2024.01.30TUE

卒業論文発表会が開催されました

2024年1月30日、社会心理学科の卒業論文発表会が開催されました。

スカイホール(白山キャンパス2号館16階)にて、本年度に卒業論文を提出した4年生のうち21名 による「卒業論文発表会」が行われました。学部生・大学院生・教員をあわせて約70名の参加があり、活気のあふれるイベントとなりました。

発表者は自らの卒業論文研究について、ポスター発表を行いました。大きなポスターサイズにまとめた研究成果を示しながら、その内容をていねいに口頭で説明しました。それを聞きに来た人々も熱心に耳を傾け、発表者に質問やコメントをする等、各所で活発なやりとりが行われていました。立食パーティ形式の軽食・ドリンクも大人気で、和やかで楽しい雰囲気づくりに一役かっていました。

今回、発表を行った4年生にとって、大学生活の集大成となる卒業論文をお披露目できたことは、素晴らしい記念と想い出づくりになったことでしょう。また、3年生以下の参加者にとっては、今後の勉学や卒業論文に向けて見通しを立て、モチベーションを高めるきっかけとなったことと思います。

改めまして、素晴らしい卒業論文を完成させた4年生のみなさん、おめでとうございます!

本年度に提出された卒業論文の一部について、学生氏名と論文タイトルを紹介します。(敬称略)

高坂元 「性格特性が集団極性化現象に与える影響について ―外向性と被影響性―」

高橋昴匠 「在日コリアンに対する現代的レイシズムを表出したX(旧Twitter)上の投稿に対する感情反応」

小池晴子 「ファンの民度とファン心理,ファンを取り巻く環境との関連」<最優秀発表賞>

岡野賢杜 「ギャンブルの勝敗と制御幻想がギャンブルの継続意思に与える影響」

三木優音 「聖地巡礼経験の相違がもたらす旅行行動の相違 -物語への移入と旅行動機-」<優秀発表賞>

王相華 「親のパーソナリティ特性が子どもの過剰適応に与える影響―親子パーソナリティ特性と過剰適応の関連についての比較―」<優秀発表賞>

松本優奈 「友人に対する大学生の援助要請推奨意図とその関連要因について」<最優秀発表賞>

和田奈々穂 「進路選択時に受けた親からのコミュニケーションと青年の孤独感との関連 ——UCLA孤独感尺度第3版を用いて——」<最優秀発表賞>

小笠原涼香 「認知的方略の違いが認知的評価およびストレス対処方略の採用に及ぼす影響について」<優秀発表賞>

一ノ瀬更紗 「Dark Triadパーソナリティ特性と矯正教育の現状 ––「ダークな」非行少年への矯正教育実現に向けた一考察–」<優秀発表賞>

佐藤彩加 「対人的疎外感と学校への印象が不登校傾向に与える影響について」<優秀発表賞>

川原一真 「大学生の賞賛行動と自尊感情およびBig Fiveとの関連性 ——積極的賞賛が人物の特性に与える影響——」

鄭瀟 「大学生の住環境が幸福感とストレスに与える影響」

古沢花奈 「対面およびSNS上での感情抑制と特性不安の関連」

大賀佳帆子 「大学生における心理的過敏さと 心理的居場所感およびレジリエンスの関係」

歓喜亮輔 「音楽と視覚的刺激の相互作用―単色画像の印象への影響―」<優秀発表賞>

佐藤鈴之助 「大学受験の捉え方と大学生活適応の関連 ―学年の変化に伴う大学受験の捉え方が大学生活適応へ及ぼす影響の変化の考察―」<優秀発表賞>

髙野薫莉 「大学生が持つ子ども観および育児観に関する意識調査」

若生凌希 「大学生における運認知と楽観性・悲観性の関係」

渡辺涼 「同性愛者に対する寛容度が性役割態度の柔軟性に与える影響」

塩原悠香 「快楽的消費とファンの購買行動 -ファンのグッズ購買から見たその特徴-」<優秀発表賞>

以上