メディアコミュニケーション学科

2018.10.01|MON

「新聞活用プロジェクト」で、読売新聞でも職場体験が行われました

 「新聞活用プロジェクト」のイベントの一つである「職場体験」は、9月13日、第2弾として東京都千代田区大手町の読売新聞東京本社でも行われました。今回も、1年生約20人が参加した。担当の記者の方々らから新聞作りの過程などについてお話を伺ったほか、報道写真の撮影を実際に体験するなどしました。最後には東京ドームの視察もおこない、新聞社が多様なビジネスを行っていることを体感しました。 

新聞社の心臓部分である編集局について、ガイド役の女性から詳しく説明を聞く。政治部、経済部、社会部など多くのセクションの記者たちが連日、深夜まで取材や原稿執筆などをしている活気のある職場です。 

9月6日未明に起きた北海道東部を中心とする地震について、読売新聞は発生から1週間目に新聞2ページを使って特集を組んだ。担当した編成部の石橋大祐記者が、紙面作りの過程や苦労した部分などを詳しく話してくださった。 

横山聡記者の指導の下で行われた大手企業の社長の謝罪会見を想定した「写真実習」。社長役を演じた重田育哉記者を学生が撮影した。表情をとらえるためには低い位置から撮影することがポイントだというので床に這うようにして撮影した学生もいた。 

読売新聞社内の食堂で昼食。各テーブルに女性記者の皆さんがひとりずつ同席してくださり、学生の質問などに答えるなど、和やかな雰囲気で食事が進みました。右側中央は記者の森谷直子さん。就職後の育児や子育てなどにも話が及んだ。 

場所を移して水道橋の東京ドームへ。スポーツ事業部の小林拓実さんが仕事の内容などを詳しく説明してくださった後、東京ドームの視察に。学生たちは特別にグラウンドに入ることを許された。ちょうど読売巨人軍の選手たちが試合前のバッティング練習などをしていた。高橋由伸監督はじめ有名な選手の姿を間近に見ることができた。 

「職場体験」最後は、始まって半年たった「新聞活用プロジェクト」について、その感想や成果を話し合った。竹内和佳子記者の質問に学生から「新聞を毎日、読むようになったことで、話題が増えた」「学生食堂で友達らと憲法改正問題について議論した」などという。