国際社会プロジェクト演習 多文化共生コース
2025.10.25|
2025年10月25日、国際社会学科の2年生が豊島東児童館の「太陽の子まつり」にボランティアとして参加しました。以下は参加した学生からの報告です。
太陽の子まつりは午前10時から午後3時まで、午前は乳幼児親子、午後は小中学生を対象にして開催され、私たちは午後の部に参加しました。
雨の日の開催ということもあり、地震体験車や野外でのアトラクションは中止になってしまいましたが、多くの子どもたちが児童館の職員のみなさんがつくったたくさんのアトラクションや抽選会を楽しんでいました。アトラクションや壁の飾りなどすべてが手作りであることに驚きました。
太陽の子まつりでは、アトラクションを7つ以上体験してサインをもらうと、お菓子7個と交換できます。
ムスリムの子どもは豚肉の成分の入っていないお菓子を選ぶのに少し苦戦しているようでしたが、児童館もこうした多様な文化圏の子どもも参加することがわかっているのでお菓子ひとつひとつの成分表を掲示するなど配慮をしていました。
お菓子を受け取った後、子どもたちは飲食ブースでみんなで食べながら談笑する様子が見られました。豊島東児童館に参加する子どもたちのなかには外国に背景を持つ子どもたちも多くいましたが、そうしたことは関係なく、みんなが仲良くしている様子が印象的でした。
太陽の子まつりには、大学生だけではなく、近隣の学童の職員、高齢者や外国籍の団地の住民、さらに中学生・小学生もボランティアとして参加していました。小学生ボランティアは腕に赤い腕章をつけており、それぞれの仕事の後は参加した子どもたちと一緒にイベントを楽しんでいました。多くの人たちが協力するだけでなく、子どもたちも一緒につくっているイベントであることがわかりました。また、小学校の校長先生なども参加されるなど、地域に支えられ根付いたイベントであるということを実感しました。
私はこれまで、ボランティアに参加したり、外国籍の方々や子どもと関わったりする機会が少なかったので、今回のボランティアで実際に外国籍住民が多く住む地域の視点から多文化共生を学ぶことができて、とても貴重な体験でした。子どもたちによる文化の垣根を超えた交流、そして地域の人びとがそのような場をあたたかく支えたり、つくっている様子を見て、このような輪の広がりが多文化共生社会をつくることにつながるのではないかと考えました。私たち学生もより柔軟な対応を身につけ、子どもたちにとっても自分たちにとってもより良い環境をともに作っていけるように頑張ります。
(文責:八木紫乃)