熊本地震の被害報道に取り上げられない身近な被害に目を向けてみたら,近所にも数多くの被害が存在する.赤紙(危険)を張られた住家,ビルはどうすればよいのだろうかと心配である.一見大丈夫に見える家も壁にひび割れが見受けられる.現在の耐震基準は複数回の激震は想定していないという.すでに二回の激震に見舞われ,その後も毎日30回(平均)を超える余震が続いている.金属も繰り返し折り曲げていると破断してしまう,建物もかなり疲労してするはずである.答えのないわからないことだらけの落ち着かない毎日である.
地震前の大江神社(新屋敷3丁目,自宅から直線距離150m),Googleストリートビュー画像
被災後の大江神社
倒れた玉垣(奉納者刻印)
倒れた燈籠 入口左側
本殿と国旗(4月29日)手水舎横の灯篭も倒壊
右奥の倒れた燈籠群
追記 大江神社の鳥居
危険」判定の赤紙を張られた建物(新屋敷1丁目明午橋通り周辺,自宅から直線距離500m)
ひびの入ったウインドウ(新屋敷1丁目)
熊大薬学部勤務中に世話になった電気屋(新屋敷1丁目 明午橋通り,自宅から直線距離500m)
調査の結果貼付される三種類のラベル
善行寺のGoogle航空写真(追記)
少し離れた所では
1階が潰れ傾いた歯科医院(安政町4)
細工町 被災商店(震災後初めての会食で訪れた料亭和久田周辺)
小沢町 料亭和久田裏 西福寺墓地
沼山津 浄福寺(住職は元熊大教授,研究者仲間),横手 妙立寺(住職は中学,高校の同級生,副住職夫妻は熊大薬学部薬品製造工学研究室出身)の寺に電話したら,甚大な被害とのことであった.
倒壊寸前危機一髪の飯田丸(RKKライブカメラ映像)