国際社会学科
2025.12.08|MON
2025年10月31日から11月11日にかけて、インドネシアでの海外実習を行いました。
本学科では、2年次選択必修科目「国際社会プロジェクト演習Ⅰ B1(国際理解分野)」の一環として、学生が現地に滞在しながら調査や交流を行い、国際社会を「現場から学ぶ」実習を実施しています。
11日間の実習期間中、学生はインドネシアの農村を訪れ、フィールドワークやグループでの話し合いに取り組みました。現地を実際に歩き、人びとの話に耳を傾け、見聞きしたことを記録しながら考えることで、教室で学んだ知識が現実の社会や人びとの暮らしと結びついていることを、実感をもって理解することができました。
村での滞在中には、エビの養殖池に入ってエビを収穫し、そのエビを使って学生自らが天ぷらを作り、村の人びとに振る舞いました。また、学生が行った村での調査について村の人々に報告する機会も設けられ、双方向の交流が生まれました。お別れ会では、学生がソーラン節を披露し、会場は大いに盛り上がりました。
実習の後半には、インドネシアのハサヌディン大学を訪問し、これまで日本国内で学生自身が進めてきた調査内容を発表しました。英語での発表は緊張を伴うものでしたが、現地の学生や教員との活発な意見交換を通じて、異なる文化や価値観を尊重しながら学び合うことの大切さを実感する貴重な機会となりました。
本学科では、「自ら問いを立て、考え、伝える力」や、「異なる社会や文化を前向きに理解しようとする姿勢」を育む実践的で魅力ある学びを通じて、国際社会を主体的に考える力を養っていきます。
「国際社会プロジェクト演習(国際理解分野)」について、詳しくはこちらのページをご覧ください。