メディアコミュニケーション学科

2018.05.28MON

講談社の石井克尚さんが、刻々と変化する海外の出版ビジネスとソーシャルメディアとの連動について語る-「メディア・キャリア論」講義(4月27日)

講談社『週刊現代』副編集長の石井克尚さんは、「紙のメディア(プリントメディア)はなくなる?」「ホームページは古い?」「今やソーシャルメディアの時代?」「プラットフォームで配信されるコンテンツって?」、最先端をゆくアメリカの事例を紹介しつつ、日本の出版ビジネスの現状と将来の展望について熱く語ってくれました。学生も熱心に激動の出版業界について話を聞き、現在の雑誌業界に関する質問をしました。 

インターネット・プラットホームの浸透によるメディアと収入源の構造の変化について紹介した後、アメリカのようなブランド力を高めていき、課金していくシステムのメディアは、まだ日本に登場していないことを説明してくれました。 

「メディアは、プラットフォームのフォーマット(タイトルと短い記事、図、動画、写真)に対応させていく必要がある。」従来のビジネスモデルから、読者にとって何が一番メリットがあるのかを考える、出版業界が変化している様子を紹介してくれました。 

学生からの「女性ファッション雑誌の付録」に関する質問に、熱心に回答してくださいました。