メディアコミュニケーション学科

2022.09.27TUE

「最先端メディア体感プロジェクト ファッション誌制作コース」第14回講義 7月22日(金)―表紙・裏表紙の撮影―

今回は先週に続いて2回目のスタジオ撮影です。このプロジェクトに参加している全員の生徒がモデルとなり、2チームに分かれて表紙と裏表紙の撮影を行いました。大人数での撮影ということで、全体のバランスを整えるために、フォトグラファーの米田渉さんたちの指示に合わせて、私たちが動いて配置を調整していきます。腰や肩に手を添えたり、身体の高さや向きをミリ単位で模索したりするなど、ほんの小さな調整でも写真は劇的に変化することを、身をもって体感しました。 

写真1 黒チームの撮影の様子 

写真2 白チームの撮影の様子 

みんなが来ているTシャツは、何とこの撮影のためだけに作っていただいたものです。胸元には「the LIKE」と私たちが制作している雑誌のタイトルロゴが入っています。みんなでお揃いの衣装を着たことで、「このメンバー全員で一つの雑誌を作っているんだ」と改めて強く感じました。

写真3 今回のために作っていただいたTシャツ 

そして、本日は講師の伊田博光さんから直接言葉を頂ける最後の時間でした。「衣食住の中で『衣』は人間だけが行うものです。今回の雑誌が完成した時に、どんなものを伝えたかったのか、どんなものを作りたかったのかを、もう一度感じて欲しい」とすべての講義を総括して、私たちにファッションのおもしろさを説いてくださいました。

 

ファッションはインテリジェンス――このコースが始まってから私たちが何度も伊田さんから頂いてきました。私たちも、この言葉を意識しながら、ファッション雑誌「the LIKE」を作ってきました。どのような形で公表されるのかは未定ですが、もしもみなさんに「the LIKE」を読んでいただけるなら、1ページでも、1カットでも、一文でも何かを考えるきっかけを与えられたなら、このプロジェクトは成功したと言えるのではないかと思います。

 

完成をどうぞお楽しみに!

 

(文責 牟田媛美、設永綾乃)