今日から私たちが制作しているファッション誌「The Like」に掲載するための写真撮影が始まりました。各グループが事前に提出した企画書やインタビュー記事を元に撮影に臨みました。講師の伊田博光さんと以前に講義していただいた写真家の米田渉さんにご協力いただき、スタジオを３つに区切って、各グループのコンセプトに合わせた写真を撮っていただきました。

まず、全員が撮影時間よりも前にスタジオ入りして、実際のスタジオを見ながら、入念に打ち合わせをしつつ、米田さんに呼ばれたグループ順にテスト撮影をしていきます。米田さんから頂いた指示を基に、各グループのディレクション担当がモデルに細かく指示を出していって、事前に用意した「理想」により近づくよう調整をしていきます。

ここで、卓球のラケットや脚立などの小道具を使用する班は，モデルと小道具やセットの一体感や躍動感などを表現するためにはどうしたらよいのかを考えていきます。伊田さんや米田さんも撮影中に私たちのコンセプトを何度も確認しながら、モデルだけでなくディレクターやライターにもアドバイスをくださいました。 

いよいよ撮影本番を迎えました。予定された撮影順に沿って、伊田さん米田さんの的確な指示や、本学4年生でこのコースのアシスタントの井上瑠依さんの対応があったため、本番の撮影はとてもスムーズに進みました。また、各グループは撮影前にポロライドを使用し、希望するモデルの表情や画角でイメージ撮影を行っていました。その中から写真を3枚に絞って撮影前に米田さんに渡したことで、イメージを共有することができ、より詳細なアドバイスを頂くこともできました。 

全グループの撮影終了後は、伊田さんとこのコースを担当する薗部靖史先生から次回の撮影についての連絡を頂きました。その後、1グループずつ撮影した写真を米田さん伊藤さんと確認しながら、雑誌に掲載したい写真を1枚ピックアップしました。確認が終了したグループから順に解散となりました。本来の終了予定時刻は18時でしたが、全員が協力的に動けたこともあってか、予定より早く終わりました。

次回は、この撮影のためにオリジナルで作っていただいた白のTシャツと黒のTシャツを着た2つのチームに別れて、「The Like」の表紙を飾る集合写真を撮影します！私たちのプロジェクトもいよいよクライマックスに近づいて来ました。いい作品を完成させられるよう最後までチームでも全体でも協力していきたいと思います。

（文責　江藤 楓　内藤 円）