東海心理学会第71回大会
2022年7月9日(土)
ご挨拶
東海心理学会の会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のことと拝察申し上げます。
このたび第71回大会を人間環境大学心理学部で開催させていただくことになりました。ご存じのように、人間環境大学は岡崎市本宿にある地方大学です。決して便が良い立地条件とは申せませんが、幸い名鉄本宿駅から徒歩10数分程度で、キャンパスに着くことができます。今回、このような場所にある大学で大会を引き受けさせていただいたのは、令和4年度より人間環境大学に、心理学科と犯罪心理学科を持つ心理学部が開設される運びになり、これを契機に、会員の皆様にお見知りおきをいただき、何かとご支援、ご鞭撻をいただければという願いもございました。ただ、これは一大学の勝手な事情であり、本来は本学会の発展を願うべく、研究者が集い、自由で創造的な意見交換の場を提供するということに協力させていただきたいということです。この趣旨に沿った大会になるように努めてまいります。
大会の一つの目玉である特別講演には、本学の環境科学部データサイエンス学科教授で、機械による顔認識システムなどをご専門にしている平山高嗣教授にお願いしました。講演のタイトルは「人の状態認識のための情報学的インタラクション研究-AIは人のこころを読めるようになるか?-」です。心理学者にも一般の方にもわかりやすくお話しいただけるようにご依頼しております。
大会の開催形式に関しましては、新型コロナ感染の規模によってはオンラインでの大会になるかもしれませんが、現在は一応対面での大会開催が可能との予想のもとに準備をしております(もちろん、オンラインでの対応も考えております)。いずれの開催方法であっても、有意義な大会にすべく準備委員全員、努力させていただいております。会員の皆様におかれましても、多数のご参加をお待ち申し上げております。
2022年3月
東海心理学会第71回大会準備委員長 厳島行雄