国際社会プロジェクト演習 多文化共生コース

2022.02.24THU

国際社会体験演習(関西・都内コース)を実施中です

国際社会プロジェクト演習に関わる授業のひとつとして、1年次必修の国際社会体験演習があります。

その中の「関西・都内コース」は、地域社会における多文化共生のあり方について、とくに「宗教」に注目して学ぶプログラムです。

同コース前半は、下記のようなプログラムを実施しました。

 

 

2月21日(月):神戸市長田区のカトリックたかとり教会を拠点としている「特定非営利活動法人たかとりコミュニティセンター」のこれまでの地域社会における多文化共生の取り組みについて、地域で暮らす在日ベトナム人や阪神淡路大震災の経験との関わりを中心にオンライン学習しました。

 

 

2月22日(火):キリスト教プロテスタントの日本基督教団代々木上原教会(東京都渋谷区)を訪問し、キリスト教や地域における教会の活動、主任牧師が尽力されてきた性的マイノリティをめぐる取り組みなどについて学習しました。

その後、近隣にあるイスラームのモスクの東京ジャーミイを訪問し、職員の方に解説していただきながら、イスラームの信仰や実践、モスクにおける活動などについて学びました。

2月23日(水):モスクの大阪イスラミックセンター(大阪市西淀川区)とオンラインで繋いで、イマーム(イスラームの宗教指導者)をはじめとする同センターの関係者の方々に、同モスクの施設やさまざまな取り組みについてご紹介いただきました。日本で生まれ育ったムスリムの大学生の方には、ご自身のこれまでの経験についてお話をうかがいました。