2018.11.16|FRI
「新聞活用プロジェクト」で、読売新聞東京本社校閲部の川井彩記者が「校閲の仕事」について講義を行いました
メディアコミュニケーション学科1年生の基礎演習(薬師寺ゼミ)で、読売新聞の校閲部記者、川井彩さんが校閲の仕事について講義をしてくれました。新聞社内では「校閲記者は新聞製作過程の最後の記者であるとともに最初の読者」と言われています。校閲記者の仕事は、単に間違いを探すだけではなく、事実関係などに誤りはないか、読者にとって分かりにくい表現はないかなどをチェックする最後の関門です。
川井さんはパソコンで原稿を書いたときにおこりやすい転換ミスなどを具体的に紹介してくださいました。そしてこれまで実際にあった間違い見つけ出す「校閲クイズ」を配布し、学生が挑戦しました。問題の一部を下部に掲載しています。皆さんも挑戦してください。正解もわかるようにしてあります。
「時代とともに本来の意味とは違う使い方が広がっている言葉がいくつもあります。そう言う時の対応が難しい問題です」と語る川井さん。
授業中に紹介された間違いの事例です。うっかり見逃してしまいそうです。
授業で出された「校閲クイズ」の一部です。解いてみてください。回答は下部の【回答はコチラ!】をクリックすると出てきます。
校閲クイズ~変換ミス編~
1.A4版の紙を1枚用意してください
2.議論が加熱している
3.火事による消失面積を調べる
4.大量の発砲スチロールが捨てられている
5.社長の決済をあおぐ
6.忙しくて人出が足りない
7.世界の機軸通貨はドルです
8.全日本選手権3連破を達成した
9.歴代チャンピオンが一同に会する
10.明治の操業以来、和菓子ひとすじ
11.台風被害の現状回復
12.みんなから会費を徴集する係になった
13.採用は能力や適正をみて判断します
14.経済の発展を疎外する要因は何か
15.理想のタイプは抱擁力のある人かな
16.あのプロ野球選手は推定年棒1億円だって!
いかがでしたか…?