メディアコミュニケーション学科

2022.06.10FRI

「最先端メディア体感プロジェクト テレビ番組制作コース」第7回講義―ドキュメンタリー入門と番組企画のプレゼンテーション―

「最先端メディア体感プロジェクト」は、第7回講義、6月3日(金)からそれぞれのコースに分かれて活動が始まりました。

テレビ番組制作コース(TBS)はオリエンテーションから始まり、まずTBSの藤井和史さんに「ドキュメンタリー入門」についてお話して頂きました。ドキュメンタリーとは「実在する人、モノを撮影し、観る人から感情を引き出すもの」で、つくる人の主観が必ず含まれるので、制作にあたって何より「誠実さ」が大切だと教えて頂きました。ドキュメンタリー制作では「なぜそれを撮りたいのか」を自分に問いかけること、「なぜ」の質が作品の質を決めるということを知りました。そのためには、長々と書かれた企画書よりも何を伝えたいかが一言で伝わる企画が大切だということを教えて頂きました。わたしは自分の言いたいことをまとめることが苦手でしたが、今回の講義を通してうまく文章をまとめられるようにしていきたいと思いました。

 次に、「あなたの知らない東洋大学」というテーマの3分間のドキュメンタリー番組について、学生がそれぞれ考えた企画書プレゼンを行いました。全員のプレゼンの後、20個ある企画に対して学生が3つ選んで投票しました。その結果、実際に制作を行う5つ、「これを見ればまるわかり!白山キャンパスツアー」、「縁の下の力持ち」、「成長できる場所がここにある」、「東洋大学の夜」、「キャンパス新発見」が決まりました。 

 企画が選ばれた学生に話を聞くと、「選ばれると思っていなかったのでここから企画を練り直して、グループのメンバーに伝えられるようにしたい。」「プロデューサーとして良いものを作れるように頑張りたい。」という感想がありました。 

今回のプレゼンを受けてTBSの方からアドバイスを頂くことができたので、将来に活かしていきたいと思いました。次回以降リサーチやロケハン等を行い、本格的な制作に取りかかっていきますが、授業時間外に各グループで行う作業が多いので、楽しみながら頑張っていこうと思います。

(筆者はメディアコミュニケーション学科2年の原田彩希さんです)