メディアコミュニケーション学科

2022.07.28THU

「最先端メディア体感プロジェクト テレビ番組制作コース」第13回講義―編集作業の発表とフィードバック―」

 第13回TBSコースでは、各班が3分間に編集した映像作品の発表と、作品へのフィードバックを行いました。各班それぞれの色が見える作品に仕上がりつつあり、粗編集の時よりも完成度が上がっていると感じました。 

 テロップ(字幕)の入れ方、BGMの選曲、つなぎはトランジションを入れるのか、視聴者を飽きさせない構成か、画角は適切か、など様々な要素を考えることが動画制作には必要です。この講義で実際に、企画、構成、撮影、編集を経験し、その難しさ、大変さと、どれも重要で作品の完成度を高めるために欠かせない工程なのだと実感しました。どの班も今までの講義を踏まえてあらゆる箇所のブラッシュアップをしてきており、今回の発表で作品が完成に近づいていると感じました。 

 学生からのフィードバックは、「この構成にしている意図は何か」「視聴者が見やすいようにできているのか」など、今までもより的確な指摘や感想が多く、確実に講義内容が身についていると実感しました。一方で、自分達が成長しているからこそ、自分の班にまだ足りない要素が見えてきてうまく表現できないもどかしさもあります。他の班の作品を見て受けた刺激が次週、どのように作品に落とし込まれているか期待が高まります。自分達が表現したいことをどのように伝えるかを軸に考えて、TBSの方にアドバイスしていただいたところを改善し、より良い作品になるよう、さらなる仕上げをおこなっていきます。 

次回、TBSコースとしての最終回では完成した映像作品の発表を行います。

 

(筆者はメディアコミュニケーション学科2年の依田舞さんです)