間試験②が始まります。赤点をとると、大阪遠征に参加できませんので、必死で勉強していると信じています!!